『オモウマい店』青森・千畳敷海岸の名物女将は兼平ゆき子さん
2026年9月15日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』では、青森県深浦町の海岸食堂で「言葉のオモてなし」を続ける名物女将が登場します。番組表では実名が伏せられていますが、店は千畳敷海岸前の「食堂・民宿 田中」で、女将は兼平ゆき子さんとみられます。
創業60年を超えて無休を続けてきた夫婦の店で、名物は深浦町産の岩のりを使ったラーメンや地元魚介の刺身定食。ところが今回の主役は料理だけではありません。「分かるか?」と人生の言葉を次々に投げかける兼平さん自身の生き方が、大きく取り上げられます。
この記事でわかること
- 兼平ゆき子さんと「食堂・民宿 田中」の関係
- 60年以上無休で店を続けてきた営業人生
- 岩のりラーメンや刺身定食などの名物料理
- 食堂・民宿 田中の場所・宿泊・問い合わせ情報
兼平ゆき子が守る千畳敷海岸の食堂・民宿田中
公式動画:『オモウマい店』9月15日放送予告
兼平ゆき子さんが切り盛りする「食堂・民宿 田中」は、青森県西津軽郡深浦町、千畳敷海岸のすぐそばにあります。
千畳敷海岸は日本海に面した深浦町を代表する景勝地。そんな観光地で、食堂と民宿の両方を長年営んできたのが田中です。
兼平さんの実名は過去の青森テレビの報道でも確認できます。2023年7月の記録的大雨を伝えるニュースでは「食堂・民宿田中 兼平ゆき子さん」として登場し、観光客が減る厳しい状況でも営業を続けていました。
青森県民宿連合会の公式案内では、地元の旬の素材を使った料理を提供し、「人のふれあいを大事に」する民宿として紹介されています。2007年にはテレビ番組『旅の香り』で萩本欽一さんが宿泊したことも記録されています。
海岸食堂を60年以上休まず続けてきた営業人生
『オモウマい店』で特に驚かされるのが、田中を営む夫婦が創業60年を超える現在まで無休を貫いてきたという点です。
番組の事前紹介によると、兼平さんは休まず営業すること自体を一つの目標としてきました。しかし、ただ売り上げのために店を開け続けてきたわけではありません。
兼平さんが大切にしているのは「人と出会うこと」。
毎日店を開けていれば、その日に千畳敷を訪れた人と出会えます。逆に休んでしまえば、その日にしか会えなかったかもしれない人とは出会えません。
60年以上という年月を考えると、兼平さん夫妻が店で迎えてきた人の数は相当なものになります。観光客、地元客、五能線を旅する人、民宿に泊まる人。その一期一会の積み重ねそのものが、田中の歴史なのでしょう。
豪雨と観光客減少を乗り越えてきた女将
長く店を続けていれば、順調な時期ばかりではありません。
深浦町は2022年、2023年と大雨の影響を受けました。2023年7月には国道101号への土砂流入などで複数の道路が通行止めになり、千畳敷海岸周辺の観光にも大きな影響が出ています。
当時、「食堂・民宿 田中」も3連休にもかかわらず客足がまばらな状態でした。
それでも兼平さんは青森テレビの取材に対し、厳しい状況だからこそ笑顔で頑張るという姿勢を見せています。
その約1か月後、JR五能線が28日ぶりに全線で運転を再開すると状況は変化しました。
千畳敷海岸にも再び観光客が訪れ、田中では来店客が以前より増加。兼平さんは喜びながら、これからも客に喜んでもらえるよう努力したいと話していました。
単に「60年以上続いている店」というだけではなく、災害や交通寸断、観光客の減少を経験しながら店を開け続けてきたことが、兼平さんの強さにつながっているのかもしれません。
「分かるか?」に込められた独特の人生観
9月15日の番組表で、かなり強調されている言葉が「分かるか?」です。
番組は兼平さんを「人生の名言連発」「海岸食堂女将の『言葉のオモてなし』」として紹介しています。
具体的にどの場面で「分かるか?」という言葉が飛び出すのかは放送内容に委ねられますが、事前に公開されている兼平さんの発言を見ると、その根底にある考え方はかなり見えてきます。
お金より人との出会いを大切にすること。明日ではなく、今日会える人を大事にすること。そして状況が厳しくても、笑顔で客を迎えること。
60年以上店を開け続けてきた人が語るからこそ、短い一言にも重みがあります。
料理を食べて帰るだけではなく、女将との会話まで旅の思い出になる。『オモウマい店』が今回「言葉のオモてなし」を前面に出している理由も、そこにありそうです。
食堂・民宿田中の岩のりラーメンと名物料理
田中では、日本海沿いの深浦らしい魚介料理を楽しめます。
9月15日の番組で紹介される代表的な料理が、岩のりラーメン780円です。
自家製しょうゆダレに鶏ガラや煮干しなどから取ったスープを合わせ、中華ちぢれ麺に深浦町産の岩のりをのせた一杯。磯の香りを楽しめる、海岸食堂らしいラーメンです。
もう一つ注目されるのが刺身定食2,000円・時価。番組事前情報では、マダイ、ヒラメ、ケンサキイカなど地元で水揚げされた魚介に、サザエのつぼ焼きが付く内容として紹介されています。価格や魚の種類は仕入れによって変わる可能性があります。
青森県民宿連合会も、田中について「地元の旬の素材を使った地元の味」を提供する宿と紹介しています。
食堂だけを利用するのももちろんですが、日本海を眺めたあと、そのまま民宿へ泊まり、深浦の海の幸を味わうという楽しみ方ができるのも田中ならではです。
千畳敷海岸を訪れる人を迎え続ける現在
田中は単独の飲食店というより、千畳敷海岸を訪れる人を迎える場所として長く存在してきました。
JR五能線の千畳敷駅からも近く、鉄道で五能線沿線を旅する人にとって立ち寄りやすい立地です。
2023年に五能線が大雨から復旧した際、兼平さんが喜んでいたのも、列車そのものだけではなく、人が再び千畳敷へ戻ってきたからでした。
民宿としても現在案内が続いています。
青森県民宿連合会では、長期滞在と素泊まりに対応する宿として掲載されており、田中が今も単なる「昔からある食堂」ではなく、旅人を受け入れる宿として役割を持っていることが分かります。
兼平さんにとって、店を開けることと人に会うことはほぼ同じ意味なのかもしれません。
食堂・民宿田中の場所と利用情報
食堂・民宿 田中は、青森県深浦町の千畳敷海岸前にあります。
- 店名:食堂・民宿 田中
- 女将:兼平ゆき子さん
- 住所:青森県西津軽郡深浦町大字北金ヶ沢字榊原138-5
- 最寄り:JR五能線 千畳敷駅
- 電話:0173-76-2977
- 民宿:素泊まり対応あり
- 青森県民宿連合会掲載料金:1泊2食付き7,000円~
- 『オモウマい店』事前紹介時の宿泊料金:1泊2食付き10,000円
宿泊料金については掲載時期によって情報が異なります。実際に泊まる場合は、電話で現在の料金・空室・食事内容を確認してから予約するのが確実です。青森県民宿連合会も問い合わせには3~4日の余裕を持つよう案内しています。
食堂の営業時間についても過去のテレビ掲載情報などに複数の時間帯が残っているため、遠方から訪れる場合は事前確認をおすすめします。
まとめ
『オモウマい店』に登場する青森・千畳敷海岸の名物女将は、「食堂・民宿 田中」の兼平ゆき子さんです。
田中は創業60年を超え、夫婦で無休営業を続けてきた老舗。深浦町産の岩のりを使った岩のりラーメンや、新鮮な魚介を盛り込んだ刺身定食など、日本海沿いの店らしい料理を提供しています。
ただ、兼平さんを語るうえで一番印象に残るのは料理以上にその生き方です。
大雨で客が減った時も笑顔を失わず、五能線が復旧して人が戻れば素直に喜ぶ。そして60年以上店を開け続けてきた理由として、人との出会いを大切にしてきたことを語る。
9月15日の『オモウマい店』では、そんな兼平さんから飛び出す「分かるか?」をはじめとした人生の言葉にも注目です。
参考リンク
『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』公式サイト・9月15日予告


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