記事内には広告が含まれています。

三浦達也警部補の自転車モンタージュと現在の所属!札幌駅の偶然の再会から神と呼ばれるまで|プロフェッショナル 仕事の流儀

人物

三浦達也警部補は自転車モンタージュを生み出した警察官

防犯カメラに映った一瞬の自転車の姿から、事件の容疑者を特定する。その独自の捜査手法を生み出し、警察内部で「神」と呼ばれるようになった警察官がいます。

三浦達也(みうら・たつや)さんです。

2026年10月12日放送のNHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』では、警視庁捜査支援分析センターで活躍してきた三浦さんに密着した「神と呼ばれる男 警視庁警部補の記録」が再放送されます。

三浦さんが開発したのは、「自転車モンタージュ」という画像解析手法です。防犯カメラに映った自転車の部品や形状を分析し、車種を絞り込んで捜査に役立てます。

北海道の大学で工学を学び、一般企業への就職を経て警察官になった三浦さん。警察を目指すきっかけは、札幌駅のトイレで高校時代の同級生と偶然再会したことでした。

また、2026年9月に発表された本人の寄稿記事では、現在の所属が警視庁田無警察署刑事課であることも確認できます。

この記事でわかること

  • 三浦達也警部補の現在の所属・学歴・経歴

  • 自転車モンタージュの仕組みと事件捜査での役割

  • 札幌駅での偶然の再会から警察官になった転機

  • 昇任試験での挫折を経て「神」と呼ばれるまでの歩み

三浦達也警部補の現在の所属は田無警察署刑事課

公式動画:NHKオンデマンド『プロフェッショナル 仕事の流儀』三浦達也警部補の密着回

三浦達也さんは、警視庁で長年にわたって捜査支援の仕事に携わってきた警察官です。

特に防犯カメラ映像を使った自転車の解析を得意とし、独自の手法で数々の事件解決に貢献してきました。

2026年9月に発表された『警察公論』2026年10月号の本人寄稿記事には、次の肩書が掲載されています。

  • 氏名:三浦達也(みうら・たつや)

  • 出身地:北海道

  • 出身大学:北海道工業大学(現・北海道科学大学)

  • 出身学科:経営工学科

  • 階級:警部補

  • 現在の所属:警視庁田無警察署刑事課

  • 現在の役職:課長代理(知能犯担当)

  • 以前の所属:警視庁捜査支援分析センター(SSBC)

  • 資格・指定:警察庁指定広域技能指導官

  • 開発した捜査手法:自転車モンタージュ

2026年8月8日に初回放送された『プロフェッショナル』では、警視庁捜査支援分析センターで活躍してきた姿が紹介されています。

一方、2026年10月号の『警察公論』では、田無警察署刑事課課長代理として紹介されています。

つまり、テレビで密着された当時の所属と、本人の最新の寄稿記事に掲載された所属は異なります。

自転車モンタージュは防犯カメラから車種を絞り込む技術

三浦さんが開発した「自転車モンタージュ」は、防犯カメラなどの映像に残された自転車の特徴を分析し、捜査の手掛かりを作る手法です。

事件の現場では、容疑者の顔がはっきり映っていないことがあります。

帽子をかぶっていたり、カメラから遠い場所を通過していたりすれば、人物の顔だけで特定することは難しくなります。

しかし、容疑者が乗っていた自転車にも、さまざまな特徴があります。

例えば、次のような部分です。

  • ハンドルの形状

  • 前かごの形や材質

  • フレームの構造

  • チェーンカバーの形

  • ライトや反射板の位置

  • 車体の色や追加された部品

自転車は一見どれも似ていますが、メーカーやモデルによって細かな違いがあります。

三浦さんはこうした部品の特徴に注目し、不鮮明な映像からでも車種を絞り込む方法を築いてきました。

解析した特徴をもとに自転車の画像を再現することで、現場の捜査員が該当する車両を探しやすくなります。

一般的なモンタージュ写真は、人の顔を再現するものです。

それに対して自転車モンタージュは、人ではなく、容疑者が使用した自転車を捜査の重要な手掛かりにする技術なのです。

事件解決につながった防犯カメラ映像の解析

三浦さんの技術は、実際の事件捜査でも成果を上げています。

2026年8月8日放送の『プロフェッショナル』では、都内で発生した不同意わいせつ事件への対応が紹介されました。

事件の現場付近にあった防犯カメラには、容疑者が自転車で走り去る姿が記録されていました。

三浦さんは映像を分析し、自転車の特徴を組み合わせたモンタージュを作成しました。

その情報を現場の捜査員に提供したところ、約2週間後に特徴の一致する自転車が見つかり、容疑者の検挙につながりました。

また、東京都内の駅周辺で繰り返し発生した公然わいせつ事件でも、自転車モンタージュが活用されました。

この事件では、三浦さんは映像解析に加えて、事件の発生場所などの情報を統計的に分析する「カーネル密度推定」という方法も使用しています。

捜査員が張り込む場所を考えるための情報を提供し、容疑者の検挙に貢献しました。

三浦さんの仕事は、映像から車種を判別するだけではありません。

解析した情報を、現場の刑事が実際に行動できる形に整理することも重要な役割となっています。

警察官を目指したきっかけは札幌駅での同級生との再会

三浦さんの経歴で特に興味深いのが、警察官になるまでの道のりです。

北海道出身の三浦さんは、北海道工業大学の経営工学科で学びました。

卒業後は一般企業へ就職しています。

当時は就職氷河期で、就職活動に苦労しました。ようやく入社した会社も、大学で学んだ専門知識を十分に生かせる環境ではありませんでした。

新しい仕事を覚えながら働いていましたが、次第に転職を考えるようになります。

そんなとき、人生の転機となる偶然の出来事が起こりました。

場所は札幌駅のトイレの手洗い場です。

突然、隣にいた男性から声をかけられました。

その男性は、高校時代の同級生でした。実に7年ぶりの再会です。

話を聞くと、同級生は警視庁の警察官として働いていることがわかりました。

三浦さんはその場で連絡先を交換し、その後も警察の仕事について話を聞くようになります。

それまで警察官への転職を具体的に考えていたわけではありませんでした。

しかし、同級生との交流を通して、警察にはさまざまな仕事があることを知ります。

自分が大学で学んだ知識や得意なことを生かせる仕事もあると考えるようになりました。

北海道から警視庁の採用試験に挑戦した

警察の仕事に興味を持った三浦さんは、まず北海道警察の説明会に参加しました。

そこで警察組織には、地域の安全を守る仕事から専門的な知識を必要とする仕事まで、さまざまな分野があることを知ります。

そして、警察官になるなら日本の首都の治安を守る警視庁に挑戦しようと決めました。

札幌から東京への航空券を購入し、採用試験を受験します。

ところが、試験当日に思わぬ出来事がありました。

筆記試験に合格したものの、翌日に面接試験があることを知らず、その日の帰りの飛行機を予約していたのです。

三浦さんは航空券をキャンセルし、東京に残って面接試験に臨みました。

結果は合格。

こうして一般企業から警察官への転職を果たしました。

札幌駅で偶然同級生と再会しなければ、現在の警察官としての道は始まっていなかったことになります。

工学部で学んだ知識と得意な絵が捜査につながった

警察官になった三浦さんには、さまざまな仕事への関心がありました。

大学の工学部で学んだ経験から、データの分析を得意としていました。

また、絵を描くことも好きで、似顔絵捜査官になることを考えた時期もあります。

さらに、警察のヘリコプターを操縦するパイロットにも憧れていました。

警察官といえば、事件現場で捜査する刑事や、街の安全を守る交番勤務のイメージが強いかもしれません。

しかし、警察組織には、画像解析、情報分析、航空業務など、さまざまな専門分野があります。

三浦さんは、自分が持っている得意分野をどうすれば警察の仕事に生かせるかを考え続けました。

そして、得意だった画像やデータの分析と、細かな形を見分ける観察力が、自転車モンタージュという独自の技術につながっていきました。

昇任試験での挫折を乗り越えて神と呼ばれる警部補へ

現在では、専門的な解析技術を持つ警察官として知られる三浦さんですが、警察官としての人生は順調なことばかりではありませんでした。

昇任試験に何度も不合格となり、自分の仕事が十分に認められない時期が続きました。

周囲の評価が得られず、孤独や深い挫折を経験したこともあります。

それでも三浦さんは、自分の得意分野を生かす道を探し続けました。

その結果として生まれたのが、従来とは異なる視点から事件の手掛かりを探す自転車モンタージュです。

防犯カメラ映像に映る自転車を詳しく分析するという方法は、事件解決に貢献する新たな捜査支援技術となりました。

三浦さんは、その専門知識と実績によって警察庁指定広域技能指導官にもなっています。

広域技能指導官は、優れた専門技能を持ち、ほかの警察官への技術指導などを担う警察官です。

自分自身の得意分野を磨き、現場で役立つ技術へと発展させてきたことが、三浦さんの大きな実績です。

警察公論2026年10月号では自転車モンタージュの経験を本人が執筆

2026年10月号の専門誌『警察公論』には、三浦さん本人による記事が掲載されています。

記事のタイトルは「真実を導く捜査支援~捜査員を支える『自転車モンタージュ』とは?~」です。

警察官になったきっかけから、自分の得意分野を仕事へつなげた経験まで、本人の言葉で紹介されています。

掲載情報

  • 雑誌名:警察公論

  • 掲載号:2026年10月号

  • 出版社:立花書房

  • 執筆者:三浦達也

  • 記事名:真実を導く捜査支援~捜査員を支える「自転車モンタージュ」とは?~

  • 雑誌定価:3,500円(税込)

  • 判型:A5判

記事の冒頭部分は、警察公論オンラインで無料公開されています。

そこには、北海道の大学を卒業して一般企業に就職したことや、札幌駅で同級生と再会して警察官を目指した経緯が具体的に綴られています。

警察の専門誌ではありますが、三浦さんの人生の転機を本人の言葉で知ることができる資料です。

2026年10月12日の再放送と公式動画の視聴情報

三浦さんを特集した『プロフェッショナル 仕事の流儀』の放送情報は次のとおりです。

  • 番組名:プロフェッショナル 仕事の流儀

  • 放送局:NHK総合

  • 初回放送日:2026年8月8日

  • 再放送日:2026年10月12日(月・祝)

  • 再放送時間:13:05~13:50

  • 出演:三浦達也

  • 語り:橋本さとし、河合優実

  • 番組内容:警視庁警部補・三浦達也の仕事と人生、自転車モンタージュの開発

この回はNHKオンデマンドでも配信されています。

本編は45分間で、視聴にはNHKオンデマンドの利用条件に応じた料金が必要です。

まとめ

三浦達也警部補は、防犯カメラ映像から自転車の特徴を分析する「自転車モンタージュ」を生み出した警察官です。

北海道工業大学の経営工学科を卒業し、一般企業に就職しましたが、札幌駅で高校時代の同級生と偶然再会したことをきっかけに警察官を志しました。

警察官になってからは、昇任試験での挫折などを経験しながらも、得意な画像解析やデータ分析を生かして独自の捜査手法を確立しました。

2026年9月に発表された本人の寄稿記事では、警視庁田無警察署刑事課課長代理として紹介されています。

自分の得意分野を磨き、事件解決に役立つ技術を生み出した三浦さんの歩みは、警察官という仕事の奥深さを伝えるものです。

参考リンク

おすすめ関連商品案

– 『警察公論』2026年10月号(立花書房)

コメント

タイトルとURLをコピーしました