力士の体を支える絶品“相撲メシ”に密着!中村部屋・名店・農家の味も大公開
2025年6月4日放送のテレビ東京『よじごじDays』では、「相撲メシの魅力」をテーマに、中村部屋の稽古や食事風景、名物ちゃんこ料理、そして東京・練馬の老舗農家まで、食にまつわる様々な現場をたっぷりと紹介しました。元関脇の豊ノ島さんがリポーターとして登場し、現役時代から親交の深い中村親方(元関脇・嘉風)の中村部屋に密着。さらに、ちゃんこ店「ちゃんこ霧島」で本格ちゃんこを堪能し、練馬の白石農園では旬のきゅうりの収穫体験にも挑戦。最後には家庭でも楽しめる「バンバンジードッグ」のレシピも紹介され、栄養とボリュームたっぷりの相撲メシの魅力を余すことなく伝えてくれました。
豊ノ島が中村部屋に潜入!稽古とちゃんこ作りに密着
2024年に設立された中村部屋は、現在8名の力士が所属しており、走り込みや筋トレを重視した革新的な稽古法が特徴です。稽古後には力士たちの食事「ちゃんこ」が用意され、この日は寒風山が担当。出汁を大切にした6品の料理がふるまわれました。
■この日の相撲メシ6品
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マカロニサラダ
・材料:にんじん、きゅうり、ゆで卵、茹でマカロニ、マヨネーズ、レモン汁、塩、こしょう
・作り方:
- にんじん、きゅうり、卵を茹でる
- すべてをボウルに入れてマカロニと混ぜる
- マヨネーズとレモン汁、塩・こしょうで味付けして完成 -
塩ちゃんこ鍋
・材料:白だし、調味料、おろしニンニク、玉ねぎ、にんじん、鶏もも肉、豆腐、油揚げ、しめじ、白菜、ほうれん草
・作り方:
- 白だしと調味料でベースを作り、ニンニクや野菜を煮る
- 鶏肉を加えてさらに煮込み、最後に豆腐や野菜類を加えて完成 -
ナポリタン
・材料:パスタ、玉ねぎ、マッシュルーム、ソーセージ、コンソメ、おろしニンニク、トマトケチャップ、塩、こしょう
・作り方:
- パスタをアルデンテに茹でる
- 具材を炒めて味付けし、パスタを加えて全体を炒める -
豚の生姜焼き
・材料:豚バラ肉、玉ねぎ、調味料、おろし生姜、昆布だし、水
・作り方:
- 豚肉と玉ねぎをタレに漬ける
- フライパンで焼いて香ばしく仕上げる -
モンゴル風目玉焼き
・材料:玉ねぎ、バター、生卵、岩塩
・作り方:
- 玉ねぎをバターで炒めて岩塩で味付け
- 上に卵をのせてフタをし、蒸し焼きにして完成 -
豚の角煮
・材料:豚バラブロック肉、ネギ、生姜、ゆで卵、昆布つゆ、カツオだし、調味料
・作り方:
- 全ての材料を調味料で煮込む
- 一晩煮て、味を染み込ませて仕上げる
食卓には全6品が並び、中村親方と力士たちでにぎやかに食事を楽しみました。中村親方は「料理は出汁が基本」と若手に伝えており、素材のうま味を大切にしている様子が伺えました。
初代霧島が営む「ちゃんこ霧島」で本格ちゃんこを堪能
中村親方がオススメするちゃんこ屋として紹介されたのが「ちゃんこ霧島 両国本店」。創業者は元大関の初代霧島で、店の一番人気は「ちゃんこ鍋 霧島味」。
■ちゃんこ霧島の名物
・具材:豚肉、鶏肉、エビ、ホタテ
・スープ:とんこつと鶏ガラをベースに、隠し味にゆず胡椒
・〆:ちゃんぽん麺
・その他:名物「秘伝 霧島手羽先」も紹介され、関節を折ってから2本の骨を押さえて食べる方法も披露
豊ノ島さんは「相撲部屋では出せない味」とコメントするほど、コクと深みのあるスープが印象的で、本格的なプロの味が体験できる名店として紹介されました。
練馬・白石農園で“きゅうり”の収穫体験
「長野博の食king」では、練馬区大泉町にある白石農園を訪問。こちらは江戸時代初期から続く歴史ある農家で、アスパラガスやトマトなど約30〜40品目の野菜を育てています。今の旬はきゅうりで、4月下旬から7月中旬ごろまで収穫体験が可能です。新鮮なきゅうりを自らの手で収穫する喜びを通じて、食材の大切さを感じることができる内容でした。
きゅうりを使った「バンバンジードッグ」のレシピも公開
番組の最後では、旬のきゅうりを使ったバンバンジードッグのレシピも紹介されました。
■バンバンジードッグ
・材料:鶏むね肉、長ネギ、にんにく、調味料、きゅうり、ドッグパン、からしバター
・作り方:
- 鶏むね肉は火を止めたお湯に入れてしっとり仕上げる
- タレはみじん切りの長ネギとすりおろしにんにく、調味料を混ぜる
- きゅうりは千切りして塩もみし、水分をしっかり絞る
- トースターで焼いたパンにからしバターを塗り、具材を挟んで完成
ボリュームがありながらもヘルシーなこのドッグは、朝食や軽食にもぴったり。手軽に作れるアレンジメニューとして紹介されました。
今回の放送では、相撲部屋のリアルな食事から、ちゃんこ専門店の味、さらに家庭でも活用できるレシピまで、さまざまな角度から「食」を深掘り。どのシーンにも人の体と心を支える料理の力が込められており、見応えのある回となりました。
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