【ぶらり途中下車の旅】ブルーバスクチーズケーキ&旧古河庭園の春バラ|2025年6月14日放送

ぶらり途中下車の旅

ブルーバスクチーズケーキと今が見頃のバラ洋館めぐり

2025年6月14日放送の「ぶらり途中下車の旅」では、俳優・石井正則さんが東京メトロ南北線を旅しながら、美しい庭園や個性的なカフェ、おしゃれな雑貨店、さらには本格的な鰻料理まで、さまざまなスポットを巡りました。今回は北区・西ケ原からスタートし、駒込、東大前、飯田橋、市ケ谷、永田町と、南北線沿線の魅力をたっぷりと紹介。春バラが見頃の洋館庭園から、青くて可愛いチーズケーキ、こだわりのインテリアや食文化まで、幅広いジャンルを取り上げました。

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旧古河庭園で待ち合わせ・春のバラフェスティバルへ

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旅の出発は東京都北区の西ケ原にある旧古河庭園。石井正則さんはこの地で旅の同行者と待ち合わせをしました。この庭園は、明治の元勲・陸奥宗光の邸宅跡にあり、現在は東京都が管理する国指定名勝です。洋館は大正6年に建てられたもので、建築家ジョサイア・コンドルによる設計です。建物はイギリス風の重厚な外観で、建築当時の面影を残しており、2025年3月に外壁の修復工事が完了したばかり。石造りの外観が晴れた空に映えて、美しい佇まいを見せていました。

庭園の中には洋風庭園と日本庭園が調和した構成があり、散策路は広く、どこを歩いても四季の花々が楽しめます。今の季節はちょうど春のバラフェスティバルの開催中で、庭の中心にあるバラ園では、約100種類・200株以上のバラが満開。ピンクや赤、黄色に紫など、さまざまな色のバラが咲き誇り、花の香りが風にのって広がっていました。

・バラ園には品種ごとの名札がついていて、バラの名前を知りながら鑑賞できる
・庭園内にはベンチもあり、バラを眺めながらゆっくり休憩できる場所もある
・洋館の内部はガイド付きで見学可能。調度品や装飾も当時のまま残されている

洋館の中も見学し、石井さんは内部のクラシックなインテリアをじっくり眺めていました。外観の落ち着いた色合いとあわせて、建物全体が歴史を感じさせる空間になっていて、訪れた人たちも思わず足を止めて見入っていました。春の光とともに咲くバラと、100年以上前の建物が織りなす風景は、この場所ならではの魅力です。

駒込駅で途中下車・桜の名所とブルーのスイーツ

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西ケ原駅から東京メトロ南北線に乗って、次に途中下車したのは駒込駅。このエリアはソメイヨシノ発祥の地として知られ、駅周辺にはその歴史を感じさせるスポットが点在しています。まず目を引くのは、桜色に塗られた郵便ポストや交番。どちらもこの地域ならではの特色で、訪れる人の目を楽しませています。駅近くにある染井吉野桜記念公園では、ソメイヨシノの由来や特徴を紹介する案内板も設置されており、桜の文化を学べる小さな憩いの場所になっています。

・桜色のポストは駅前にあり、観光客が写真を撮る人気のスポット
・公園にはベンチや木陰があり、春には満開の桜の下でのんびりできる
・公園の一角にはソメイヨシノの原木の子孫とされる木が植えられている

その後は駒込銀座商店街へ。古くからの個人商店が並び、どこか懐かしさを感じさせる通りを歩いていくと、ひときわ目を引くおしゃれなカフェ「Moi mimi(モイミミ)」を発見。店内に入ると、カラフルでポップなスイーツやドリンクが並び、まるで絵本の中のような空間が広がっていました。

ここで注文したのは、鮮やかな青が印象的な「ブルーバスクチーズケーキ」と、「夢クリームソーダ」。どちらも見た目にインパクトがありながら、しっかりとした味わいで、食べるのがもったいないほどの可愛さでした。他にも、「ブルーナッツラテ」や「ヨーグルトムースケーキ」といった、青や白を基調にしたオリジナルスイーツが紹介され、どれも店長の“かわいい”に対するこだわりが感じられる内容でした。

・ブルーバスクチーズケーキは、バスクチーズ特有の香ばしさとクリーミーさに、ほんのりとしたベリー系の甘みをプラス
・夢クリームソーダは、透明なグラスにブルーのソーダとアイス、さくらんぼが乗ったファンタジー風の仕上がり
・店内の装飾も青や白をベースにしていて、写真映えする空間

駒込で感じたのは、歴史と現代の感性がやさしく混ざり合う雰囲気でした。昔ながらの桜の物語と、今どきの“かわいい”スイーツが共存している街だからこそ、訪れるたびに新しい発見があります。

東大前駅で輸入インテリア店を発見

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次に途中下車したのは東大前駅。駅周辺は文京区らしい落ち着いた街並みで、大学や住宅が多く、静かな雰囲気が漂っています。石井正則さんは駅から出て、細い路地を抜け、商店や学校の前を歩きながら、街の風景を楽しみつつ目的地へと向かいました。しばらく歩いて広い通りに出ると、白を基調とした外観が目を引く**インテリアショップ「forein(フォレイン)」**を発見。

このお店は、2024年4月にオープンした輸入雑貨とインテリアの専門店で、店名は“foreign(海外)”と“interior(インテリア)”を掛け合わせた造語。名前のとおり、ヨーロッパを中心とした海外テイストの雑貨が並び、日常の空間に取り入れやすい洗練されたデザインが特徴です。

・店内にはアンティーク調の輸入時計が壁一面にディスプレイ
・手描き風の花の絵やポストカード、フレーム入りアートなども豊富
・照明器具やガラス製の小物などもあり、どれもデザイン性が高い

石井さんは、並んでいた花の絵の中から一枚を選び、購入。その絵は淡い水彩で描かれた花束が印象的で、落ち着いた色合いがインテリアになじみやすそうでした。店内は決して広くはないものの、所狭しと並んだアイテムはどれも店主のセンスが感じられ、一つ一つにこだわりが詰まっています。

海外旅行に出かけたような気分になれる空間で、インテリア好きにはたまらない場所。見ているだけでも楽しく、ちょっとした贈り物や自宅用のアクセントとしてぴったりな雑貨がそろっていました。静かな住宅街の一角にあるこのお店は、まさに“知る人ぞ知る”隠れた名店といえそうです。

飯田橋駅で出会った創作イタリアンのパフェ

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次に降りたのは飯田橋駅。にぎやかな駅前から坂を登り、石井正則さんが向かったのは神楽坂の路地にある創作イタリアン「神楽坂ココチーノ」。このお店は2024年にオープンしたばかりで、モダンな内装と落ち着いた雰囲気が特徴です。神楽坂の中でも少し高台に位置しており、静かでゆったりとした時間が流れていました。

ここで注文したのは、見た目から印象的な「いちごのブリュレパフェ」。グラスの中には甘酸っぱい新鮮ないちごがたっぷりと入り、その上にパリッとキャラメリゼされたカスタードクリームが層になっていて、スプーンで割ると中からジュワッとソースがあふれるような構造になっています。見た目の美しさはもちろん、食感や味わいのコントラストも楽しい一品です。

・いちごの酸味とブリュレの香ばしさが絶妙にマッチ
・上にはミントが添えられ、清涼感もプラスされている
・グラスの下層にはクリームやスポンジ、生クリームが重なり、味の変化も楽しめる

さらに番組では、「ぐつぐつカラメルプリン」も紹介。運ばれてきたときには熱々の器の中でカラメルがぐつぐつと煮立ち、まさにライブ感たっぷりの演出でした。見た目のインパクトに加えて、やわらかなプリンのなめらかさと濃厚な甘さが魅力です。また、「抹茶プリンといちごのブリュレパフェ」といった、和と洋を融合させたアレンジデザートもあり、訪れるたびに新しい味と出会える楽しさがありました。

店内はカウンター席やテーブル席もあり、一人でも入りやすい雰囲気。石井さんも静かな店内でパフェを楽しみながら、その丁寧な仕上がりに見入っていました。創作イタリアンと見た目にこだわったスイーツの融合は、神楽坂の街にぴったりの魅力。日常を少しだけ特別にしてくれる、そんなカフェ体験でした。

市ケ谷駅では花器ショールームを訪問

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市ケ谷駅で途中下車した石井正則さんが訪れたのは、外堀通り沿いにある花器専門のショールーム「Nature Designs(ネイチャーデザインズ)」。住宅街の一角に静かに佇むこのショールームは、花屋やインテリア業者向けに花器やディスプレイ用品を卸している専門店です。一般の人にはあまり知られていない存在ですが、実際に店舗で商品を見ることができる貴重な場所となっています。

建物の外観はシンプルながらもスタイリッシュで、中に入ると木材やガラス、陶器などさまざまな素材で作られた花器が所狭しと並んでいました。どれもナチュラルで温かみのあるデザインで、季節の花をより魅力的に見せてくれる工夫が詰まっています。

・定番のシンプルな陶器製の花瓶から、アンティーク調のガラスボトルまで種類が豊富
・サイズ展開も多く、一輪挿しからテーブル中央に飾れる大ぶりの器までそろっている
・色味も自然になじむアースカラーが中心で、どんな部屋にも合わせやすい

このショールームは、プロのフローリストが実際に使用する製品を手に取って確認できるという点が大きな魅力。展示スペースは整然としており、まるでインテリアショップのような雰囲気の中で商品を選ぶことができます。また、個人でも通販サイトを通じて購入が可能ということで、気軽に日常の暮らしに取り入れることができます。

石井さんは、花器の一つ一つをじっくりと見ながら、素材や色の違いを楽しんでいました。どのアイテムも空間の印象をがらりと変える力があり、自宅のテーブルや玄関に置くだけで、部屋の雰囲気が華やかになるようなアイテムばかりです。

華やかなスイーツや自然あふれる庭園を巡った旅の途中で、こうした静かで洗練された空間に立ち寄ることで、暮らしの中の美しさにも目を向けるきっかけとなったひとときでした。

永田町で味わう「でしこ」の鰻重

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旅の最後に降り立ったのは永田町駅。政治の中枢として知られるこの街の、にぎやかな青山通りを渡った先にあるのが、鰻料理の名店「鰻 北白川」です。和の風情漂う落ち着いた店構えで、静かな通りにありながら確かな存在感を放っています。ここで提供されているのは、雌のうなぎ「でしこ」を使った特別な鰻料理です。

「でしこ」とは、滋賀県や鹿児島県など限られた地域で育てられる国産の雌のうなぎで、脂の乗りがよく、身がふっくらと柔らかいのが特徴。石井正則さんは、厨房で職人が炭火で丁寧に焼き上げる様子を見学し、そのこだわりにじっくりと見入っていました。こちらのお店では蒸さずに地焼きで仕上げるため、皮目は香ばしく、身はジューシーな旨味が凝縮されています。

・「鰻重」は炊きたてのご飯の上に、タレの香ばしい地焼きうなぎが贅沢にのせられた一品
・「白焼き」はタレをつけずに焼かれ、わさびや塩で素材本来の味を楽しめる
・「蒲焼き」は甘辛い秘伝のタレで仕上げられ、香ばしい香りと深いコクが魅力

石井さんは、「白焼き」と「蒲焼き」の食べ比べセットを注文。味の違いや食感の変化を堪能しながら、それぞれの魅力をじっくり味わっていました。店内は落ち着いた和の空間で、ゆったりとした時間が流れています。蒸さずに焼き上げるスタイルは、関西風とも呼ばれ、関東では珍しい調理法。そのため、外はパリッと中はふわっとした仕上がりになっており、一口ごとに鰻の旨味が口いっぱいに広がります。

旅の最後にふさわしい、贅沢で満足感の高い一品。こだわり抜かれた「でしこ」の味わいと、店のもてなしが光る時間となり、石井さんの表情からも旅の締めくくりとして心に残る訪問だったことが伝わってきました。静かで上品な空間の中で味わう絶品鰻重は、日常の喧騒を忘れさせてくれるような特別な体験でした。

まとめ

最後はTVerやhuluでの配信情報を紹介して番組は終了。さまざまなグルメと雑貨、そして自然に触れる今回の旅は、南北線の魅力を再発見するきっかけとなりました。

放送の内容と異なる場合があります。

 

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