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テレ東【よじごじDays】初夏の関東ハイキング決定版|高尾山・太平山・榛名山でグルメと絶景を満喫|2025年6月5日放送

よじごじDays

関東名山を楽しむ!絶景とグルメ満喫のワイルドハイキングSP

これからの季節にぴったりの特集として、2025年6月5日放送の『よじごじDays』(テレビ東京)では、「ワイルドハイキング」をテーマに、関東の名山を舞台にした登山旅が紹介されました。番組MCは小泉孝太郎さん、登山にはスギちゃんが挑戦し、それぞれの山頂でゲストの希望に応えた手作りグルメを提供しました。放送では、東京都・高尾山、群馬県・榛名山、栃木県・太平山の3か所でのエピソードが紹介され、登山道中の見どころや名物グルメ、絶景スポットが盛りだくさんでした。

高尾山で冷やし中華!絶景とともに味わう夏の味

最初に紹介されたのは東京・高尾山です。スギちゃんと中島史恵さんが、夏の風物詩である冷やし中華を山頂で味わうという、まさに“ワイルドハイキング”の名にふさわしい挑戦を見せてくれました。スタート地点は京王線の高尾山口駅。駅からすぐの清滝駅まではケーブルカーを利用して登り、そこからは徒歩で登山を開始します。登山道の序盤には「浄心門」があり、その先の分岐点からは「男坂」と呼ばれるルートへ。108段の石段が続く急な坂で、いきなり体力を試されるコースでした。

途中で立ち寄ったのが「ごまどころ 権現茶屋」。ここでは黒ごまを使った黒ごま甘酒が提供されており、ひんやりとした甘さと濃厚なごまの風味が、登山中の一息にぴったりです。茶屋では「自然薯らーめん」も人気で、登山者たちの疲れを癒すスポットとして親しまれています。

登山道にはもうひとつの注目スポット、高尾山薬王院があります。奈良時代に聖武天皇の勅命で開山されたと伝わるこの寺は、縁結びや金運上昇のご利益があるとされ、多くの登山者が立ち寄る名所です。境内には歴史ある建物が並び、木々の中に静かにたたずむ様子は心を落ち着かせてくれます。

そしてついに、標高599.15メートルの山頂に到着。ここは天気の良い日には富士山が見える絶景ポイントとしても知られています。スギちゃんは、背負ってきた合計8kgの冷やし中華の材料をザックから取り出し、その場で調理を開始しました。

  • 持参した食材は麺、チャーシュー、きゅうり、ハム、ゆで卵、ミニトマト、からし、特製たれなど。

  • 食材は下ごしらえをせず、あえて“ワイルド”にそのまま使うというこだわりの調理スタイル。

  • 盛り付けは、具材を大胆に丸ごとトッピング。麺の上にのせられた鮮やかな野菜や卵が、山頂の景色とよく映えます。

  • スギちゃんは暑さと重さに苦労しながらも、汗を流して調理をやり遂げました。

出来上がった冷やし中華は、見た目にも食欲をそそる涼しげな一皿。山の空気と絶景の中で味わう冷やし中華は、何倍もおいしく感じられる一品でした。食材の彩りと冷たい麺の組み合わせは、登山後の体にぴったりで、夏の登山ならではの楽しみとなりました。さらに、山頂からは遠くに富士山の姿も見え、食事とともに自然の雄大さを味わう時間が流れていきました。

高尾山の魅力は、アクセスの良さだけでなく、歴史やグルメ、そして何よりも四季折々の景色と調和した体験型の旅にあります。この日の冷やし中華も、まさにそんな高尾山の魅力を象徴するワンシーンでした。

群馬・榛名山ではロールキャベツ!ご当地食材でほっこり

次に登場したのは群馬県高崎市の榛名山です。今回の山旅の目的は、遼河はるひさんが希望したロールキャベツを山頂で味わうこと。そのために用意された食材は、春キャベツ、タマネギ、ニンジン、パン粉、牛乳、そして群馬の名産である上州牛の挽き肉。総重量は約7kgという重さで、スギちゃんが背負って運びました。

スタート地点は榛名湖畔。湖の周囲を歩きながら登山口へと向かう途中、立ち寄ったのが「カフェ水月」。ここではアフォガードホットドッグ、さらに店内で人気のジェラートを楽しみ、ひとときの休憩を取ります。湖の景色を眺めながらのカフェタイムは、登山前のリフレッシュにぴったりでした。

登山道に入ると、すぐに険しい坂道と濡れた斜面が立ちはだかります。特に最初の5分で急な登りが続き、すでにバテ気味に。それでも同郷である愛知県出身の2人は、名古屋弁で励まし合いながら進みます。時折見える視界の先には、自然の豊かさを感じる木々や湿った岩場が続き、足元に注意しながら一歩ずつ進んでいきました。

  • 登山道は滑りやすく、手を使ってよじ登る箇所もあるほどの険しさ

  • 天気はやや曇り気味で、道中の展望は限られていたが涼しさはあり

  • 登山時間はおよそ1時間。登り切る頃には汗だくの状態に

そして到着したのは、榛名山の頂上にある榛名富士山神社。この神社は山のシンボルともいえる存在で、山頂からは高崎市街地や上毛三山の美しい稜線が望める絶景スポットです。天候がすぐれない中でも、雲の合間から時おり見える景色が印象的でした。

登頂のあとは、いよいよロールキャベツ作り。用意された材料をもとに、以下の工程で調理が行われました。

  • 春キャベツは丸ごと下茹でして柔らかくし、巻きやすいように準備

  • 挽き肉にタマネギ・ニンジンを加え、パン粉・牛乳・塩コショウで味付けしながらタネを練る

  • できたタネをキャベツで包み、コンソメスープに入れて煮込む

煮込むこと十数分、湯気とともに完成したロールキャベツは、見た目も香りも本格的な仕上がり。特に上州牛の挽き肉から出る脂と旨味がスープにしっかりと溶け込み、食欲をそそる一皿となりました。山頂で温かいスープ料理を食べる贅沢は、頑張って登ったごほうびのようです。

榛名山の登山は、ややハードなルートでしたが、その分、ゴールの達成感や温かいロールキャベツのやさしい味が、心と体を満たしてくれる旅となりました。自然と食の両方をじっくり味わえる山ハイクとして、非常に魅力的な一幕でした。

太平山ではスイカ割り!ご当地名物と歴史ある絶景を満喫

最後に紹介されたのは栃木県栃木市の太平山です。標高341メートルと比較的低めの山ですが、急な石段が続く登山道は決して楽ではなく、7キロのスイカを背負ったスギちゃんにとっては大きな試練となりました。今回の同行ゲストは加藤紀子さん。スイカ割りという夏らしい企画をゴールに掲げて、太平山の頂上を目指します。

登山の途中では、「盤峰園」というぶどう園に立ち寄ります。この農園は水はけのよい斜面と温暖な気候に恵まれており、栽培されているぶどうの品質が高いことで知られています。スギちゃんと加藤さんは、巨峰やシャインマスカットを味わいながらひとときのリフレッシュ。特にシャインマスカットの上品な甘さとジューシーな食感が、登山前の体にうれしいひと口となりました。

しかし、太平山の登山道は序盤から長く急な石段が続き、スギちゃんはすぐにバテバテになります。背負ったスイカの重さもあり、ペースはなかなか上がりません。加藤さんが後ろからサポートしながら、2人でゆっくりと登っていきます。さらに追い打ちをかけるように途中で雨が降り出し、登山道は滑りやすくなってしまいます

  • 登山中盤で到着したのは謙信平。ここは、戦国武将・上杉謙信が関東平野を見渡したと伝えられる展望スポット

  • 天候は回復し、関東平野が広がる絶景を楽しむことができた

  • 雨上がりの澄んだ空気と静けさの中で、自然の美しさを実感できるポイントに

謙信平を過ぎたあとは、名物グルメを提供する茶屋「あづま家」に立ち寄ります。この店は江戸時代から続く老舗で、名物として知られているのが「太平山三大名物」。それぞれ、だんご・焼き鳥・玉子焼きという素朴ながらも味わい深いメニューです。太平山神社に鶏や米が奉納されていた歴史的背景があり、これらの食文化が今も受け継がれています。

登山の最終目的地である太平山神社に到着すると、境内には「天下太平」を願って建てられた由緒ある社殿が構えられ、縁結びのご利益があることでも知られています。2人はここで参拝を行い、心静かな時間を過ごしました。

そしていよいよ、今回のメインイベントであるスイカ割りへ。場所は茶屋「山田家」のテラス席。雨も上がり、屋外でのスイカ割りには最適なタイミングです。

  • スイカはスギちゃんが背負って運んできた重さ約7キロの大玉

  • 加藤紀子さんが棒を持って目隠しをし、慎重にチャレンジ

  • 最後は2人の力で見事にスイカを割り、夏の味覚を笑顔で味わいました

この太平山のハイキングは、比較的短い距離ながらも見どころや体験が詰まった内容でした。ぶどう狩り・名物グルメ・歴史ある神社・そしてスイカ割りと、季節感と地域の魅力がしっかりと感じられる構成で、子どもから大人まで楽しめるコースとしても魅力的です。スギちゃんの奮闘と、加藤さんの丁寧なサポートも印象的なシーンとなり、笑顔と汗がつまった山旅となりました。

ハイキングの締めくくりは名湯・百観音温泉で癒しのひととき

3つの山を巡るワイルドハイキングを終えたスギちゃんと加藤紀子さんが、最後に訪れたのは埼玉県久喜市の百観音温泉です。ここは全国でも数少ない、日本温泉協会から泉質や施設環境などすべての項目で「オール5」の評価を受けた実力派の温泉です。

長時間の登山や重い荷物を背負ったワイルドクッキングの疲れを癒すには、ぴったりのスポット。落ち着いた雰囲気の館内には、源泉かけ流しの内湯や露天風呂が整備されており、地下1,500メートルから湧き出る天然温泉が豊富な湯量で満たされています

  • 湯は無色透明でとろみのある美肌の湯質

  • 温泉成分にはナトリウムやカルシウムなどのミネラルが含まれ、湯上がりの肌がしっとりすると好評

  • 天然の香りが心地よく、リラックス効果が高いとされる

スギちゃんと加藤さんは、それぞれのハイキングの思い出をかみしめながら湯に浸かり、静かな時間をゆっくりと堪能しました。登山後に体をほぐし、疲労を和らげる温泉は、まさに今回の旅を締めくくるのにふさわしいひととき。

日常の喧騒から離れ、自然の中で体を動かし、最後は温泉で癒される——そんな理想的なリフレッシュプランを実現できるのが今回のワイルドハイキング+名湯の組み合わせでした。疲れた体に染み入る温泉のぬくもりが、旅の余韻をやさしく包んでくれました。

おわりに

番組では、絶景とともに楽しむ山ごはんや、地元の名産、歴史あるスポットが数多く紹介されました。小泉孝太郎さんは「女性ゲストのみなさんが素敵だったのでスギちゃんも頑張れたのでは」と感想を述べ、登山に行きたくなったかどうかの質問には「登らない」と正直な札を上げていました。

登山の魅力とご当地グルメ、そして癒しの温泉まで盛りだくさんの内容で、これからの季節にぴったりのハイキング特集でした。

放送の内容と異なる場合があります。

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