表参道から始まる“心ときめく寄り道時間”
このページでは『ぶらり途中下車の旅(2026年1月31日)』の内容を分かりやすくまとめています。
藤原さくらさんが歩いたのは、表参道の新名所から千代田線沿いの小さな発見が連続する、ときめきいっぱいのルート。
オーガニック素材が香るジェラート、音が生まれる工房、透明な“水”を閉じ込めたガラス作品、そして選べる具材で楽しむアヒージョかけご飯。どの瞬間も旅のワンシーンとして胸に残り、思わず自分も歩きたくなるような温かい時間が広がっていました。
表参道の新スポット・GREEN TERRACEとオーガニックジェラートの世界
日本テレビの旅番組 ぶらり途中下車の旅 でシンガーソングライターの 藤原さくら さんが歩いた最初の舞台が、表参道の複合施設 GREEN TERRACE 表参道 です。ビル全体を「一本の大きな木」「都市に浮かぶ森」としてデザインした建物で、段々畑のようなテラスに緑が連なり、街中にいながら樹上の遊歩道を散歩しているような感覚を味わえます。
このビルの最上階にあるのが、オーガニックジェラート専門店 Eriko Osawa Earthly Gelato。オーナーの大澤さんは、かつて重い肌荒れに悩まされ、食材を見直すことで体調を立て直した経験から、「体にやさしい食材をおいしい形で届けたい」という思いで店を立ち上げました。ここでは、セロリやにんじん、小松菜などの野菜とフルーツを主役にしたジェラートが並びます。砂糖や乳製品の使い方にもこだわり、できるだけオーガニック素材を選んだ“野菜スイーツ”が特徴です。
コンセプトは、「日本各地の食文化をジェラートで表現し、世界に発信すること」。店内のカウンターは大地の赤土からジェラートの乳白色、雲のような白へと色がグラデーションになっていて、地面から育った作物がスイーツへと姿を変えていく物語を空間全体で表現しています。窓の外には屋上テラスの緑と表参道の街並みが広がり、ここで味わうセロリ×リンゴのようなフレーバーは、景色と一体になった“風景ごと食べるジェラート”と言っても過言ではありません。
乃木坂・Akasaka Baseで体験する、大人の秘密基地スピーカー
千代田線 東京メトロ千代田線 の 乃木坂駅 で下車した藤原さくらさんが見つけたのが、サウンドグッズの工房 Akasaka Base。住宅街の一角にひっそりと構える工房は、“大人の秘密基地”をイメージしてつくられた、音と遊びの研究室のような空間です。
ここでは、オリジナルのスピーカーやアンプ、メディアアート作品がずらり。オーナーでアーティストのトーマ・キャンベル(前嶋さん)は、アメリカンヴィンテージの雑貨や廃材を組み合わせて、レトロなおもちゃや工具箱を丸ごとスピーカーに変身させてしまいます。どれも一点ものの作品で、見た目はインテリアアート、スイッチを入れれば本格的な音響機器として部屋を満たしてくれます。
ブランドの合言葉は「Sound Goods Lab.」。英語の “Sounds good!”(それ、いいね) にちなんで、「聴いた瞬間に『これ、いい響きだね』と思ってもらえるモノづくり」をめざしているのだそうです。工房はネットショップをベースにしつつ、予約すれば実際に音を聴かせてもらえるスタイル。番組でも、藤原さくらさんがそれぞれ個性の違う音色を聴き比べて、楽しそうに耳を澄ませていました。お気に入りの音を探しに訪ねたくなる、音楽好き必訪のスポットです。
根津・SENTE TAKAYUKI OTAで“水”を閉じ込めたガラスアートに出会う
続いて千代田線で向かったのは、下町情緒が残る 根津駅 周辺。藤原さくらさんが立ち寄ったのが、ガラスジュエリーブランド SENTE TAKAYUKI OTA Gallery & Atelier Tokyo 根津店 です。ここは、ガラス作家・太田琢之さんが手がけるギャラリー兼アトリエ。元板前という異色の経歴を持つ太田さんは、体調を崩して別の道を模索する中でガラスに出会い、独学で技法を研究しながら“水”をテーマにした独自の表現スタイルにたどり着きました。
店内には、水滴がそのまま固まったようなペンダントトップや、波紋が広がる瞬間を閉じ込めたようなリングなど、透明感あふれる作品が並びます。特に人気なのが、水面の輪を表現した立体モチーフ「水輪」シリーズ。ワークショップでは、自分で色ガラスを選びながら一人ひとり違う水輪を作ることもでき、作品づくりのプロセスまで含めて“水と遊ぶ体験”になっています。
番組では、藤原さくらさんがガラスの制作風景を間近で見学し、きらめくアクセサリーを前にしばし見入っていました。最終的にはネックレスなどのアクセサリーを選んで購入。日常使いできるシンプルさの中に、ふとした瞬間に光を集めてくれるニュアンスがあり、旅の思い出を“水のかけら”として持ち帰るような特別な買い物になっていました。
千駄木・Biscuitでヨーロッパの「かわいい」と「懐かしい」を探す
同じ千代田線でもう一駅、今度は 千駄木駅 で下車。谷根千エリアの路地を歩いていて藤原さくらさんが見つけたのが、雑貨店 Biscuit。東京の下町・谷中にあるこの店は、「ヨーロッパの古くてかわいいもの」をテーマにしたヴィンテージ&アンティーク雑貨の専門店です。
店内には、ハンガリーの手作り モール人形、DDR時代のベアのぬいぐるみ、ヴィンテージボタンやカットクロス、レトロなグリーティングカードや紙袋、ラッピングペーパーなど、まるで外国の蚤の市をそのまま詰め込んだようなアイテムがぎゅっと並んでいます。色あせたブローチやドレスデントリム(紙の装飾)、アンティーククロモスといった、今ではなかなか手に入らない素材も豊富で、ハンドメイド好きにはたまらない宝庫です。
番組では、藤原さくらさんがモール人形のキットを選び、オーナーの話を聞きながら、ヨーロッパ各地で直接買い付けてきた品々に見入っていました。単なる“かわいい雑貨”にとどまらず、その土地の文化や暮らしが感じられるストーリーのあるアイテムばかり。谷中の古い町並みと相まって、時間がゆっくり流れるような買い物時間を楽しめるお店です。
根津・あひーじょバル&ごはん 山ぶどうで、カスタムアヒージョかけご飯
旅の後半で再び根津に戻り、藤原さくらさんが入ったのが あひーじょバル&ごはん 山ぶどう。名前の通り、アヒージョに特化した専門店で、約30〜40種類もの具材から好みのものを選んで、自分だけのオリジナル鍋を作れるのが大きな特徴です。
アヒージョとは、オリーブオイルとにんにくで具材を煮込むスペイン南部発祥の小皿料理。こちらの店では、魚介や野菜、肉類などの具材から複数を組み合わせて注文すると、具材から出る出汁がオイルに溶け込み、鍋ごとにまったく違う旨みが生まれます。牡蠣や白子、寒ブリといった季節の魚介、きのこやかぼちゃなど旬の野菜も登場し、その時期ならではの味わいを楽しめるのも魅力です。
番組では、藤原さくらさんが牡蠣や明太子など、自分の好きな具材を組み合わせた一皿をオーダー。特に印象的なのが、お店おすすめの食べ方である“アヒージョかけご飯”。熱々のアヒージョをご飯にたっぷりかけると、にんにくの香りと魚介の出汁、オリーブオイルのコクが一体になり、スープご飯のようにさらさらと食べ進めてしまう一品になります。イタリアンをベースにしたアラカルトやワインも揃っており、一人でも仲間とでもゆっくり過ごせる温かい雰囲気の店です。
2026年に歩きたい、千代田線〜表参道をつなぐ藤原さくらの街歩きルート
今回の ぶらり途中下車の旅 では、千代田線を基軸に 乃木坂・根津・千駄木 といった駅で降りながら、最後に 表参道 の GREEN TERRACE 表参道 へと向かう、都市と下町を横断するルートが描かれました。アートと音楽、食とスイーツ、雑貨とファッションがバランスよく散りばめられた1日コースになっているのが大きな魅力です。
乃木坂の Akasaka Base で“音の遊び心”に触れ、根津の SENTE TAKAYUKI OTA で水を閉じ込めたガラスアートの世界へ。千駄木の Biscuit ではヨーロッパの古道具やモール人形に出会い、再び根津の あひーじょバル&ごはん 山ぶどう でカスタムアヒージョかけご飯を堪能。締めくくりに、表参道の GREEN TERRACE 表参道 と Eriko Osawa Earthly Gelato の空中テラスで、セロリとリンゴのジェラートを味わいながら街を見下ろす——そんな流れでたどると、2026年の東京が持つ“今の空気”を一日で体感できます。
観光名所めぐりとはひと味違う、暮らしとカルチャーに寄り添うこのルートは、番組ファンはもちろん、週末の街歩きを計画している人にも大きなヒントになります。音楽好き、スイーツ好き、雑貨好き、グルメ好き——どんな人でも自分の“ときめきポイント”を見つけられる旅として、その魅力はこれからも語り継がれていきそうです。


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