記事内には広告が含まれています。

中田彰輝がサーヤの特殊メイクを監修!ZOMBIE STOCKの仕事と代表作|ララLIFE

人物

サーヤを“悪役”へ変身させる特殊メイクのプロ・中田彰輝

2026年9月18日(金)放送のTBS『ララLIFE』では、映画のメイキングや特殊メイクを見るのが大好きだというラランド・サーヤさんが、実際に特殊メイクの世界へ。自ら手を動かしながら、これまでとはまったく違う“悪役”の姿へ変身します。

この回で特殊メイクを監修するのが、特殊メイク・特殊造形のプロ、中田彰輝さんです。

映画『ゴールデンカムイ』をはじめ、長年さまざまな映像作品の特殊メイクを担当してきた人物で、東京都大田区に工房を置く株式会社ZOMBIE STOCK(ゾンビストック)の代表でもあります。

この記事でわかること

  • 『ララLIFE』でサーヤの特殊メイクを監修する人物
  • 中田彰輝さんが代表を務めるZOMBIE STOCKとは
  • 『ゴールデンカムイ』『牙狼<GARO>』など代表的な仕事
  • 中田彰輝さんが特殊メイクの世界へ進んだきっかけ

サーヤの特殊メイク監修は中田彰輝

9月18日の『ララLIFE』でサーヤさんの特殊メイクを監修するのは、中田彰輝さんです。

中田さん本人も放送前に、今回の『ララLIFE』で監修者を担当したことを公表しています。さらにサーヤさんについて、特殊メイクに取り組む姿を見て「本当に器用」と評価していました。

公式動画:TBS公式YouTube「ラランド・サーヤ、特殊メイクで悪役に変身」

番組では、プロが考案したHOW TOをまとめた「ララNOTE」をもとにゲストが初めてのことへ挑戦するのが基本スタイル。

今回は完成した特殊メイクを施してもらうだけではなく、サーヤさん自身が映画制作の裏側に入り、特殊メイクの世界を体験するところが大きな見どころです。

特殊メイクは単に顔へ色を塗って別人らしく見せる技術ではありません。

中田さんは過去のインタビューで、通常のメイクがしわなどを「描く」のに対し、特殊メイクでは立体そのものを作って顔へ加えていくと説明しています。

傷、老化、怪物、人間とは異なる顔立ちなど、俳優の顔や身体に“存在しない形”を生み出す仕事です。

ZOMBIE STOCKは東京都大田区の特殊メイク・特殊造形会社

中田彰輝さんが代表取締役を務めているのが、株式会社ZOMBIE STOCKです。

会社の公式情報では、

  • 会社名:株式会社ZOMBIE STOCK
  • 代表取締役:中田彰輝
  • 工房所在地:東京都大田区
  • 設立:2012年10月
  • 業務内容:特殊メイク、特殊造形、デザイン、プロデュース

となっています。

扱っているものは顔の特殊メイクだけではありません。

特殊造形、デザイン、玩具、着ぐるみ、ダミー、原型、アトラクションのプロデュースなど、映像や舞台に必要な「現実には存在しないものを形にする」仕事を幅広く手がけています。

映画やテレビ、CM、舞台などから依頼を受けることが多く、中田さん自身もZOMBIE STOCKについて、映像作品で使われる特殊メイクや特殊造形を中心とした会社だと説明しています。

つまり今回の『ララLIFE』は、サーヤさんが単に変身メイクを楽しむ企画というより、普段は映画やドラマの画面の裏側にいる造形スタッフの仕事へ入っていく企画と見ると、かなり面白くなります。

中田彰輝が特殊メイクを目指した原点は子ども時代の映画

中田彰輝さんの原点をたどると、かなり今回の番組テーマとつながっています。

子どもの頃から昆虫や動物などの生き物が好きで、図鑑だけでなく、水木しげるさんの妖怪本や怪奇映画の本にも夢中になっていました。

そして友人を通じて映画の世界を知り、映画の中に登場するさまざまな造形物に興味を持つようになります。

メイキング資料を見るうちに、映画の怪物や傷、特殊な身体などを実際に人の手で作っている職業が存在することを知ったことが、大きなきっかけになりました。

さらに中田さんの記憶に残った作品のひとつが、マイケル・ジャクソンの「スリラー」。

幼い頃には友人と、街の人が全員ゾンビになったという設定で“ゾンビごっこ”までしていたそうです。

後に会社名をZOMBIE STOCKとしたのも、そんな子ども時代からのゾンビ好きにつながっています。中田さん自身、「ゾンビをたくさんストックしている倉庫」のようなイメージを社名に込めたと語っています。

好きだった映画の“作り物”を眺める少年時代から、実際に映画の世界を作る側へ。

サーヤさんが今回「映画のメイキングを見るのが好き」というところから特殊メイクへ挑戦する流れと、中田さん自身の原点がどこか重なるのも興味深いところです。

『ゴールデンカムイ』では傷跡や鶴見中尉まで作り込んだ

中田彰輝さんの近年の仕事で特に知られているのが、実写版『ゴールデンカムイ』です。

作品では特殊メイクを担当し、杉元佐一の傷跡をはじめ、原作でも非常に特徴的な姿をしている鶴見中尉などのビジュアルを作り上げました。

特殊メイクで重要なのは、派手に変身させればいいわけではありません。

中田さんは『ゴールデンカムイ』制作時、2次元のキャラクターを実際の人間へ置き換える難しさについて語り、キャラクターがなぜその傷を負ったのかまで考えてデザインしたと説明しています。

例えば鶴見中尉では、傷跡の形や火傷の表現などを変えながらメイクテストを重ねています。

額あてについても、単に原作の形をコピーするのではなく、素材の質感や戦ってきた年月まで感じられるよう傷や汚れを加えました。

特殊メイクとは“別人にする技術”であると同時に、その人物が歩んできた人生を顔や身体に刻む仕事でもあるわけです。

『牙狼<GARO>』にはシリーズ初期から参加

もうひとつ、中田彰輝さんを語るうえで外せないのが『牙狼<GARO>』シリーズです。

中田さんはシリーズが始まった段階から仕事の依頼を受け、初期に登場した「素体ホラー」のスーツにも携わっています。

後の『絶狼<ZERO> -DRAGON BLOOD-』でも、スタッフとして「特殊造形・特殊メイク」に中田彰輝さんの名前が正式に掲載されています。

興味深いのは、特殊メイク・造形アーティストとして知られるAmazing JIROさんが、中田さんについて自分の先生だと語っていることです。

自分自身が作品を作るだけでなく、次の世代の特殊造形クリエイターにも影響を与えてきたことが分かります。

特殊メイクは完成するまでの「見えない工程」が面白い

完成した映画だけを見ていると、特殊メイクは一瞬で顔へ貼り付けているようにも見えます。

しかし実際には、俳優の顔型を取る「ライフマスク」から始まり、造形、型取り、素材の成形、着色、装着までさまざまな工程があります。

ZOMBIE STOCKの工房にも、これまで携わった演者のライフマスクや造形素材などが数多く保管されています。

しかも材料は特殊なものだけとは限りません。

過去には舞台で使用する造形物に、身近な風呂用のボールチェーンを素材として活用した例もあります。何をどう組み合わせれば画面上で本物らしく見えるかを考える発想力も、この仕事には欠かせません。

サーヤさんがもともと映画のメイキング好きというのも納得で、完成した姿以上に面白いのが、まさにこの「作る途中」です。

まとめ

『ララLIFE』でラランド・サーヤさんの特殊メイクを監修するのは、特殊メイク・特殊造形アーティストの中田彰輝さんです。

中田さんは東京都大田区に工房を構える株式会社ZOMBIE STOCKの代表で、『ゴールデンカムイ』や『牙狼<GARO>』など数多くの映像作品で特殊メイク・特殊造形を担当してきました。

子どもの頃に妖怪やゾンビ、映画のメイキングに夢中になり、「映画の中の作り物を作る人がいる」と知った少年が、やがてプロとして映画の世界を作る側へ進んでいます。

映画のメイキングを見るのが大好きだというサーヤさんが、そのプロの現場に入り、自ら特殊メイクに挑戦する今回。

「別人へ変身する完成形」だけでなく、「人間の顔をどうやって映画のキャラクターへ変えていくのか」という制作工程に注目すると、より楽しめそうです。

参考リンク

おすすめ関連商品

ゴールデンカムイ 1

コメント

タイトルとURLをコピーしました