プラレール界の頂点サマ・ぺたぞうさんが巨大東京駅の再現に挑戦
2026年9月16日(水)放送の三重テレビ「〜あなたの知らないNO.1〜選ばれし頂点サマSP」では、1万個を超えるプラレールのパーツを使い、制限時間12時間で東京駅を再現する巨大企画が登場します。挑戦するのは、「一畳プラレール」の提唱者として知られるぺたぞうさんです。
単に大量のレールを並べる企画ではありません。東京駅周辺に複雑に重なる地上・地下の路線を、高低差まで考えながらプラレールに置き換えるという難題です。
この記事でわかること
- ぺたぞうさんがどんな人物なのか
- 「一畳プラレール」と公式レール博士の関係
- 1万パーツで東京駅を再現した方法
- 大学生の趣味からプラレールを仕事にするまでの歩み
ぺたぞうさんはタカラトミー公認の「レール博士」
ぺたぞうさんは、限られたスペースに複雑な線路を組み上げる「一畳プラレール」の提唱者です。
タカラトミーは2024年のプラレール65周年プロジェクトで、ぺたぞうさんを公式アンバサダーに起用。肩書も「一畳プラレール提唱者、プラレール鉄道『レール博士』」と公式に紹介しています。
公式動画:タカラトミー「ぺたぞう氏によるプラレールレイアウト制作実演」
タカラトミーの65周年特設サイトでも、ぺたぞうさんが巨大レイアウトを実際に組み立てる様子が公開されています。設計された完成品を見るだけでは分かりにくい、レール同士をつなぎながら立体構造を作っていく過程を見ることができます。
さらにJR九州も、2024年のプラレール65周年キャンペーンでぺたぞうさんを「65周年アンバサダー」として招き、博多駅で組み立て見学会を開催しています。
東京駅を1万パーツ・制限時間12時間で再現
今回の「選ばれし頂点サマ」で最大の見どころとなるのが、プラレールの部品約1万個を使った東京駅再現です。
この企画はテレビ東京で2026年6月25日に放送された同SPでも紹介されており、ぺたぞうさんは全国各地の仲間「チームぺたぞう」を集め、12時間という制限の中で巨大レイアウトを組み上げました。
東京駅が難しいのは、単純にホームの数が多いからではありません。
番組では、
- 山手線
- 京浜東北線
- 上野東京ライン
- 東海道線
- 東海道新幹線
- 横須賀線
- 京葉線
- 東京メトロ丸ノ内線
など、地上と地下に複数の路線が存在する巨大ターミナルとして再現に挑んでいます。さらに東京駅だけを見るのではなく、大手町駅や有楽町駅の位置から地下鉄の位置関係を割り出す方法が取られました。
地下部分を作ったあと、その上にアクリル板を置き、さらに地上の線路を組み立てていくという構造です。
実際の鉄道と同じように「平面」では終わらず、上下方向の位置関係まで考えなければならないところが、この東京駅再現の難しさでした。
そして結果は、制限時間12時間以内に完成。組み上げたレール上で車両を走らせるところまで成功しています。
「一畳プラレール」は狭い場所を弱点ではなく遊びに変えた
ぺたぞうさんの代名詞になっているのが「一畳プラレール」です。
名前の通り、畳1枚程度という限られた面積に、レールを何層にも重ねて巨大な鉄道空間を作り上げる遊び方です。
部屋いっぱいにレールを広げるのとは発想が逆で、「場所が狭いなら上へ伸ばせばいい」という考え方。直線、曲線、ポイント、坂、橋脚など既存パーツを組み合わせ、限られた面積の中でどこまで複雑な路線を作れるかを楽しみます。
タカラトミー自身も、ぺたぞうさんについて「プラレールの持つパズル的側面」に着目して活動してきた人物として紹介しています。
現在のプラレールには、直線レールや曲線レールだけでなく、複線レール、ポイントレール、坂レールなどさまざまなパーツがあります。公式サイトでも、それらを組み合わせた立体レイアウト例が多数公開されています。
ぺたぞうさんの作品は、そうした既製パーツの組み合わせを極端なところまで突き詰めたものともいえます。
大学生でプラレールにはまり、会社員を経て独立
ぺたぞうさんは、子どもの頃からそのままプロになった人物というわけではありません。
2026年6月25日の番組では、大学生の頃にプラレールにはまり、就職して会社員になったあとも制作を続けていたことが紹介されました。
転機になったのが、自身のブログで発信していた一畳プラレールです。
作品がイベント会社の目に留まり、次第にレイアウト制作の依頼が増加。やがて会社を退職し、プラレールのレイアウト制作を仕事にする道へ進みました。番組では年間100か所以上でレイアウト制作を手掛けている人物として紹介されています。
趣味としてレールを組んでいた大学生が、オリジナルの遊び方を発信し続けたことで仕事につながり、ついにはメーカー公式プロジェクトのアンバサダーにまでなったわけです。
「一畳」という制約から始まったアイデアが、今回のような1万パーツ規模の巨大東京駅へつながっているのも面白いところです。
設計図なしで巨大レイアウトを作る技術
ぺたぞうさんのレイアウト制作で特徴的なのは、完成形だけではありません。
過去に約5畳分の大型レイアウトを制作した際には、詳細な設計図や完成予想図を用意せず、現場でレールを組みながら約12時間かけて立体レイアウトを完成させたこともあります。
プラレールは決められた規格の部品同士をつなぎますが、巨大化するとわずかな位置のずれが最後に大きな問題になります。
まして東京駅のように、地下と地上で異なる方向へ複数の線路が伸びる構造では、単純な経験だけでは組めません。
今回も大手町駅と有楽町駅を基準に地下路線を配置し、その上へ東京駅の地上路線を積み重ねるという手順が取られています。
「実物の鉄道をそのまま小さくする」のではなく、プラレールという決められた規格の中で、実際の路線関係が伝わる形へ置き換えることがポイントです。
自宅でも一畳プラレールに近い遊び方はできる
もちろん、1万個のパーツを用意する必要はありません。
タカラトミー公式には、複線やポイント、立体交差を使った小規模なレイアウト例も掲載されています。例えば約62cm×147cm程度でも、複線走行、ポイント切り替え、坂を使った立体構造を組むことができます。
基本になるのは、
- R-01 直線レール
- R-03 曲線レール
- R-06 ニュー坂レール
- ポイントレール
- ブロック橋脚
といったパーツです。
最初から大きく広げるのではなく、小さな面積の中で高さや分岐を増やしていく方が、「一畳プラレール」の発想には近いでしょう。
まとめ
三重テレビ「選ばれし頂点サマSP」で東京駅の完全再現に挑むぺたぞうさんは、一畳という小さなスペースで立体的な線路を作る「一畳プラレール」を広めてきた人物です。
タカラトミーからもプラレール鉄道の「レール博士」として認められ、65周年プロジェクトでは公式アンバサダーを務めました。
今回の企画では、1万個のパーツを使い、地下路線から地上路線まで複雑に重なる東京駅を12時間以内に完成。大学時代の趣味から始まったプラレールが、巨大ターミナルを再現する仕事へとつながっています。
単なる「鉄道おもちゃの達人」ではなく、決められたパーツをパズルのように組み合わせて空間そのものを設計するところに、ぺたぞうさんならではの面白さがあります。
参考リンク
おすすめ関連商品
- プラレール R-01 直線レール
- プラレール R-03 曲線レール
- プラレール R-06 ニュー坂レール


コメント