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柏木陽介、元日本代表から長良川鵜飼の船頭へ 人手不足を知り一般応募で採用【鶴瓶孝太郎〜スターの今を大調査〜】

人物

元サッカー日本代表・柏木陽介が選んだ「岐阜に残る」第二の人生

2026年10月9日放送のテレビ朝日系「鶴瓶孝太郎〜スターの今を大調査〜」に登場する、岐阜で鵜飼の船頭となった元サッカー日本代表の“天才レフティ”は柏木陽介さんです。

サンフレッチェ広島、浦和レッズ、FC岐阜で長く活躍した柏木さんは、2023年シーズン限りで現役を引退。その後に選んだ仕事の一つが、長良川で観光客を乗せる「ぎふ長良川の鵜飼」の観覧船船頭でした。

しかも、著名人向けに用意された体験企画ではありません。船頭不足を知った柏木さん自身が一般応募し、面接、研修、実技研修、試験を経て正式採用されています。

この記事でわかること

  • 柏木陽介さんが鵜飼観覧船の船頭になった経緯
  • 元日本代表選手が一般応募から正式採用されるまで
  • 現役引退後も岐阜に残った理由と現在の活動
  • 2026年の長良川鵜飼の開催期間・料金・出船時間

柏木陽介は2024年に鵜飼観覧船の船頭として正式採用

公式動画:中京テレビNEWS「船頭に転身!サッカー元日本代表・柏木陽介さん」

柏木陽介さんが船頭として活動を始めたのは2024年です。

ここで間違えやすいのが仕事内容です。柏木さんが務めるのは、鵜匠と鵜が乗って漁をする「鵜舟」の船頭ではなく、観光客が長良川鵜飼を観覧するために乗る「鵜飼観覧船」の船頭です。

仕事は観覧船の運航・操船だけではありません。乗船客を安全に案内し、鵜飼を楽しんでもらうためのおもてなしまで担います。

柏木さんは船頭の人材不足を知り、「鵜飼の課題解決になれば」と自ら応募しました。一般の応募者と同じように選考を受け、面接から研修、実技研修、試験までを終えたうえで正式に採用されています。2024年5月11日の鵜飼開きから船頭としてデビューしました。

華やかなサッカー界から全く異なる世界へ移ったように見えますが、単なる「珍しい転職」ではありません。柏木さんにとって、船頭になることは引退後に進めている岐阜への地域貢献そのものにつながっています。

サンフレッチェ広島から浦和、FC岐阜へ 日本代表11試合のレフティ

柏木陽介さんは1987年12月15日生まれ、兵庫県出身。

サンフレッチェ広島ユースから2006年にトップチームへ昇格し、その後は浦和レッズ、FC岐阜でプレーしました。

主な記録は次の通りです。

  • J1リーグ:392試合56得点
  • J2リーグ:31試合4得点
  • J3リーグ:61試合1得点
  • ACL:33試合2得点
  • 日本代表:国際Aマッチ11試合

浦和レッズ時代にはルヴァンカップ優勝やAFCチャンピオンズリーグ制覇を経験。2016年にはJリーグベストイレブン、2017年にはACLの大会MVPにも選ばれています。

2021年にFC岐阜へ移籍したことが、その後の人生を大きく変える転機となりました。

引退後も岐阜に残り「地域を盛り上げる側」へ

柏木さんは2023年シーズンを最後に、約18年間のプロサッカー選手生活を終えました。

しかし、引退と同時に岐阜を離れたわけではありません。

2024年にはFC岐阜クラブアンバサダーに就任。さらに「Value Accelerator(バリュー アクセラレーター)」という役職が設けられ、サッカーだけでなく、岐阜の文化、歴史、伝統、自然まで広く伝える活動を担うことになりました。

その活動と非常に相性が良かったのが長良川鵜飼です。

柏木さんは岐阜で生活し、地域各地に触れていく中で岐阜への思いを深めていきました。長良川、かがり火、鵜、岐阜城が一体となる鵜飼にも強くひかれ、多くの人に岐阜へ来てもらうための活動として船頭に挑戦しています。

「有名人の1日船頭」ではなく、船を動かす技術を学んだ

柏木さんの転身で特に印象的なのは、イベントだけの名誉船頭ではないことです。

長良川の観覧船は、竿などを使いながら川の流れ、水深、石の位置、周囲の船を確認して動かします。柏木さん自身も研修を通じて、操船の難しさや自然を読む力、伝統を継承する意味を学んだと語っています。

船を出す前には準備も必要です。

実際の船頭活動では、船を掃除し、座布団などを準備し、ロープの扱いや川での身体の使い方も覚えていきました。2024年には約20回船頭を経験し、観光客を乗せて運航しています。

現役時代は中盤から広い視野で試合を組み立ててきた柏木さん。船頭になってからも、周囲を見ながら次の状況を判断し続けるところにサッカーとの共通点を感じていると話しています。

柏木陽介は2026年現在もFC岐阜クラブアンバサダー

柏木さんは2026年現在も、FC岐阜の公式サイトでクラブアンバサダーとして紹介されています。

サッカー界とのつながりを断って船頭一本になったわけではありません。

FC岐阜や岐阜県の魅力を伝える活動を続けながら、サッカー教室やイベントにも参加。所属事務所の現在のプロフィールにも、長良川の鵜飼観覧船で船頭を経験するなど、東海地区を中心に活動を広げていることが記されています。

プロ選手時代に得た知名度を使って岐阜を外へ伝え、自分自身も地域の伝統を支える側に入っていく。柏木さんのセカンドキャリアは、単なる職業変更とは少し違う歩みになっています。

2026年のぎふ長良川の鵜飼は10月15日まで

2026年の「ぎふ長良川の鵜飼」は、5月11日から10月15日まで開催されています。

10月9日の番組放送後にもシーズンは残っているため、実際に長良川鵜飼を見に行くことができます。

2026年の乗合船は次の内容です。

  • 開催期間:2026年5月11日~10月15日
  • 鵜飼開始:19時45分頃
  • 乗合船出船:18時15分、18時45分、19時15分
  • 通常日料金:大人4,200円
  • 通常日料金:小人2,100円
  • 小人:3歳以上小学生以下
  • 3歳未満:無料
  • 飲食物の持ち込み:可能
  • 全船禁煙

2026年10月9日は岐阜市が公表している繁忙日の対象には含まれていないため、乗合船は通常日料金となります。増水などで鵜飼が実施できない場合は運航されません。

柏木さん自身の乗船担当日を示す固定スケジュールではないため、通常の長良川鵜飼観覧として計画するのが適しています。

まとめ

「鶴瓶孝太郎〜スターの今を大調査〜」に登場する、岐阜で鵜飼の船頭になった元サッカー日本代表は柏木陽介さんです。

2023年にFC岐阜で現役を引退した後、クラブアンバサダーとして岐阜に残り、2024年には船頭不足を知って「ぎふ長良川の鵜飼」の観覧船船頭へ自ら応募しました。

著名人だから特別に任されたのではなく、面接、研修、実技研修、試験を経て正式採用された点が、この転身の大きな特徴です。

ピッチ上で日本代表まで上り詰めたレフティが、引退後は長良川で船を操りながら岐阜の伝統文化を支える側へ。サッカー選手として過ごした最後の土地が、そのまま第二の人生の舞台になっています。

参考リンク

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