橋本直樹シェフが圧勝!鉄人vs凡人チキン南蛮対決&サクサクレシピを大公開
2025年5月8日(木)放送の『ぐるぐるナインティナイン』では、人気企画「凡人vs鉄人シェフ」の料理対決が開催され、テーマはみんな大好きチキン南蛮でした。今回は、料理時間と予算にハンデを設けた新ルールが採用され、鉄人シェフにはかなり厳しい条件が課されました。調理時間たった30分、予算もわずか1500円という中で、鉄人シェフ・橋本直樹さんが見事なテクニックで4人分のチキン南蛮を完成させ、審査の結果9対1で圧勝という結果になりました。凡人チームは材料や時間に余裕があったものの、味のバランスや手際の面で鉄人に一歩及ばなかったようです。この記事では、対決の流れや橋本シェフのサクサクチキン南蛮レシピを詳しく紹介します。
鉄人は予算1500円・調理時間30分の超過酷ルール!
今回の対決の舞台は、東京ミッドタウン内にある「プレッセプレミアム」。ここで、鉄人シェフと凡人チームが食材の買い出しからスタートしました。凡人チームには1万円と75分という十分な時間と予算が与えられた一方で、鉄人シェフには1500円の予算とわずか30分の調理時間というハンデが設けられ、かなり過酷な条件となりました。
橋本シェフは手早くスーパーをまわり、合計1400円で買い物を完了。食材選びでは鶏むね肉、玉ねぎ、つぼ漬け、もやしなど、コストを抑えつつ味と仕上がりに工夫が光る選択をしていました。14分を残してスタジオに戻り、驚異の集中力で調理をスタート。残り3分では、急遽甘酢だれを作る姿が映し出され、その動きを見た凡人チームが慌てて真似するという場面もありました。
平野レミ&和田明日香も驚いた!鉄人の勝利の決め手は“片面だけのタレ漬け”
料理の審査には、平野レミさんと和田明日香さんが解説として参加し、それぞれの料理を見守っていました。凡人チームは唐揚げにタルタルを添える構成でしたが、レミさんからは「甘酢がないとチキン南蛮じゃない」との厳しい評価も。対する鉄人シェフは、短時間の中でもきちんと甘酢だれを仕込み、さらに衣がカリッとしたまま味が染みるように、甘酢だれを“片面だけ”に漬けるというこだわりで仕上げました。このひと手間が、勝敗を分けた最大のポイントと言えるでしょう。
審査の結果は鉄人9対1凡人という大差で、橋本シェフの圧勝。審査員・スタジオメンバーも驚くほどの完成度で、時間も予算も足りない中でここまでできるのかと感心する声が多く上がりました。
サクサクチキン南蛮の材料(4人分)
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鶏むね肉…2枚
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玉ねぎ…1個(すりおろし用とみじん切り用に分ける)
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ゆで卵…3個
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つぼ漬け…1パック(みじん切り)
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もやし…1袋
【調味料】
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醤油…大さじ3
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にんにくチューブ…大さじ2
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生姜チューブ…大さじ2
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片栗粉…20g
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マヨネーズ…大さじ8
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パセリ…適量(刻んでおく)
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ポン酢…大さじ3
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砂糖…小さじ3
サクサクチキン南蛮の作り方
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鶏むね肉を包丁で開いて平らにし、筋を切る
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玉ねぎ1/4個をすりおろし、醤油・にんにく・生姜と混ぜてタレを作り、鶏肉を漬けて下味をつける
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バットに片栗粉を広げ、上から水を軽く振ってダマを作り、その粉を鶏肉にまぶす
※このダマが揚げたときにカリカリになるポイント -
フライパンに少量の油を入れ、鶏肉を皮面から揚げ焼きにする
※スプーンで油をかけながら焼くとムラなく火が入ります -
一度取り出し、皮面を下にして二度揚げしてカリッと仕上げる
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タルタルソースを作る。粗くつぶしたゆで卵に、マヨネーズ・つぼ漬け・刻んだ玉ねぎ1/2個・パセリを混ぜる
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甘酢だれを作る。ポン酢と砂糖を合わせて軽く火にかける
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二度揚げした鶏肉を、甘酢だれに片面だけ浸す(衣がしんなりしないように)
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もやしをレンジでしんなりするまで加熱し、皿に敷いて上に切ったチキンを盛り付ける。最後にタルタルソースをのせて完成
おわりに
今回のチキン南蛮対決は、短時間・低予算でも工夫次第で最高の一品が作れることを教えてくれました。橋本直樹シェフの「衣は片面だけタレを漬ける」というアイデアや、水を振りかけて作るカリカリ衣など、家庭でもすぐに取り入れたくなるテクニックが満載です。普段の料理にひと手間加えるだけで、食卓がもっと楽しくなるヒントが詰まった回となりました。
放送の内容と異なる場合があります。
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