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牛乳パック菜園の作り方!深町貴子流ラディッシュ・ベビーリーフ栽培【あさイチ】

人物

牛乳パック1本から始められる深町貴子流のエコ菜園

2026年9月18日放送のNHK「あさイチ」では、「みんな!グリーンだよ」で園芸家の深町貴子さんが「はじめての野菜づくり!牛乳パックでエコ菜園」を紹介します。

家庭菜園というとプランターや広いベランダが必要なイメージがありますが、深町さんは以前から牛乳パックなど身近な空き容器を利用した栽培を提案しています。なかでもラディッシュやベビーリーフは小さなスペースで始めやすく、牛乳パック菜園との相性がいい野菜です。NHK出版でもラディッシュ、ホウレンソウ、コマツナ、ルッコラ、リーフレタスなどが牛乳パックを活用した菜園向きとして紹介されています。

この記事でわかること

  • 牛乳パックプランターの具体的な作り方
  • ラディッシュを育てる種まきと間引きのポイント
  • ベビーリーフを育てるときのポイント
  • 深町貴子さんが牛乳パック菜園を提案する理由

牛乳パックプランターは切って排水穴を開ければ作れる

公式動画:深町貴子さん「一緒におうちでつくろう!牛乳パック栽培」|Horti公式YouTube

牛乳パック菜園で最初に作るのが、飲み終わった紙パックを利用した小さなプランターです。

深町貴子さん監修の作り方では、牛乳パックを横向きに使います。

基本の手順は次の通りです。

  • 空の牛乳パックを洗って乾かす
  • 注ぎ口をホチキスで閉じる
  • 横長にした上面を、周囲約1cmを残して切り取る
  • 側面の下から約1cmの位置に排水穴を開ける
  • 排水穴は約2cm間隔にする
  • 野菜用培養土を入れる
  • 水が落ちてもよいよう下にトレーを置く

上面を全部切り落とさず、約1cmの縁を残すのはパックの強度を保つためです。また、底そのものではなく側面の低い位置に排水穴を作る方法が紹介されています。

牛乳パックは水に強いうえ、紙なので加工しやすいという特徴があります。NHKエデュケーショナルでも、牛乳パックを利用したラディッシュ栽培が紹介されています。

特別なプランターを購入しなくても、牛乳パックと培養土、種があれば野菜づくりをスタートできるのが大きな魅力です。

ラディッシュは深さ約1cmの溝へ種をまく

牛乳パック菜園で初めて野菜を育てるなら、ラディッシュは取り組みやすい候補です。

ラディッシュは「二十日大根」とも呼ばれる小型のダイコン。深町さんは初心者向けの理由として、種が比較的大きく、まきやすい野菜としてラディッシュやホウレンソウを挙げています。

種まきは次の流れです。

  • 牛乳パックに野菜用培養土を入れる
  • 土の中央へ深さ約1cmのまき溝を作る
  • 種を約1cm間隔に置く
  • 周囲の土をかぶせる
  • 表面を軽くならす
  • 排水穴から出るまでたっぷり水を与える

ラディッシュの種は光が当たると発芽しにくい性質があるため、種の上には土をきちんとかぶせます。

さらに重要なのが、発芽したあとです。

双葉が開いた段階で株同士を約2cm間隔にし、本葉が2~3枚になったころには約3~4cm間隔になるよう間引きます。狭い牛乳パックの中でも株同士が混み合わないようにすることが、根を育てるポイントになります。

置き場所は日当たりと風通しのよい場所が基本です。深町さん監修の記事では、ラディッシュに適した環境として15~25℃程度の涼しい場所が紹介されています。

ベビーリーフは種へ土を薄くかぶせる

同じ牛乳パックでも、ベビーリーフはラディッシュとは種のまき方が少し違います。

ベビーリーフは若い葉の段階で収穫するため、大きな実や根を育てる野菜に比べ、小さな容器でも楽しみやすいのが特徴です。

種まきの流れは次の通りです。

  • 牛乳パックへ培養土を入れる
  • 種をまく前に土へたっぷり水を与える
  • 種同士を約1cm離して全体へまく
  • 種が見え隠れする程度に薄く土をかぶせる
  • 土が乾いていれば軽く水を与える

ここでラディッシュとの違いが出ます。

ベビーリーフとして栽培される葉物の種には、発芽時に光を必要とするものがあるため、深く埋めず薄く土をかけます。

発芽して双葉が開いたときに葉同士が重なっていたら、約1cm間隔になるよう間引きます。株が密集すると風通しが悪くなり、蒸れて傷みやすくなるためです。

NHK出版でも、牛乳パックなど小さな容器を利用する場合は、収穫までの期間が短いベビーリーフやハーブ類が向いていると紹介されています。

ラディッシュとベビーリーフでは土のかぶせ方が違う

牛乳パック菜園で覚えておきたいのが、「種をまいたら全部同じように土をかけるわけではない」という点です。

ラディッシュは種を土でしっかり覆います。

一方、ベビーリーフは種が見え隠れする程度に薄く覆います。

この違いは、それぞれの種が発芽するときに必要とする光の条件が異なるためです。容器そのものより、育てる植物がどんな環境を好むのかを知ることが重要になります。

これは深町さんが普段から大切にしている考え方にもつながります。

NHK出版の著書では、深町さんは「育て方」だけを覚えるのではなく、それぞれの野菜の性質、つまり「育ち方」を知ることを重視しています。

牛乳パックという同じ容器を使っても、ラディッシュとベビーリーフでは種まきや管理方法を変える。この小さな違いが家庭菜園を成功させるポイントになります。

牛乳パック菜園に向いている野菜

深町さんがこれまで紹介してきた牛乳パックを使った菜園では、短期間で収穫できる葉物や、小さな根菜が中心です。

初心者なら次の野菜から始めやすくなっています。

  • ラディッシュ
  • ホウレンソウ
  • ベビーリーフ
  • コマツナ
  • ルッコラ
  • リーフレタス
  • ハーブ類

ラディッシュやホウレンソウは比較的大きな種なので、1粒ずつ位置を確認しながらまきやすい野菜です。

慣れてきたら種の小さなコマツナ、ルッコラ、リーフレタスなどへ広げられます。

深町さんの公式YouTube「Horti」では、牛乳パックでミニニンジンを育てる方法も紹介されています。小さな容器でも、植物に合った育て方をすれば根菜まで収穫できるのが面白いところです。

牛乳パックなら壁も小さな菜園にできる

牛乳パック菜園の魅力は、単に「プランター代がかからない」ということだけではありません。

容器が小さく軽いため、設置方法を工夫しやすい点も特徴です。

深町さんはNHK「趣味の園芸 やさいの時間」で、牛乳パックを再利用した壁面菜園も紹介しています。

牛乳パックを吊るして使えば、プランターを並べる床面積が少ない住宅でも、壁面を野菜づくりのスペースとして利用できます。ベランダが狭いから家庭菜園を諦めるのではなく、空いている場所を小さな畑へ変える考え方です。

牛乳パックを複数用意し、片方ではラディッシュ、別のパックではベビーリーフやルッコラと分ければ、小さな「サラダ菜園」にすることもできます。

牛乳パック菜園の実用情報と失敗を減らすポイント

始める前に用意しておきたいものは多くありません。

  • 空の牛乳パック
  • 野菜用培養土
  • 育てたい野菜の種
  • カッターやハサミ
  • 排水穴を開ける目打ちなど
  • ホチキス
  • 水受け用トレー

カッターや目打ちを使用するため、子どもと一緒に作る場合は加工部分を大人が担当すると安心です。

また、小さな容器は一般的な大型プランターより土の量が少ないため、土の状態をこまめに確認します。

水やりでは「毎日必ず○回」と決めるよりも、土や植物の状態を見ることが大切です。深町さんのプランター菜園の考え方も、それぞれの野菜の性質を理解して育てることを基本としています。

牛乳パックを横型にすることで土を入れられる面積を確保し、排水穴を設ける。そして育てる野菜に合わせて種の深さや株間を変える。この基本を押さえるだけでも、初めての家庭菜園へ入りやすくなります。

まとめ

9月18日の「あさイチ」で深町貴子さんが紹介するのは、身近な牛乳パックを利用して始めるエコ菜園です。

作り方の基本は、牛乳パックを横向きにして上面を切り、側面の低い位置へ排水穴を作り、培養土を入れるというシンプルなものです。

初めてなら、大きめの種で扱いやすいラディッシュや、短期間で葉を収穫できるベビーリーフなどから挑戦できます。

ラディッシュは深さ約1cmの溝へ種をまいて土をしっかりかぶせ、成長に合わせて間引きます。ベビーリーフは種へ薄く土をかぶせ、葉が混み合わないよう早めに間引くのがポイントです。

プランターを購入してから始めるのではなく、「飲み終わった牛乳パックを小さな畑に変える」。

場所や道具のハードルを下げながら、自宅で野菜が芽を出し、育ち、収穫できるところまで楽しめるのが深町貴子さん流の牛乳パック菜園です。

参考リンク

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