名古屋から世界へ進むYumaboy’s BBQと坪井佑磨
2026年9月27日放送の日本テレビ『timeleszファミリア』では、日本一のBBQ達人が焼き上げる重量1.5kgのスペアリブやブリスケットが登場します。
その達人として注目されるのが、名古屋を拠点に活動する「Yumaboy’s BBQ」のピットマスター・坪井佑磨さんです。2025年のJAPAN BBQ CHAMPIONSHIPで準優勝し、2026年にはついに優勝。10月には日本代表としてアメリカのWorld Food Championshipsへ挑みます。
この記事でわかること
- Yumaboy’s BBQが2026年BBQ日本一になった経緯
- 坪井佑磨さんがアメリカンBBQにのめり込んだきっかけ
- スペアリブやブリスケットに代表される本場BBQの特徴
- 名古屋周辺の出店情報と2026年WFC世界大会への挑戦
Yumaboy’s BBQが2026年BBQ日本一を獲得

Yumaboy’s BBQが日本一になったのは、2026年5月24日に千葉県の幕張豊砂公園で開催された「JAPAN BBQ CHAMPIONSHIP 2026」です。
全国から選抜された8チームが参加し、制限時間6時間で競技。2026年大会では「テールゲート」と「スペアリブ」の2種目を調理し、完成した料理は誰が作ったのか分からない完全ブラインド方式で審査されました。
評価されるのは単に「おいしいか」だけではありません。
見た目15%、調理の正確さ35%、味50%という基準が設けられ、肉の火入れから味付け、スパイス、スモーク、仕上げまで総合的に競います。
その頂点に立ったのがYumaboy’s BBQでした。
さらに注目したいのは、これが突然現れた新チームの優勝ではないことです。
Yumaboy’s BBQは前年の「JAPAN BBQ CHAMPIONSHIP 2025」で準優勝。1度は日本一へ届かなかった経験を経て、翌2026年に優勝をつかみました。
そして、この大会の優勝者に与えられるのが、アメリカで開催されるWorld Food ChampionshipsのBBQ部門へ進む「GOLDEN TICKET」です。
名古屋のイベント出店から始まったBBQチームが、わずか数年で日本代表として世界大会へ向かうことになりました。
坪井佑磨の経歴とアメリカンBBQとの出会い
坪井佑磨さんは名古屋を拠点に活動するYumaboy’s BBQのピットマスターです。
もともとは会社員として働きながら、休日などにBBQを楽しんでいました。
大きな転機となったのが、名古屋にある「Troy’s American BBQ」との出会いです。
レストランの開店準備をしていたピットマスターのTroyさんから本場のアメリカンBBQを見せてもらった坪井さんは、それまで知っていた日本のBBQとは違う調理方法に衝撃を受けます。
さらに2人にはクラフトビールという共通の趣味があり、その後、坪井さんはBBQスクールのベーシックコースへ参加。本格的にアメリカンBBQへとのめり込んでいきました。
日本で一般的なBBQは、薄く切った肉を網の上で短時間焼いて食べるスタイルが中心です。
一方、アメリカンBBQでは大きな塊肉を炭や薪の熱と煙を使い、低温で何時間もかけて調理します。
坪井さんは友人たちへ料理を振る舞ううちに、このBBQを仕事にしたいと考えるようになりました。
会社員を続けながらイベントへの出店やケータリングを始め、2025年10月に退職。本格的にYumaboy’s BBQの活動へ進みます。
2026年1月には本場テキサスへ渡り、約1週間で18軒もの有名BBQ店を巡りました。World Food Championshipsの公式プロフィールにも、このテキサスでの18店舗研究が経歴として掲載されています。
本場を体験したことで逆に自信を失った時期もありました。
それでも料理を改良し続け、2026年5月、日本一へ到達します。
日本一につながったスペアリブとブリスケット
Yumaboy’s BBQを代表する料理のひとつがスペアリブです。
坪井さんは2025年のBBQ大会出場者紹介でも、自身の得意料理を「スペアリブ」としています。イベント出店でも主力商品のひとつで、低温で6時間以上火を入れ、柔らかくジューシーに仕上げています。ソースも辛味・酸味・甘味・うま味のバランスを考えて手作りしています。
ただし、ここは区別しておきたいところです。
2026年のJAPAN BBQ CHAMPIONSHIPで日本一を決めた競技料理は、スペアリブとテールゲートです。ブリスケットが日本一決定戦の指定種目だったわけではありません。
一方、『timeleszファミリア』では、日本一の達人が焼く「重量1.5kgのスペアリブ」と「ブリスケット」が取り上げられます。
ブリスケットとは牛の胸部分の大きな塊肉で、アメリカンBBQを象徴する料理のひとつ。
短時間で焼くのではなく、低温で長時間スモークすることで、硬い肉をしっとり柔らかな食感へ変えていきます。
スペアリブも同じく、火を強く当てて急いで焼く料理ではありません。
温度や煙を細かく管理しながら何時間もかけて仕上げるため、同じ肉を使ってもピットマスターの技術によって完成度に大きな差が出ます。
2026年の日本一決定戦でも、温度管理だけでなく、独自スパイスの配合や肉へ注入する液体まで含めた緻密な調理が行われました。
名古屋でYumaboy’s BBQを食べられる出店情報
Yumaboy’s BBQは、一般的な固定店舗を中心に営業する店ではありません。
World Food Championshipsの公式プロフィールでも、現在はイベント出店とケータリングを中心に活動しながら、初めての実店舗開業へ向けて準備していると紹介されています。
そのため、食べたい場合は公式サイトやInstagramで発表される出店スケジュールを確認するのが基本です。
2026年9月の公式スケジュールでは、9月25日に名古屋市・納屋橋周辺の「なやばし夜イチ BEER FESTIVAL BIG 4」へ出店。時間は16:00〜21:30です。
さらに9月26日・27日は、三重県いなべ市役所で開催される「OUTBURN 2026」に10:00〜16:00で出店予定となっています。
坪井さんは以前から名古屋に実店舗を構えることを目標としており、アメリカンBBQ特有の大量の煙にも対応できる物件を探してきました。
2025年10月に会社員を辞めて独立したあとも、名古屋を中心に愛知・岐阜などのイベントへ出店しながら店づくりを進めています。
つまり現在は「名古屋のこの住所へ行けばいつでも食べられる」という形ではなく、イベントを追いかけて食べに行くBBQです。
実店舗が誕生すれば、日本一のBBQを名古屋で継続的に味わえる新しい拠点になりそうです。
World Food Championshipsへの挑戦
2026年の日本一はゴールではありません。
Yumaboy’s BBQは「JAPAN BBQ CHAMPIONSHIP 2026」の優勝によってWorld Food Championshipsの出場権を獲得し、日本代表としてBBQ部門へ出場します。WFC公式にも「Yumaboy’s BBQ/Head Cook: Yuma Tsuboi」と選手ページが掲載されています。
2026年大会は10月15日から18日まで、アメリカ・インディアナ州インディアナポリスのIndiana State Fairgrounds & Event Centerで開催されます。
WFCはBBQだけではなく、バーガー、シーフード、デザートなど10カテゴリーで料理人が競う大規模なフードスポーツ大会です。2026年大会では賞金総額40万ドル超が用意されています。
Yumaboy’s BBQ公式サイトでは、世界大会へ向けて渡航費、機材費、食材費などが必要になることから「世界大会応援プロジェクト」も開始しています。
2025年はJAPAN BBQ CHAMPIONSHIP準優勝。
2026年1月にはテキサスで本場の味を研究。
そして5月に日本一となり、10月には世界大会へ。
会社員として働きながら始めたBBQが、数年で日本代表へとつながりました。
まとめ
Yumaboy’s BBQを率いる坪井佑磨さんは、名古屋で本場アメリカンBBQに出会ったことをきっかけに、会社員をしながらイベント出店とケータリングを開始しました。
2025年にJAPAN BBQ CHAMPIONSHIP準優勝、2026年には優勝を果たし、ついに日本一へ。得意料理のスペアリブをはじめ、長時間の低温調理とスモークを駆使する本格的なアメリカンBBQを追求しています。
現在は名古屋を拠点にイベントを中心として活動し、実店舗の開業も目指しています。
次の舞台は2026年10月のWorld Food Championships。
『timeleszファミリア』で登場する豪快なスペアリブの先には、名古屋から世界一へ挑む坪井さんの大きな挑戦が続いています。
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