眞嶋優は1200km旅の前にも世界を駆け巡っていた
『世界で開け!ひみつのドアーズ(ニッポン応援!リフティング旅)(2026年8月26日)』で、ダラスからモンテレイまで約1200kmを移動する眞嶋優さん。実は海外での長距離・過酷ロケは今回が初めてではありません。過去にはミステリーハンターとしてクロアチア、アルゼンチン、ブータンを巡り、ブータンでは400kmの横断にも挑戦。サッカーと旅を組み合わせてきた意外な経歴をたどります。
この記事でわかること
- 眞嶋優さんがミステリーハンターを3回務めた経歴
- クロアチア、アルゼンチン、ブータンで経験したこと
- ブータン400km横断がどれほど過酷だったのか
- 1200kmのリフティング旅につながるサッカーと海外ロケ経験
1200kmの旅は初めての長距離海外ロケではない
眞嶋優さんというと、リフティング2000回以上の技術を持つ俳優という印象が強いですが、もう1つ見逃せないのが海外リポーターとしての経験です。
2022年から2023年にかけて「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターを3回担当しています。
- 2022年10月29日:クロアチア
- 2023年2月4日:アルゼンチン・パタゴニア
- 2023年5月27日:ブータン
初回から観光地を歩くだけのロケではなく、その土地の自然、文化、人々の暮らしへ飛び込む旅を経験してきました。3回目のブータンでは、東西約400kmに及ぶ古道をたどる大掛かりな企画にも挑んでいます。
ダラスからモンテレイまで1200kmを移動しながら現地の人々と交流する今回の役割は、突然任されたものではなく、過去の経験とかなりつながっています。
初ミステリーハンターはクロアチア大縦断だった
眞嶋優さんが初めてミステリーハンターを務めたのは、2022年10月のクロアチア大縦断でした。
アドリア海や歴史的な街を巡り、現地でさまざまな体験に挑戦しています。
眞嶋優さんにとってクロアチアは、何よりサッカーで強い印象を持っていた国でした。自身も3歳からサッカーを続けてきたため、ルカ・モドリッチら世界的選手を輩出した国へ行くことには特別な思いがありました。
さらに現地では、サンフレッチェ広島などで長くプレーした元Jリーガーのミハイル・ミキッチとも対面しています。
俳優として景色や文化をリポートするだけでなく、得意なサッカーを入口に現地の人と距離を縮められる。このスタイルは最初の海外ロケからすでに形になっていました。
2回目はW杯優勝直後のアルゼンチンとパタゴニアへ
2回目のミステリーハンターは2023年2月。
舞台となったのは、アルゼンチンとパタゴニアです。
アルゼンチンは2022年のFIFAワールドカップで36年ぶりの優勝を果たした直後。首都ブエノスアイレスには代表選手の写真や壁画があふれ、街では代表ユニホームを着た人々が行き交っていました。
これは眞嶋優さんにとって、単なる海外取材以上の経験になりました。
現地でリフティングをすると、人々が自然に近づいてきてボールを一緒に蹴り始めることもあったと振り返っています。公園だけでなく街の日常の中にサッカーが入り込んでいることを体感しました。
今回の「リフティングをきっかけに外国のサッカーファンと交流する」という方法は、アルゼンチンですでに実践していたことになります。
言葉の説明がなくても、ボールを渡せば一緒に遊べる。
眞嶋優さんとリフティング旅の相性がいい大きな理由です。
ブータンでは東西400kmの古道を横断
3回目はさらにスケールが大きくなります。
2023年5月には、ヒマラヤ山脈に位置するブータンを東西約400km横断しました。
旅の軸となったのは「トランス・ブータン・トレイル」。かつて使われていた古道を再整備して復活させた長距離トレイルで、全行程を歩けば1か月以上かかる規模です。
眞嶋優さんたちは徒歩と車を組み合わせながら約400kmを進み、ゴールとなるタシガン・ゾンを目指しました。
しかも平坦な観光ルートではありません。
ブータンは山岳地帯が多く、旅では標高差3000m以上の土地を移動。車1台が通れるほどの細い道や、片側が切り立った崖になっている区間も経験しています。
1200kmという数字だけを見ると今回の旅が桁違いに感じられますが、山岳地帯400kmを経験していることを知ると、眞嶋優さんが旅人に選ばれた理由がさらに見えてきます。
ブータンでは落石に遭遇するほど過酷な場面もあった
ブータン取材には緊張する場面もありました。
眞嶋優さんは帰国後、旅を振り返って「実は命が危なかったのでは」と感じた経験があったことを明かしています。タシガン・ゾンへ向かう山道では落石にも遭遇しました。
舗装された都市を巡る一般的な旅行番組とは、求められる体力も対応力も違います。
長時間移動し、初めての場所へ入り、現地の人と会話しながら、その場で起きる出来事に対応する必要があります。
本人も、自分に体力があると思ってもらえていることが、ミステリーハンターを任された理由の1つだったのではないかと語っています。
標高2000mでも現地の子どもたちとサッカー
過酷な旅の中でも、サッカーボールは欠かせませんでした。
ブータンでは、子どもの僧侶たちが休み時間にサッカーをしている場所を訪れ、一緒にプレーしています。
場所は標高約2000m。
眞嶋優さん自身は10分ほどプレーしただけでも息が切れ、大量に汗をかいたと振り返っています。それでも現地の子どもたちは元気に走り続けていました。
アルゼンチンでもブータンでも、共通していたのはサッカーボールが現地の人との接点になったことです。
これは今回の1000人サポーター獲得ミッションにも直結します。
知らない人へいきなり話しかけるより、目の前でリフティングをすれば「一緒にやろう」というきっかけが生まれる。眞嶋優さんは、その経験を世界各地ですでに積んできました。
クロアチア・アルゼンチン・ブータンからアメリカ大陸1200kmへ
眞嶋優さんの海外での歩みを並べると、今回の挑戦まで1本の線でつながります。
クロアチアでは初めて海外リポーターとして各地へ飛び込み、サッカー文化にも触れました。
アルゼンチンでは、リフティングを通じて熱狂的なサッカーファンと交流。
ブータンでは400kmの横断と山岳地帯での過酷な移動を経験し、高地でも現地の人たちとボールを蹴りました。
そして2026年は、ダラスからモンテレイまで1200kmを移動し、日本代表のサポーターを1000人増やす旅に挑みます。
距離は400kmから1200kmへと3倍になりましたが、旅の根っこにあるものは変わっていません。
俳優として人に話を聞く力、長距離ロケに対応する体力、そして初対面の人とも一瞬でつながれるサッカー。
この3つを持っていることこそ、眞嶋優さんが「リフティング旅」の旅人として起用された大きな強みです。
眞嶋優さんをリフティングの上手な俳優として知った人にとって、実は世界を何度も旅してきた経験豊富なリポーターだったという経歴は、かなり意外な一面ではないでしょうか。
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