【ぶらり途中下車の旅】アメージング・シートでイルカ体感!香るバラ園と家族陶芸、桃タルト氷と中国茶アフタヌーンティーの伊豆時間|2025年7月26日放送

ぶらり途中下車の旅

伊豆の魅力満喫!海・桃・バラ・陶芸・中国茶の旅

今回の「ぶらり途中下車の旅」は、横尾渉さんが伊豆急行線をぶらりと旅しながら、伊豆の自然、味覚、文化、歴史、体験をたっぷり楽しみました。かき氷の聖地で出会った丸ごと桃のタルト風かき氷をはじめ、バラの香りただよう農園や、家族が手がける個性派陶芸、風情あふれる中国茶カフェなど、五感を通して伊豆の魅力を味わえる旅となりました。

イルカとカワウソのいる海の楽園・下田からスタート

最初の目的地は、伊豆急下田駅近くにある「下田海中水族館」。1967年にオープンした歴史ある水族館で、海の入り江をそのまま使った自然派の施設です。

アメージング・シートで体感する迫力のイルカショー

下田海中水族館では、イルカのジャンプやスピンを間近で見られるアメージング・シートが目玉のひとつです。防水ポンチョを着用して観覧するこのショーは、イルカとの距離がとても近く、水しぶきが飛んでくるほどの臨場感があります。その他にも、ペンギンやアシカ、コツメカワウソとのふれあいコーナーがあり、特にコツメカワウソにエサをあげる体験は子どもたちにも大人気。水族館というより、海の中に入ったような感覚になれる場所です。

自然の地形を活かした展示と施設の魅力

この水族館のもうひとつの特徴は、人工ではなく自然の海を活用していることです。海に浮かぶドーム型の施設には、大型の魚やイルカが泳ぎ、海そのものが生きた水槽になっています。クラゲやサメ、カラフルな魚たちも豊富に展示され、水族館というより“海の中のテーマパーク”のような場所です。見た目にも涼しく、夏の始まりを告げるような爽快なスタートでした。

河津で出会ったかっぱと神秘の瓶の伝説

次に向かったのは、伊豆急行線で数駅進んだ「河津駅」。ここで横尾さんは、ちょっと変わった伝説を持つお寺「栖足寺」を訪ねました。

栖足寺のかっぱ伝説とサラサラ音のする瓶

このお寺は、“かっぱ寺”の愛称で知られる栖足寺(せいそくじ)です。昔、河津川に住んでいたかっぱが人間に助けられ、お礼に“水の音が聞こえる不思議な瓶”を残したという伝説が語り継がれています。その瓶は今でも寺宝として保管されており、耳を当てると「サラサラ…」という音が聞こえるとされています。しかし、この音はなぜか録音できず、何度録っても記録に残らないという神秘的な現象が起きているそうです。

家紋が描かれた天井画と歴史ある本堂

本堂の天井には、天皇家や徳川家の家紋をモチーフにした植物画が繊細に描かれており、訪れる人の目を惹きます。格式と民話の両方を兼ね備えた、地元ならではの魅力あるお寺で、御朱印も人気を集めています。歴史や不思議な話が好きな人にとっては、まさに“隠れ名所”といえる場所でした。

バラを食べる!?香りの農園と癒しのカフェ

再び河津の市街地に戻った横尾さんが見つけたのは、香り高いバラに包まれたカフェ「70 nanamaru cafe」。ここでは実際に食べられるバラ=食用バラをテーマにしたメニューが楽しめます。

伊豆ばら園とドフトボルケの優しい甘さ

併設された「伊豆ばら園」では、3代続く後藤家が食用のバラを専門に栽培しています。代表的な品種はドイツ生まれのドフトボルケという赤いバラで、香りと味わいが特徴的です。バラの花びらは無農薬で育てられており、実際にそのまま口に入れられる安全性の高さも魅力です。後藤清也さんは元々フラワーアレンジメントを専門にしていた方で、今では農園とカフェを一体化させた新しいスタイルでバラの魅力を伝えています。

カフェメニューは香りと見た目も楽しめる逸品

カフェでは、バラのシロップを使った炭酸ドリンク「ローズソーダ」や、フラッペ、ジュレなど、目にも美しく、香りで癒されるスイーツやドリンクが並びます。花の香りをそのまま味にしたような優しい飲み心地は、夏の暑さをやわらげてくれます。おしゃれで非日常感のある空間も魅力のひとつで、カフェ目当てに訪れる人も多いそうです。

伊豆稲取で見つけた“かき氷の聖地”と絶景スイーツ

続いては伊豆稲取駅で途中下車。駅前の観光案内施設「まちのレセプション ようよう」に立ち寄ると、地元の情報がぎゅっと詰まった地図がありました。

キッチンZENの丸ごと桃タルト風かき氷

紹介されたのは「キッチンZEN」というお店。ここでは、**丸ごと1個の桃を贅沢にのせた“桃のタルト風かき氷”**が人気を集めています。ふわふわの氷にクッキー生地のタルト、甘さ控えめのクリームと果汁たっぷりの桃が相性抜群で、見た目にも華やかでフォトジェニックなスイーツです。窓側の席からは伊豆の海を一望でき、まさに夏のご褒美といえる一品でした。

パインや塩キャラメルの変わり種も豊富

このお店では、石垣島直送のパイナップルとパッションフルーツを使ったかき氷や、伊豆天然塩を使った塩キャラメル味など、素材にこだわった多彩なフレーバーが楽しめます。店の外には海を背景にしたブランコもあり、旅の記念写真を撮るのにもぴったりな場所です。

最後は伊豆高原でアートと中国茶の静かな時間

旅の最後は伊豆高原駅で途中下車。個性的な陶芸工房と、心落ち着くカフェに立ち寄りました。

TCJKW WORKSHOPで見る家族の“陶”世界

「TCJKW WORKSHOP」は、4人の家族それぞれが違うスタイルで陶芸作品を作るアトリエショップです。父・観行さんはドクロやミイラなどをモチーフにした少しダークな作品、母・恵理子さんは明るくてかわいらしいデザイン。息子の岳哉さんとその妻・智栄さんは、モダンな食器やアートピースを制作しています。中には子どもたちの作品も並んでおり、自由な発想と手作りのあたたかみが感じられる空間です。

一茶一酒で紹興酒スイーツと中国茶を味わう

最後に訪れた「一茶一酒」は、静かな庭と中国茶が楽しめる和洋折衷のカフェです。蓮の花が咲く庭を眺めながら、横尾さんは「正山小種(ラプサンスーチョン)」という中国茶と「紹興酒プリン」のデザートセットを注文しました。プリンには「古越龍山」という有名な紹興酒が使われており、甘さと紹興酒の香りが後味に広がる大人の味わいが楽しめます。金曜限定で予約制の「チャイニーズアフタヌーンティー」もあり、点心やスイーツのセットがゆっくりと味わえるのも魅力です。

伊豆の自然、伝説、香り、味、アート、そしてやさしい時間を巡る今回の旅。電車でゆっくり移動しながら、駅ごとの魅力を探すぶらり旅ならではの楽しさがあふれていました。ふらっと途中下車した先に、まだ見ぬ伊豆の魅力が待っている。そんな気持ちにさせてくれる内容でした。


ソース:

バラの香りを自宅でも楽しめる!70 nanamaru cafeの通販商品

河津町の人気スポット「70 nanamaru cafe」で提供されているバラスイーツの魅力は、店頭だけでなく自宅でも味わうことができます。公式オンラインショップでは、自家農園で大切に育てられた食用バラ「ドフトボルケ」を使った商品がラインナップされており、ギフトや自分へのご褒美としても人気を集めています。

食用バラジャム「IZU ROSE」

ジャムには、自家栽培の「ドフトボルケ」という品種のバラがふんだんに使われています。1瓶あたり約10〜12輪分の花びらを贅沢に煮詰めて作られており、華やかな香りと優しい甘さが特徴です。見た目も上品なピンク色で、パンやヨーグルトに添えれば一気に食卓が華やかになります。ガラス瓶のパッケージは高級感があり、ギフトやお中元・お祝いなどの贈り物にもぴったりです

バラの香りを閉じ込めたドリンク用シロップ

カフェでも人気のバラソーダやフラッペに使われているドリンク用シロップも通販で手に入ります。炭酸水や紅茶、アイスにかけて楽しめるほか、カクテルの香りづけにも活用でき、日常のドリンクタイムが特別なひとときに変わります。夏は炭酸割りで爽やかに、冬はお湯で割ってホットローズドリンクにするなど、季節ごとにアレンジも楽しめます。


購入先リンク(外部サイト):
70 nanamaru cafe 公式オンラインショップ
(バラジャム・ローズソーダシロップなど掲載)

 

 

 

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