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平井外澄さん89歳の挑戦!創業78年の惣菜店を家族4世代で守るフードショップヒライの歩み

人物

89歳の店主・平井外澄さんとフードショップヒライの家族物語

三重県津市久居に、開店前から100人もの行列ができる小さな惣菜店があります。その店を家族とともに守り続けているのが、89歳の店主・平井外澄(ひらい はずみ)さんです。

2026年10月18日放送の『情熱大陸』(MBS・TBS系)では、フードショップヒライを舞台に、平井さんと娘、孫、ひ孫までが力を合わせる家族経営の現場を取り上げます。

1948年に鶏肉専門店として始まり、スーパーへの転換、大型店との競争による経営危機を経験。2016年から惣菜とスイーツに力を入れ、現在では県外からも買い物客が訪れる人気店へと生まれ変わりました。

その歴史を支えてきた平井さんの仕事、家族それぞれの役割、低価格でも店を続けられる理由、実際にお店へ行くための情報を紹介します。

※放送後詳しい内容が分かり次第追記します。

この記事でわかること

  • 平井外澄さんの年齢とフードショップヒライでの仕事

  • 1948年創業の食肉店が人気惣菜店へ変わった経緯

  • 娘・孫・ひ孫が支える家族4世代の店づくり

  • 人気商品の価格と店舗の場所・営業時間・駐車場情報

平井外澄さんの現在の仕事と89歳でも店を支える姿

平井外澄さんは、2026年現在89歳。長い歴史を持つフードショップヒライの店主として、今も営業の現場に立っています。

特に担当しているのが駐車場の整理です。

営業日には店の外に立ち、旗振り棒を手に来店客の車を誘導します。人気店となった現在、開店前から多くの車が集まるため、駐車場の整理は欠かせない仕事です。

店の公式スタッフ紹介では、平井さんは駐車場整備の達人として紹介されています。

また、家族が制作する動画ではナレーションも担当。聞き取りやすい語り口が好評で、SNSを通じても親しまれています。

店を長く続けてきた人物が、厨房や事務所だけでなく、来店客を迎える場所でも働いていることが印象的です。

店には平井さんの妻もいます。2026年時点で86歳の妻は、チキンハンバーグや秘伝のタレを考案した人物として、家族から大切にされています。

現在のフードショップヒライには、商品を作る人、販売する人、発信する人、そしてお客さんを迎える人がいます。

平井さんは、その家族経営を長年にわたって支えてきた中心人物です。

創業者・平井スズエさんから受け継がれた78年の歴史

フードショップヒライの歴史は、現在の店主・平井外澄さんよりも前の世代にさかのぼります。

1948年に鶏肉専門の「平井食肉店」を始めたのは、平井スズエさんです。

当時は店の敷地内に鶏小屋もあり、鶏肉を扱う「かしわ屋」として営業していました。

現在の人気惣菜店の原点には、戦後間もない時代に地域の食卓を支えていた小さな食肉店があります。

その後、1980年にはスーパーへ業態を変更しました。

扱う商品は鶏肉だけでなく、一般食品、パン、鮮魚などへと広がっていきます。1994年7月には店舗を改装し、売場を広げました。

当時の写真には、魚をさばく様子や食料品が並ぶ店内が残されています。

しかし、周辺に大型スーパーなどが増えると、個人商店であるフードショップヒライは経営の厳しい時期を迎えました。

長年親しまれてきた店であっても、大型店と同じ方法で競争することは容易ではありません。

そこで2016年から、惣菜とスイーツを中心とする営業形態へ徐々に転換していきました。

時代に合わせて店の形を変えながら、家庭で親しまれてきた料理を提供することが、新たな店づくりの中心となったのです。

創業から現在までの大きな節目を整理すると、次のようになります。

  • 1948年:平井スズエさんが鶏肉専門の平井食肉店を創業

  • 1980年:食品スーパーへ業態変更

  • 1994年7月:店舗改装とリニューアル

  • 2016年:手作り惣菜とスイーツを中心にした店へ転換

  • 2019年:Instagramでの商品紹介を開始

  • 2026年:週3日営業で、開店前から長い行列ができる人気店に成長

現在のフードショップヒライは、昔ながらの商店としての歴史と、新しい時代に対応する販売方法の両方を持っています。

チキンハンバーグと味ご飯に残る家族の味

フードショップヒライの料理には、家族の歴史が色濃く残されています。

代表的な商品の一つが、チキンハンバーグです。

この商品や秘伝のタレを考案したのは、現在86歳の平井さんの妻。長く受け継がれている家庭料理の味が、店の人気商品になっています。

もう一つ、歴史を感じさせるのが「味ご飯」です。

この料理の味付けの原点となったのは、家族の先代にあたる川合スギへさん。三重県津市の榊原地区に暮らし、料理上手だった人物として、店の公式サイトに紹介されています。

現在販売される味ご飯は、その味を再現したものです。

こうした料理には、レシピとして受け継がれた部分だけでなく、家族が長い時間をかけて親しんできた味という背景があります。

現在の人気メニューにも、先代から続く食の記憶が息づいています。

娘・孫・ひ孫が力を合わせる4世代の家族経営

フードショップヒライでは、89歳の平井さんだけでなく、家族それぞれが重要な役割を担っています。

厨房を仕切るのは次女のみかさん。煮物などの味付けを得意とし、日々の惣菜作りを支えています。

長女の佐栄子さんは、商品のパック詰めとレジを担当。完成した料理を販売するための仕事を担います。

孫の彩乃さんはスイーツ作りの担当者です。季節の果実を使ったフルーツサンドやロールケーキなどを作っています。

そして、孫の多田良平さんはSNSを通じた情報発信の中心人物です。

商品の紹介だけでなく、家族が登場する動画やライブ配信を行い、店の存在を全国へ広めてきました。

家族の仕事を整理すると、次のようになります。

  • 平井外澄さん:店主、駐車場整理など

  • みかさん:惣菜の調理

  • 佐栄子さん:パック詰め、レジ

  • 彩乃さん:スイーツ製造

  • 多田良平さん:SNS発信、ライブ配信、販売業務

  • 櫻子ちゃん:幼稚園が休みの日に来店客を出迎える

家族だけでなく、調理を手伝うスタッフや店を支援する人たちもいます。

年齢や得意分野の異なる人たちが、一つの店の中でそれぞれの仕事を担っているのです。

Instagramが変えた老舗惣菜店の知名度

2019年、フードショップヒライはInstagramでの発信を始めました。

投稿されるのは、手作り惣菜やスイーツの紹介だけではありません。

家族の日常や仕事中の失敗、ユーモラスなやり取りなども人気を集めています。

公式サイトでは、これまでに話題となった動画も紹介されています。

例えば、フルーツサンドの価格を取り上げた動画は1000万回以上再生され、チキンロールを煮込みすぎた失敗を紹介する動画も800万回以上再生されています。

調理中の出来事を隠すのではなく、店の日常として発信しているのが特徴です。

SNSの動画には孫や娘などが登場し、商品の魅力だけでなく、家族の雰囲気そのものが伝わってきます。

近隣の住民だけでなく、遠方からも店を訪れる人が増えている背景には、こうした発信の積み重ねがあります。

創業から長い歴史を持つ個人商店が、スマートフォンを使った情報発信によって全国から注目されるようになったことは、大きな変化です。

週3日営業でも100人が並ぶ人気の理由

フードショップヒライの営業は、基本的に週3日程度です。

開店前から行列ができ、早い日には約1時間で商品が売り切れてしまいます。

人気の理由の一つは、手作り惣菜の価格です。

弁当は400〜500円台が中心で、煮物なども200円前後の商品が多く並びます。

公式サイトに掲載されている販売商品の一例は次のとおりです。

  • 日替わり弁当(小):430円

  • 日替わり弁当(大):530円

  • 9品惣菜セット:500円

  • 味ご飯:320円

  • チキンハンバーグ(生タイプ):80円

  • 高野豆腐:180円

  • 白和え:200円

  • 卵たっぷり卵サンド:280円

  • シャインマスカットのフルーツサンド:390円

※価格は公式サイト掲載の税込価格です。商品や献立は営業日によって変わります。

店頭に並ぶのは、惣菜、弁当、スイーツなど約30種類。営業前日から仕込みが始まります。

安さを実現するために取り入れているのが、市場で見つけた規格外の食材などの活用です。

味に問題のない食材を仕入れ、大鍋で時間をかけて調理することで、手頃な価格の商品に仕上げています。

さらに、売り切りを基本とする販売方法も特徴です。

売れ残りによる廃棄が出ないことが、価格を抑える理由の一つとなっています。

一方で、長年使用してきた設備の維持には課題もあります。

『情熱大陸』では、人気商品のチキンハンバーグを作るための肉挽き機が仕込み中に突然動かなくなるトラブルも取り上げられます。

すでに予約が多数入っている状況で、家族が設備の問題に直面します。

昔ながらの製法や味を守りながら営業を続けるには、調理だけでなく、設備や販売の面でも日々の対応が必要なのです。

フードショップヒライの場所・営業時間・駐車場

平井外澄さんと家族が営むフードショップヒライは、三重県津市久居東鷹跡町にあります。

店舗情報は次のとおりです。

  • 店名:フードショップヒライ

  • 住所:三重県津市久居東鷹跡町9-5

  • 電話番号:059-255-2250

  • 営業時間:11時15分頃〜完売次第閉店

  • 営業日:不定休、週3日程度

  • 駐車場:店舗横に無料14台

  • 支払い方法:現金のみ

  • 車でのアクセス:伊勢自動車道・久居ICから約10分

2026年10月の公式営業カレンダーでは、放送日となる10月18日(日)は休業日です。

放送後の営業予定は、10月21日(水)、22日(木)、23日(金)、29日(木)、30日(金)、31日(土)となっています。

日によって献立が異なり、売り切れ次第閉店するため、訪問する際は公式サイトの営業カレンダーと当日の献立を確認することが大切です。

また、店内は大変混み合うため、入口から右側へ進んで店内を一周する買い物方法への協力を呼びかけています。

まとめ

89歳の平井外澄さんが店主を務めるフードショップヒライは、1948年に創業した鶏肉専門店を原点とする家族経営の惣菜店です。

スーパーとして営業していた時代には、大型店との競争による経営危機も経験しました。しかし、手作り惣菜とスイーツへの転換、2019年からのInstagramでの発信を経て、多くの人が訪れる店へと変わりました。

その歩みを支えているのが、平井さんを中心とした家族の存在です。

先代から伝わる味を受け継ぎながら、新しい世代がスイーツ作りやSNS発信を担当する。世代ごとの力が合わさることで、長い歴史を持つ店が現在も営業を続けています。

安くておいしい料理を提供するだけでなく、家族が積み重ねてきた時間そのものが、フードショップヒライの大きな魅力になっています。

参考リンク

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