60代も急増中!話題のスポットワークとは
スポットワークという新しい働き方が、いま50代・60代の間でも人気を集めています。今回の「ヒルナンデス!」では、スポットワークに実際に挑戦する様子を詳しく紹介していました。スマホで簡単に応募できて、その日のうちにお給料がもらえる便利な仕組みに、多くの人が注目しています。
スポットワーク初体験!飲食店やクリーニングの仕事に挑戦
まず登場したのは見浦絵美さんです。見浦さんは、スマホのスポットワークアプリを使って、自分の好きな時間と場所を選び、新宿にある飲食店でのキッチン補助の仕事に応募しました。今回の勤務時間は午前11時から午後3時までの4時間です。仕事内容は、ランチタイムの定食作りや夜の営業に向けた仕込み、さらに洗い物も担当しました。定食メニューは、カツオの藁焼きやサンマの開き、ミックスフライなどで、どれも手際よく準備が必要なものです。見浦さんは初めてのスポットワーク体験にも関わらず、しっかりと業務をこなしました。驚いたのはその後の流れです。仕事が終わったあと、スマホに通知が届き、なんとわずか1分で報酬が口座に振り込まれたのです。このスピード感は、すぐに現金が必要なときや、ちょっとしたお小遣い稼ぎにも便利です。
続いて挑戦したのは、お笑い芸人の赤プルさんです。赤プルさんは「整理収納アドバイザー」の資格を持っていて、その資格を活かしたスポットワークに応募しました。場所は世田谷区下北沢にある「おそうじ本舗」です。今回の仕事内容は、引越しが終わったばかりの賃貸物件の部屋をきれいにするというものです。掃除する部屋は2LDKで、広さもあり、スタッフ2人と赤プルさんの3人で協力して作業が進められました。
最初に行ったのはエアコンの掃除です。最近はエアコンの使用頻度が高くなっているため、こうした掃除の仕事が特に増えています。スポットワーカーはエアコンの分解をサポートし、取り外したパーツの洗浄を担当しました。キッチンの近くにあるエアコンは特に汚れがひどく、フィルターにはホコリと一緒に油汚れがこびりついていました。この場合、食器用洗剤を使うと油汚れがきれいに落ちるため、効果的だと紹介されました。さらに、フィルターを月に1回から2回掃除することで、電気代の節約にもつながります。具体的には、年間で約990円の節約が期待できるというデータもあります。
その後は、部屋全体の掃除を行いました。棚の上やリモコン、カーテンレール、階段の手すりまで細かい部分を丁寧に拭き上げます。このとき使用するのがアルカリ電解水です。アルカリ電解水は強いアルカリ性で、油汚れや皮脂汚れを落とすのに効果的です。さらに、100円ショップでも手軽に購入できるので、家庭でも取り入れやすいアイテムです。
赤プルさんは、こうした清掃作業を7時間しっかりと行い、報酬は8900円でした。スポットワークは、自分の資格やスキルを活かして好きな時間に働けることから、多くの人に人気が広がっています。
旅行気分で働ける「おてつたび」香川県・小豆島の仕事とは
いま注目を集めているのが「おてつたび」というサービスです。「おてつたび」は、人手不足に悩む地域と、旅をしながら働きたい人をつなぐ仕組みです。観光地や離島など、ふだん行く機会の少ない場所で仕事をしながら、その土地の魅力も楽しめるのが大きな特徴です。さらに、多くの募集では宿泊場所が無料で提供されることが多く、気軽に参加しやすいと人気が広がっています。
今回紹介されたのは、香川県にある小豆島での「おてつたび」です。小豆島は、美しい海と自然に囲まれた人気の観光地で、夏休みシーズンは特に多くの観光客が訪れます。そのため、ホテルや旅館では人手不足が深刻になり、こうしたスポットワークが活用されています。
小豆島で募集されている仕事は、ホテルのプール管理業務です。仕事内容は、プールの見回りや清掃、水質のチェックなどを行い、利用者が安全に楽しめるようサポートするものです。勤務期間は35日間で、報酬は28万円となっています。しかも宿泊費が無料なので、生活費の負担を気にせず滞在できます。
さらに、おてつたびの特徴として、利用者の4人に1人が50代以上という点もあります。若い世代だけでなく、年金の足しや気分転換を兼ねて参加する中高年層も多いのです。旅と仕事を両立できる「おてつたび」は、夏に向けてますます人気が高まりそうです。
観光地で叶える夫婦の夢!赤プル夫妻の箱根スポットワーク体験
赤プルさん夫妻は、神奈川県の人気観光地・箱根でスポットワークに挑戦しました。今回2人が選んだのは、箱根湯本温泉にある有名な温泉宿「天成園」での仕事です。天成園の中にある食事処「瀧見亭」では、週末限定のランチビュッフェが人気で、多くのお客さんが訪れるため、スポットワーカーの力が必要とされています。
2人が担当したのは、ビュッフェで使い終わった皿などを片付ける「バッシング」の仕事です。初心者には「初心者マーク」のバッジが配られ、周囲のスタッフやお客さんにもすぐわかるようになっているので、初めての人でも安心して働けます。赤プルさんはこれまで飲食店のアルバイト経験が豊富なため、テキパキとお客さんのテーブルを片付け、スムーズに仕事をこなしました。
一方、飲食店での経験が少ない夫の松丘さんは、最初は戸惑いながらも少しずつ慣れていき、1時間半ほどでドリンクの注文を取れるレベルまで成長しました。2人は午後2時の閉店まで働き、夜の営業準備も行いました。働いた時間は4時間半で、報酬は1人6325円でした。
仕事が終わった後も、時間はまだ午後4時。せっかく箱根まで来たということで、天成園の日帰り温泉も楽しみました。一般の入館料は大人2730円、小学生1320円、幼児990円ですが、スポットワークで得たお金で交通費や温泉代をしっかりまかなうことができました。
赤プルさんは、今回のスポットワークについて「結婚してから旅行らしい旅行をしたことがなかった」と語り、この機会に夫婦で温泉旅行の夢を実現できたことが印象的でした。さらに、宿泊者以外でも利用できるディナービュッフェを堪能し、観光気分を満喫した2人。スポットワークを通して、働きながら旅行も楽しめる新しい体験ができた様子でした。
スポットワークで広がる働き方の選択肢
見浦さんと赤プルさんは、その後もラーメン店やチラシ配り、パソコン入力など、さまざまなスポットワークに挑戦。1か月で見浦さんは7件・29時間半働いて3万5722円、赤プルさんは8件・29時間15分で3万6469円の報酬を得ました。
今では、旅先や観光地、農業、専門職など、幅広い分野でスポットワークが活用されています。短時間だけ働きたい人や、ちょっと違った仕事を体験してみたい人にピッタリの働き方です。50代・60代の方も、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【関連情報】
https://www.ntv.co.jp/hirunan/
https://spotwork.net/
https://freenance.net/
https://univ.matchbox.jp/
https://saiyo-kakaricho.com/
https://otonanavi.info/
https://jp.stanby.com/
https://prtimes.jp/
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