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金民愛が『きんつくろい』で初のテレビドラマ脚本!第33回ヤングシナリオ大賞佳作からの一歩【きんつくろい -金繕い-】

人物

金民愛が初めてテレビドラマの脚本を手掛ける『きんつくろい -金繕い-』

2026年10月8日、フジテレビ系で放送される「ヤンシナ脚本家応援プロジェクト by SUNTORY『きんつくろい -金繕い-』」で、脚本を担当するのが金民愛さんです。

金民愛さんは「第33回フジテレビヤングシナリオ大賞」で佳作を受賞した新人脚本家。今回の『きんつくろい -金繕い-』が、初めて手掛けるテレビドラマ脚本となります。

この記事でわかること

  • 金民愛さんがどんな脚本家なのか
  • 第33回フジテレビヤングシナリオ大賞で受賞した作品
  • 初のテレビドラマ『きんつくろい -金繕い-』誕生までの流れ
  • 金継ぎとウイスキーを組み合わせた物語の特徴

金民愛は第33回ヤングシナリオ大賞佳作からテレビドラマ脚本へ

公式動画:フジテレビ公式『きんつくろい -金繕い-』スペシャルPR

金民愛さんが脚本家として大きな節目を迎える作品が、『きんつくろい -金繕い-』です。

フジテレビは、この作品について金民愛さんが「初めてテレビドラマの脚本を手掛ける」と明記しています。吉田鋼太郎さん主演で、10月8日22時から23時34分まで全国ネットで放送されるスペシャルドラマです。

それまで金民愛さんの名前が大きく世に出たのは、第33回フジテレビヤングシナリオ大賞でした。

同賞には1978編が応募。金民愛さんの「消え失せろ、この感情」は選考を突破し、大賞の生方美久さん「踊り場にて」とともに、最終的な受賞作品の一つとなりました。金民愛さんは佳作に選ばれています。

そこから約5年を経て、自らのオリジナルストーリーが俳優たちによって映像化され、全国放送される段階へ進むことになりました。

受賞作は「消え失せろ、この感情」

金民愛さんが第33回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞した作品は「消え失せろ、この感情」です。

第33回では、

  • 大賞:生方美久「踊り場にて」
  • 佳作:金民愛「消え失せろ、この感情」
  • 佳作:深澤伊吹己「すりーばんと」
  • 佳作:北浦勝大「7階エレベーター無しに住む橋本」

の4作品が受賞しています。

大賞となった生方美久さんの「踊り場にて」は2021年12月にドラマ化され、その後、生方さんは『silent』などを手掛ける脚本家へ進みました。ヤングシナリオ大賞は、坂元裕二さん、野島伸司さん、浅野妙子さん、野木亜紀子さんらも輩出してきた新人脚本家の登竜門です。

金民愛さんの場合は佳作受賞後すぐに大賞作品としてドラマ化されたわけではありません。

しかし、その受賞歴が数年後、「ヤンシナ脚本家応援プロジェクト」を通じたテレビドラマ執筆へとつながりました。

ヤンシナ脚本家応援プロジェクトで初のテレビドラマ執筆が実現

金民愛さんの転機となったのが、フジテレビとサントリーによる「ヤンシナ脚本家応援プロジェクト」です。

このプロジェクトは、フジテレビヤングシナリオ大賞の受賞者に、新たなオリジナルドラマを書く機会を提供する取り組み。新人脚本家が受賞後も作品を世に送り出せるよう後押しする目的で2024年にスタートしました。

『きんつくろい -金繕い-』は、その第3弾です。

金民愛さんは過去の受賞作をそのまま映像化するのではなく、「ウイスキー」というテーマを受けて新しい物語を書き下ろしました。

ここが今回の大きなポイントです。

約5年前に評価された一本のシナリオから、今度はテレビ放送を前提とした完全なオリジナルドラマを書く。その新しい段階へ進んだ作品が『きんつくろい -金繕い-』になります。

「金継ぎ」と「ウイスキー」を1つの物語へ結び付けた

『きんつくろい -金繕い-』の中心に置かれているのは、「金継ぎ」と「ウイスキー」という一見異なる2つのものです。

主人公は、世界的な評価を得ながら創作への情熱を失い、山奥のアトリエで家具修理をしながら暮らす職人・柊恒一。吉田鋼太郎さんが演じます。

そこへ中島颯太さん演じる大学生・守谷夏樹が、割れてしまった祖母のウイスキーグラスを持って訪れます。

その祖母は、柊が若い頃に思いを寄せながら別々の道を選んだ女性・薫でした。

壊れたグラス。

40年前に果たせなかった約束。

新しい作品を生み出せなくなった職人。

自分の進路を決めきれない若者。

こうした人物と出来事を「金継ぎ」によってつなぎ直していく構成になっています。

一方のウイスキーは、長い年月をかけて熟成するものです。

割れたものを傷ごと残しながら新しい姿へつなぎ直す金継ぎと、時間そのものが味わいへ変わっていくウイスキー。この2つが、40年間止まっていた人間関係や人生を描く物語の軸になっています。

新人脚本家・金民愛の「情緒豊かな感性」が作品の核に

『きんつくろい -金繕い-』をプロデュースするのは、『愛の、がっこう。』『ナンバMG5』などを手掛けた栗原彩乃さんです。

栗原さんは作品発表時、金民愛さんについて、新人脚本家ならではの情緒豊かな感性が随所に表れていると紹介しています。

金民愛さん自身も、思い描いていた物語が実際の映像になることへの感慨をコメントしています。

脚本執筆では迷う場面もありながら、プロデューサーや監督の支えを受けて最後まで書き上げたこと、そして作品が視聴者にとって大切な人や過ごしてきた時間を振り返るきっかけになってほしいという思いを明かしました。

脚本家にとって、文章として存在していた登場人物が俳優によって演じられ、セットやロケーションが作られ、映像作品になって全国へ届くのは大きな転機です。

第33回ヤングシナリオ大賞の佳作受賞から続いてきた金民愛さんの創作が、『きんつくろい -金繕い-』で初めてテレビドラマとして形になります。

吉田鋼太郎、中島颯太、西垣匠、遠藤さくらが金民愛の世界を演じる

初のテレビドラマ脚本ながら、出演者には幅広い世代の俳優がそろいました。

主なキャスト・スタッフは次の通りです。

  • 柊恒一:吉田鋼太郎
  • 守谷夏樹:中島颯太
  • 若き日の柊恒一:西垣匠
  • 若き日の守谷薫:遠藤さくら
  • 守谷薫:朝加真由美
  • 守谷誠二:尾美としのり
  • 脚本:金民愛
  • 演出:清矢明子
  • プロデュース:栗原彩乃、郷田悠
  • 制作協力:FCC
  • 制作著作:フジテレビジョン

現在と40年前という2つの時間軸が交差し、若い頃に交わされた約束が現在の物語へつながっていきます。

新人脚本家の初テレビドラマでありながら、吉田鋼太郎さんを中心とする経験豊富なキャストと、若い世代の俳優が同じ物語を担う作品となっています。

『きんつくろい -金繕い-』放送情報

放送予定は次の通りです。

  • 番組名:ヤンシナ脚本家応援プロジェクト by SUNTORY『きんつくろい -金繕い-』
  • 放送日:2026年10月8日
  • 放送時間:22:00~23:34
  • 放送局:フジテレビ系
  • 脚本:金民愛
  • 主演:吉田鋼太郎

番組公式サイトでは、スペシャルPRのほか、吉田鋼太郎さんや中島颯太さんのインタビュー・メイキング映像も公開されています。

まとめ

金民愛さんは、第33回フジテレビヤングシナリオ大賞で「消え失せろ、この感情」が佳作に選ばれた脚本家です。

そして2026年10月8日放送の『きんつくろい -金繕い-』で、初めてテレビドラマの脚本を担当します。ヤングシナリオ大賞で名前を刻んでから約5年を経て迎える、大きな節目となる作品です。

金継ぎによる「壊れたものを傷ごとつなぎ直す」という発想と、年月を重ねて熟成するウイスキー。その2つを40年越しの初恋、挫折した職人、将来に迷う若者の人生へ重ねた物語は、金民愛さんがテレビドラマ脚本家として踏み出す最初の一作となります。

参考リンク

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