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テレ東【ワンにゃフル物語】伝説の警察犬と奇跡の救出劇に涙!しょうゆ豆・タズの感動実話|2025年6月11日放送

動物

感動と笑いがいっぱい!伝説の動物たちの活躍と奇跡のストーリー

2025年6月11日にテレビ東京で放送された「世界を救う!ワンにゃフル物語〜柴と三毛と亀梨くん〜」は、感動あり、笑いありの2時間半スペシャル。司会は亀梨和也さんと大沢あかねさん。番組では警察犬の世界から、奇跡の救出劇、そして思わず笑ってしまう動物映像まで、さまざまな“レジェンド動物”たちの物語が紹介されました。

見習い警察犬しょうゆ豆の挑戦と訓練士との絆

番組では、香川県丸亀市にある丸亀警察犬訓練所で訓練を受ける見習い警察犬「しょうゆ豆」に密着。ラブラドール・レトリーバーのしょうゆ豆は、まだ本番の試験には挑んでいない新人の見習い警察犬で、訓練中の段階です。担当している訓練士・山田さんもまだ経験が浅く、警察犬訓練士として初めて任された犬がしょうゆ豆です。しょうゆ豆の血筋には、2010年に映画化された有名な警察犬「きな子」がいて、しょうゆ豆はそのひい孫にあたる犬です。

警察犬になるためには、日本警察犬協会が定めた7犬種のみが対象となっており、ラブラドール・レトリーバーはそのうちの1つです。警察犬になるには、年に1度だけ実施される香川県の試験に合格しなければならず、特に「臭気選別」の種目ではすべての問題を正解しないと合格できないという、非常に厳しい基準が設けられています。

しょうゆ豆は日々、山田さんと一緒にトレーニングを積み重ねています。山田さんは自宅で犬のしつけ教室も開いており、日常的に多くの犬と接している環境で育成に取り組んでいます。しょうゆ豆にとっては遊びたい盛りの時期で、集中力を保つのが難しい時もあり、訓練中に突然走り回ってしまうこともあるようです。

  • 訓練内容には「臭気選別」が含まれており、制限時間1分以内に、正解のニオイがついた布を探し当てて持ち帰るという課題があります。

  • 2025年3月2日に行われた警察犬競技会では、しょうゆ豆がこの「臭気選別」の部門に出場しました。

  • 直前の練習でも、遊びたいスイッチが入ってしまい、指示に従わず走り回る様子が見られました。

  • 本番でも同じように集中力が切れてしまい、指示を無視した行動が原因で失格となりました。

失格という結果に終わってしまいましたが、しょうゆ豆は落ち込むことなく、次回の試験での合格を目指して再挑戦を続けることを決意しています。試験は2025年11月に予定されており、それまでの数か月間、山田さんとともにより一層の訓練に励むことになります。失敗を糧に成長する姿勢は、しょうゆ豆と山田さんの強い信頼関係を感じさせました。

夢は、香川県警の嘱託警察犬として、地域の安全を守ること。その第一歩として、しょうゆ豆は3月25日に行われた警察犬委嘱式の会場を訪れ、記念撮影をしながら「この場所に立つ」ことを目標に掲げました。彼にとってこの場所は夢の舞台であり、いつか本当の警察犬としてその場に戻ってくるためのモチベーションとなっています。こうした一歩一歩の努力が、未来の“伝説の警察犬”を育てていくのだと感じさせるエピソードでした。

世界の爆笑&奇跡映像26連発!動物たちの魅力が満載

番組中盤では、世界中から集められた動物たちの衝撃映像26連発が紹介されました。日常の中で偶然撮影された映像や、動物たちの驚くべき行動を収めた映像が次々と登場し、笑いと驚き、そして感動を届けてくれるコーナーとなっていました。

その中でも特に印象的だったのは、網戸に勢いよく激突する犬の映像。うれしさのあまりスピードを落とせず、そのまま網戸に突っ込んでしまう様子は思わず笑ってしまうシーンでした。さらに、寝ぼけた子鹿が慌てて壁に衝突してしまう様子もあり、まだ動きに慣れていない様子がほほえましく映されていました。

  • 郵便配達に異常反応して大暴れするトイプードルの姿は、玄関前で吠えたりジャンプしたりとまるで「敵が来た!」とでも言うような激しさでした。

  • 中東と思われる地域では、井戸に落ちてしまったラクダを周囲の人たちが協力して救出する映像が紹介され、命をつなぐ人と動物の助け合いが描かれていました。

  • また、溝に落ちた羊が救出されたわずか5秒後に再び同じ溝に落ちてしまうという、天然すぎる失敗劇もあり、スタジオでは笑いと驚きが交錯していました。

他にも、多くの印象的な場面が続きます。

  • サーキットコースに突然入り込んでしまった犬を、飛び越えるようにジャンプして避ける車の奇跡的な瞬間

  • 音楽イベントのような大音量の爆音の中でも、まったく気にせず堂々と爆睡を続ける犬の姿

  • ベランダで遊ぶ赤ちゃんに、そっと体を使って手すりへの接近を防ぐネコの賢さとやさしさ

こうした映像を通じて、動物たちが見せるとっさの判断力や本能的な行動、そして人間にはない独特な面白さや賢さが浮き彫りになりました。特にネコや犬などの身近な動物たちが見せる「思いやり」や「予想外のリアクション」は、視聴者の心を癒し、笑顔を届けてくれるものでした。

映像はすべてリアルな日常の中から撮られたもので、作られた演出ではなく、動物たちが自分らしく行動する姿をそのまま映していました。だからこそ、そこに写る行動や表情が本当に魅力的で、見ている人に感情がまっすぐ届くのでしょう。

また、映像には動物だけでなく、その場にいた人々の反応や行動の一部も映し出されており、動物と人間の関係性や日常の温かさも感じられました。爆笑と驚き、そしてちょっぴりの感動が交差するこのコーナーは、番組の中でも特に盛り上がった部分のひとつでした。

出動!アメリカの天才警察犬K9たちの活躍

警察犬の活躍は日本だけでなく、世界中で重要な役割を果たしています。番組では、アメリカ各地で活躍する警察犬“K9”たちの勇敢な任務に密着した映像が数多く紹介されました。K9とは、強襲犬、偵察犬、警備犬、麻薬探知犬などを含む訓練された警察犬の総称で、犯罪の最前線で活躍しています。

アメリカ・フロリダ州では、警察犬アデルモが出動。逃走した指名手配犯の車に残されたニオイを追跡し、森の中に隠れていた犯人を発見し逮捕に導きました。アデルモは、車内に残されたわずかな手がかりから約10km先までニオイをたどることができたということで、嗅覚の精度と持久力の高さが際立っていました。

次に紹介されたのはサウスカロライナ州でのエピソード。パトロール中の警察官が、挙動不審な男性に対して不信感を持ちましたが、本人の同意や証拠がない限り、所有物の捜査はできません。そこで麻薬探知犬ジョニーが出動。ジョニーは車の助手席に反応し、調べたところ薬物と注射器が入ったバッグを発見法的にスムーズな対応が求められる現場でも、警察犬の判断が重要な役割を果たしています

また、バージニア州では裁判を無断で欠席して逃走した男に対して、警察犬が出動。自宅周辺を警察とK9チームが包囲し、目撃情報をもとに現場に急行。するとK9が吠えて居場所を知らせ物陰に潜んでいた容疑者を無事発見して逮捕に成功しました。ここでも、視界では確認できない隠れた場所を特定する能力が生かされています。

さらに注目されたのは誘拐未遂事件。赤ちゃんを連れ去ろうとした男が車で逃走し、警察が大規模な捜索を展開。犯人が車を乗り捨てたと見られる現場から、ジャーマン・シェパードのタイタンがニオイをたどり始めました。広大な森林エリアの中、タイタンは約1km先の音を聞き取り、ついに犯人を見つけて逮捕。その鋭い感覚は人間の感覚では到底たどり着けない場所にも届いていました。

K9たちは日々の厳しい訓練を通して、犯罪現場や捜索活動で活躍しています。その嗅覚は人間の数千倍から1億倍とも言われ、訓練を重ねることで精度はさらに高まります。彼らの働きによって救われた命や解決した事件の数は数えきれず、警察の一員として欠かせない存在です。今回紹介されたエピソードを通して、K9たちの能力と勇気がいかに頼りになるかを改めて知ることができました。

レジェンド・ワンにゃん物語…崖から飼い主を救った犬・タズの奇跡

番組のクライマックスで紹介されたのは、アメリカ全土を感動させた実話「愛犬タズと飼い主ダネルさんの奇跡」です。この物語は、動物が見せる本能と知恵、そして飼い主への深い愛情が奇跡を生んだ感動のストーリーでした。

ダネルさんは、トライアスロンの選手として国際大会での優勝経験もあるほどの実力者。日課として、愛犬のタズとともに人里離れた渓谷を走るトレーニングをしていました。しかしある日、不運にも足を滑らせてしまい、約18メートルの崖から転落。そのまま骨盤を粉砕骨折し、自力では動けない状態となってしまいます。

  • 季節は12月、周囲には人がいない険しい地形で、日没とともに気温は氷点下6℃にまで下がっていきました。

  • タズは一度崖の上に戻り、そこからさらに約8キロ離れたダネルさんの車まで走って戻るという驚異的な行動を見せます。

  • そして再び、ダネルさんの元に戻ってきたタズは、一晩中体を寄せて冷え切った体を温め続けたのです。

翌朝、ダネルさんのわずかな食料と水は尽きてしまいました。そんな中でタズは、彼女を近くの水たまりまで案内し、水分を確保させました。ダネルさんが崖下に落ちてから丸2日が経過し、ようやく彼女の異変に気づいた隣人が警察に失踪届を提出。事情を知っていた警察官は、すぐに練習場所となっていた渓谷へと向かいました。

  • 現場ではまずダネルさんの車を発見

  • すぐに警察は捜索隊を編成し、2600平方kmにも及ぶ広大なエリアの中で彼女を探し始めました。

  • タズは再び走り出し、警察官たちがその後を追う形で捜索。

  • ついに事故発生から52時間後、タズの案内でダネルさんの元にたどり着き、無事に救出されました。

この出来事はアメリカ中で大きな反響を呼び、タズはその勇敢な行動により、ロサンゼルスの動物愛護団体から「ナショナル・ヒーロー・ドッグ賞」を授与されました。命を救うためにとった行動が、ただの偶然ではなく強い絆と本能によって導かれたものであったことが、多くの人々の心を動かしました。

タズの行動は、言葉を持たない動物たちがどれほど人を想い、助けようとする力を秘めているのかを証明するものでした。この実話は、ペットと人間の関係を超えた“命のパートナー”としての在り方を考えさせられる、番組屈指の感動のエピソードでした。

ヤギ140頭のお引っ越し…岩手・しあわせ牧場での奮闘

番組では、岩手県宮古市にある「しあわせ牧場」で行われたヤギ140頭の引っ越し作戦に密着しました。この牧場は、東京ドーム約14個分という広大な敷地を持ち、ヤギや羊、牛などおよそ600頭の動物たちを飼育している大型牧場です。中でもヤギはその数が多く、今回引っ越しの対象となったのは、老朽化した旧ヤギ舎に暮らす140頭のヤギたちでした。

引っ越し先は、現在のヤギ舎から約300メートル離れた場所に新たに建てられた新ヤギ舎。しかし、これまで大量のヤギを一度に移動させた経験はなく、牧場にとっても初の試みとなりました。移動方法として計画されたのは、「エサで誘導して走って移動させる」という“全力ダッシュ作戦”。牧場スタッフが前方にエサを持って走り、ヤギたちがそれを追うようにして進ませるというものでした。

  • 引っ越し当日はあいにくの大雨

  • それでも、この日を逃すと10人の従業員が再び揃うのが難しいという事情があり、予定通り決行。

  • 作戦開始直後は順調に見えましたが、次第にヤギたちが途中で道草を始めてしまい、あちこちに散らばる事態に。

雨でぬかるんだ地面もあいまって、誘導は想像以上に困難なものとなりました。しかしここで頼りになったのが、毎日ヤギと接している「搾乳係」の存在です。ヤギたちは日々の生活の中でこの搾乳係の声に慣れており、その声が聞こえた瞬間、一斉に方向を変えて新ヤギ舎の方へと歩き出しました

  • ヤギは非常に耳がよく、人の声を覚える習性があるとされ、特に日常的に接している人間の声には敏感に反応します。

  • この時も、搾乳係の呼びかけがまるで合図のように全体に伝わり、あっという間に流れが整いました。

結果として、引っ越し開始からおよそ3時間後、140頭すべてのヤギの移動が無事に完了。新しいヤギ舎には、十分な広さと快適な環境が整っており、ヤギたちも次第に落ち着いた様子を見せていました。

今回の引っ越し作戦では、エサや人の声を使って動物の本能や習性を上手に活かす工夫が随所に見られ、牧場スタッフと動物たちとの深い信頼関係が感じられる心温まる内容となりました。普段なかなか見ることのできない、大規模な動物の引っ越しの裏側を知ることができる、貴重なエピソードでした。

まとめ

今回の放送では、動物たちのひたむきさや賢さ、そして人との絆がたくさん紹介され、見る人の心を打つ内容となりました。感動の涙と笑いが詰まった2時間半の物語は、多くの視聴者にとって忘れられないものとなったことでしょう。

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