はじめてのおつかい新春3時間SP 2026年最初の大冒険
このページでは『はじめてのおつかい(2026年1月2日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
新春3時間スペシャルは、2026年の最初に放送された特別回として、日本中の家族の時間や地域のつながりを強く映し出しました。被災地に元気を届ける2歳、誕生日を祝うために迷いながら歩き出す3歳、母を応援するために家族で挑むサプライズ、兄妹で支え合う姿、そして18年後につながる人生の続きを追っていきます。
被災地へ元気を届けたい 2歳11か月の大冒険
山形県の鮭川村が舞台となったのは、2歳11か月のみあきちゃんのはじめてのおつかいです。
この地域では記録的な豪雨による土砂崩れが起き、親戚の家が流されてしまいました。被災したのは、大叔父のケイじいです。幸いけが人はいませんでしたが、家は全壊し、現在は仮設住宅での生活を余儀なくされています。
そんな状況の中でも、みあきちゃんにとってケイじいは大好きな存在でした。
「元気を届けたい」という家族の思いが重なり、みあきちゃんは似顔絵を描いたTシャツをプレゼントするおつかいに挑戦することになります。
舞台は雪深い鮭川村。雪が降り続き、次第に視界が狭くなる厳しい状況でした。そこで家族は、みあきちゃんが迷わず進めるように、道の途中に22個の雪だるまを配置します。
この雪だるまたちは、ただの飾りではなく、みあきちゃんにとっての大切な目印でした。
雪の量が増えても、みあきちゃんは雪だるまを一つひとつ確認しながら前へ進みます。
不安になりそうな場面でも立ち止まり、また歩き出す。その姿は、自分の力で進む一歩そのものでした。
そしてついに、ケイじいが暮らす仮設住宅に無事到着します。
みあきちゃんは、自分で持ってきたTシャツをケイじいに手渡し、2人で写真を撮りました。その瞬間には、言葉がなくても伝わる家族のつながりがありました。
雪がやんだあと、みあきちゃんは再び一人で帰宅します。
行きも帰りも誰にも代わってもらわず、最初から最後まで自分の足でおつかいをやり遂げました。
この場面では、鮭川村の冬の暮らしや、家庭で受け継がれてきた納豆汁に代表される地域の食文化もさりげなく映し出されます。
被災という大きな出来事の中でも、変わらず続く生活と、人と人との結びつきが、このおつかいを通して自然に伝わってきました。
ばあばの誕生日を祝いたい 3歳の決意と迷い
長野県佐久市が舞台となったのは、3歳のそうまくんのはじめてのおつかいです。
この日のおつかいの目的は、ばあばの誕生日をお祝いすることでした。そうまくんは、家族の思いを背負い、アップルパイを作るためのリンゴと、あらかじめ注文してあった佐久の**郷土料理『むしり』**を受け取りに向かいます。
ところが出発直前、そうまくんは一人で行くことの寂しさに気づきます。
外に出たものの、不安な気持ちが大きくなり、いったん家に戻る選択をしました。この迷いも、そうまくん自身が感じ取った大切な気持ちの揺れでした。
家に戻ったあと、そうまくんは気持ちを落ち着かせ、もう一度行く決意を固めます。
再び外へ出ると、道中で立ち寄ったのは行きつけの美容室でした。顔なじみの大人からキャンディーをもらい、少し表情が和らぎます。
この場面では、佐久の町での日常的な人とのつながりが自然に伝わってきます。
まず向かったお店で、注文していた『むしり』を無事に受け取ります。
その後、直売所でリンゴを探します。頼まれていたのは3個でしたが、店ではバラ売りがなく、1袋での販売のみでした。そうまくんは迷いながらも、状況を受け入れ、1袋のリンゴを持ち帰ることを選びます。
結果として、そのリンゴを使って家族がアップルパイを焼き、用意してきた『むしり』と一緒に、ばあばの誕生日をお祝いしました。
思い通りにいかない場面があっても、工夫しながら進んだおつかいが、家族の時間につながっていきます。
杉山愛の家族 母を応援するサプライズ
元テニス選手で、現在は女子テニス日本代表監督を務める杉山愛の家族も、この新春スペシャルに登場しました。
番組で描かれたのは、監督としての任期が残り1年となった母を、家族全員で応援しようとする姿です。家族は母には内緒で、サプライズパーティーを計画しました。
その中心となったのが、4歳の長女・心ちゃんです。
心ちゃんに任されたおつかいは、ケーキ屋さんでケーキを受け取ること、そしてメッセージプレートに「ママ にっぽん がんばれ」と書いてもらうことでした。これは、家族の思いを形にする、欠かせない役目でした。
しかし、いざ一人で外に出ると、心ちゃんは寂しさに押されて泣いてしまいます。
それでも父と、すでにはじめてのおつかいを経験している兄の悠くんは、心を鬼にして見守る決断をします。ここには、心ちゃんを信じて送り出す家族の覚悟がありました。
心ちゃんは気持ちを立て直し、無事にケーキ屋さんへ到着します。
心ちゃんと悠くんが一緒に考えたデザインのケーキを受け取り、メッセージプレートのお願いもきちんと伝えることができました。
さらに、家で仕上げるためのペンを借りるおつかいも忘れずに行い、すべての役目を果たします。
家に戻った心ちゃんは、借りてきたペンを使って、家族みんなの手形とメッセージが入ったボードを完成させました。
そして、何も知らずに帰宅した母を迎えたサプライズパーティーは大成功。突然の応援に、母の表情が変わる様子が印象的に映し出されました。
この一連の流れは、子どものおつかいという枠を超え、家族で最後の1年を支える決意を伝える物語でした。
心ちゃんの小さな一歩が、母への大きな応援となり、家族全員の気持ちが一つに重なった場面でした。
ありがとうを言われたい 3歳9か月の記憶力
埼玉県行田市が舞台となったのは、3歳9か月のひなちゃんのはじめてのおつかいです。
この日はじいじの誕生日パーティーが予定されており、その準備を任されました。ひなちゃんに頼まれたのは、行田のご当地グルメであるゼリーフライを作るための材料と、家族みんなで囲むごちそうをそろえることでした。
おつかいの内容は、紅はるかとおから、じいじの好物であるフライ、そして家族全員分のケーキです。
年齢から考えると多い買い物でしたが、ひなちゃんは一つひとつを頭の中で整理しながら出発します。
最初に向かったのは農協でした。
ここでは、ゼリーフライに欠かせないおからをすぐに見つけることができました。一方で、もう一つの材料である紅はるかが見当たりません。
ひなちゃんは自分で考え、店員さんに声をかけて尋ねるという行動を取ります。その結果、無事に紅はるかを手に入れることができました。
買い物の途中、ひなちゃんはお店に旗を忘れてしまうというハプニングに見舞われます。
しかし、そのことに気づいた店員さんが、旗を手にして後を追いかけて届けてくれました。
その後、フライ屋さんとケーキ屋さんにも立ち寄ります。
いちごショートケーキ、チョコケーキ、モンブランなど、家族それぞれの分を確認しながら受け取り、すべての買い物を終えました。
重たい荷物を抱えながらも、ひなちゃんは最後まで歩き切り、じいじの誕生日パーティーの準備をやり遂げます。
材料をそろえるだけでなく、人に尋ねることや忘れ物に向き合うことも含めて、このおつかいはひなちゃんにとって大きな一歩となりました。
アンパンマンの故郷で 兄妹が支え合う
高知県香美市が舞台となったのは、やなせたかしの故郷ならではの空気に包まれたおつかいでした。
この町で、4歳の兄・しゅうごくんと2歳の妹・おうかちゃんは、警察官として働く両親のために力を合わせておつかいに出ます。
頼まれた内容は、パン屋さんで家族4人分のパンを買うことと、神社でお守りをいただくことでした。
まだ年の小さい兄妹にとっては距離もあり、簡単ではない道のりです。それでも2人は手を取り合い、町へと歩き出しました。
道中では、土讃線を走るアンパンマン列車を眺める場面があります。
しゅうごくんにとっては、憧れのアンパンマンと重なる特別な時間で、妹のおうかちゃんも一緒に足を止めて見つめます。
しかしその途中、水筒をベンチに置き忘れるというハプニングが起こります。
水筒がないことに気づかないまま進んでいましたが、異変に気づいたケーキ屋さんの店長が後を追いかけ、水筒を届けてくれました。
この出来事は、香美市という町での人と人との距離の近さを感じさせる場面でした。
その後、2人は八王子宮へ向かいます。
神社で手を合わせ、両親のお守りを選び、役目を一つずつ確実に果たしていきました。
帰り道では、疲れが出たのか、妹のおうかちゃんが泣いてしまう場面があります。
するとしゅうごくんは慌てず、妹を日陰に座らせて、気持ちが落ち着くまでじっと待ちました。
声をかけすぎることもなく、そばにいることで支える姿が印象的でした。
こうして兄妹は、パンもお守りも無事に持ち帰り、最後まで2人でおつかいをやり遂げます。
アンパンマンの故郷という土地の温かさと、兄が妹を思いやる気持ち、そして周囲の大人たちの支えが重なり、心に残るおつかいとなりました。
超頑固な3歳 近江八幡のおつかい
滋賀県近江八幡市が舞台となったのは、3歳のめいさちゃんのはじめてのおつかいです。
この日は大阪からいとこたちが遊びに来る日で、家ではお好み焼きでおもてなしをする予定でした。その準備のため、めいさちゃんは買い物を任されます。
ところが、母から頼まれたキャベツのおつかいに対して、めいさちゃんは強く嫌がる気持ちを見せます。
番組では、母がこれまでめいさちゃんに対して「ダメ」と言ったことがほとんどないことも明かされました。そのため、無理に押し出すことはせず、めいさちゃんの気持ちと向き合う時間が生まれます。
そこで母が考えたのが、妹・ふうかちゃんへのお姉さんアピールでした。
「お姉ちゃんなんだから」という気持ちに背中を押され、めいさちゃんの表情が少しずつ変わっていきます。そしてついに、自分の意思で出発する決断をしました。
向かった先は、地元で親しまれている魚岩商店です。
ここで、頼まれていたお好み焼きソースとキャベツを無事に購入します。さらに、いとこたちのためにゼリーも選び、買い物を広げすぎることなく、必要なものをしっかりと持ち帰ります。
道中では立ち止まることもなく、一度も休まずに帰宅しました。
嫌だと感じた気持ちから始まり、自分で決めて歩き出し、最後までやり切っためいさちゃんのおつかいは、気持ちの切り替えと成長がはっきりと伝わる場面でした。
歯科医の父のために 兄弟の連携
高知県室戸市が舞台となったのは、4歳の兄・きょうしろうくんと2歳の弟・じゅったくんが力を合わせて挑んだ、兄弟でのおつかいです。
この日のおつかいは、歯科医として働く父のために頼まれたもので、内容は一つではありませんでした。
まず頼まれていたのは、電池、パン、刺身の買い物です。
それに加えて、家族ぐるみで付き合いのある石達さんのもとへ診察券を届けること、そしてお返しとして柚子酢を分けてもらうことも含まれていました。
年齢の違う兄弟にとっては、覚えることの多いおつかいでした。
兄のきょうしろうくんは、弟のじゅったくんを気にかけながら先を歩き、自分がまとめ役になる意識を強く持って進みます。
弟は兄の後ろをついていき、自分なりに役目を果たそうとする姿が見られました。
途中、石達さんの家に向かう中で、診察券を持っていないことに気づくトラブルが起こります。
その瞬間、きょうしろうくんは立ち止まらず、自分の判断で走って戻る行動を選びました。
この場面では、弟を残してでも役目を果たそうとする、兄としての責任感がはっきりと表れます。
無事に診察券を届け、柚子酢も受け取ることができた後、兄弟は再び買い物へ向かいます。
電池、パン、刺身を一つずつ確認しながら購入し、忘れ物がないかを確かめて進みました。
弟のじゅったくんも、兄の動きをよく見て歩き、時には立ち止まりながらも最後まで一緒に行動します。
年齢差がありながらも、2人の間には自然な役割分担が生まれていました。
こうして兄弟は、頼まれていたすべてをそろえ、協力しておつかいを完了させます。
忘れ物という失敗を経験しながらも、気づき、動き、立て直す流れを自分たちで作り上げたおつかいでした。
心配性としっかり者 山形での再挑戦
再び山形県鮭川村が舞台となったのは、4歳のこうくんとたいせいくんが一緒に挑んだ、兄弟でのおつかいです。
頼まれた品物は、豆腐、山菜、牛乳、食パン、そしてからあげやナンコツの焼き鳥など、種類も多く、覚えるだけでも大変な内容でした。
まず2人は、村で唯一のコンビニへ向かいます。
ここでは、山菜や木綿豆腐、牛乳を無事に見つけることができました。しかし、肝心の食パンが売り切れという事実を知り、立ち止まることになります。
こうくんは、自分が頼まれたものをそろえられなかったことに、はっきりとした悔しさを感じていました。
続いて2人は、鶏肉の直売所へ向かいます。
ここでは特別に、モモ肉とムネ肉のからあげを試食させてもらい、味の違いを確かめた上でモモのからあげを購入しました。
また、ナンコツの焼き鳥を買うつもりが、ナンコツのからあげを選んでしまう場面もあり、子どもらしい迷いがそのまま映し出されます。
家に戻ると、たいせいくんは自分が頼まれたものをすべて買えたことに満足した様子でした。一方で、こうくんの心には、食パンを買えなかった思いが残ります。
事情を伝えると、家族は責めることなく、代わりにバターロールを買ってきてほしいと新しいおつかいを託しました。
こうして2人は、再び外へ出発します。
途中、こうくんは考えた末に、二手に分かれる判断をします。たいせいくんは別の用事を担当し、こうくんは一人で商店に入ることを選びました。
店内でこうくんは、勇気を出して商品を探し、バターロールを無事に発見します。
自分の力で見つけ出した瞬間、表情にははっきりとした達成感が浮かびました。
最後は2人で合流し、すべての買い物を終えて帰宅します。
悔しさを抱えたまま終わるのではなく、やり直しを経てたどり着いた達成が、このおつかいを強く印象づけました。
失敗と成功の両方を経験した兄弟の姿が、この回のリアルな成長を物語っていました。
桜守に差し入れを 雨の中の再挑戦
山梨県北杜市が舞台となったのは、3歳のあんちゃんのはじめてのおつかいです。
あんちゃんが差し入れを届ける相手は、84歳の桜守・土屋さん。長年、桜の木を守り続けてきた土屋さんと、あんちゃんは普段から顔なじみの関係でした。
この日はあいにくの雨。
それでもあんちゃんは、小さな体で差し入れを手に持ち、鼻歌を歌いながら歩き出します。足取りはしっかりしていましたが、目的地まで残り約200メートルというところで、急に足が止まります。
不安や緊張が重なり、あんちゃんは引き返す選択をしました。
一度家に戻り、トイレを済ませると、気持ちを切り替える準備を始めます。
冷えないように手袋をはめ、差し入れのお茶は温め直し。再び外へ向かう姿には、先ほどとは違う覚悟が感じられました。
再出発したあんちゃんは、雨の中でも前を向いて歩き続けます。
途中で立ち止まることはあっても、戻ることはありませんでした。そしてついに、土屋さんのもとへ無事に差し入れを届けることができました。
その場では大きな言葉は交わされなくても、差し入れを受け取る土屋さんの表情から、気持ちがしっかり伝わったことが分かります。
この小さな挑戦は、その日だけで終わりませんでした。
後日、あんちゃんの母のもとに、土屋さんからお礼の電話が届きます。
直接会わなくても、差し入れを通して人と人がつながり続けていることが伝わる出来事でした。
雨の中で一度は引き返し、それでももう一度挑戦したあんちゃんのおつかいは、勇気を出して進むことの意味を静かに教えてくれる場面となりました。
お祭りと18年後 厚岸の物語
北海道厚岸町が舞台となったのは、3歳のいなせちゃんのはじめてのおつかいです。
この日はいなせちゃんにとって、やることがたくさんありました。まずは、父の靴を買って消防署に届けるという大切な役目があります。
靴屋さんで選んだのは、28センチの靴。
自分の体よりもずっと大きな靴を抱えながら、いなせちゃんは消防署へ向かい、お父さんに直接手渡ししました。この時点ですでに、ひとつの役目をしっかり果たしています。
その後、いなせちゃんは厚岸大橋を渡り、次の目的地へ進みます。
向かったのは、組合の直売所です。ここで頼まれていたのは、厚岸名物のマルえもん、むきガキ、あさりでした。冷たい海の恵みを思わせる品々を、ひとつずつ確認しながら選んでいきます。
しかし道中、いなせちゃんはおもちゃ屋さんに寄り道をしてしまいます。
そこで見つけたのが、どうしても欲しくなった虫かごでした。誰にも言わずに買ってしまい、そのことが後で分かり、お母さんに怒られてしまう場面もあります。
それでも、いなせちゃんは泣き出すことなく、気持ちを切り替えて再び歩き出します。
橋の上では、寒さに負けないように踊って体を温める姿も見られました。小さな工夫を重ねながら、最後まで進みます。
こうして、靴も海産物もすべてそろえ、無事に家に帰宅。
寄り道や叱られる出来事がありながらも、いなせちゃんは最後までおつかいをやり遂げました。
そして番組は、「あれから18年」という時間の流れを描きます。
21歳になったいなせちゃんは、花嫁となり、生後3か月のひいろちゃんの母になっていました。
結婚式には、290人もの親戚や仲間が集まり、家族や地域に囲まれた人生の歩みが映し出されます。
さらに明かされたのが、母が当時の思い出を大切に保管していたという事実です。
はじめてのおつかいで着ていた服、買った虫かご、そしてその時のレシートまで残されていました。
3歳の小さな挑戦が、18年の時を経て、家族の歴史として受け継がれていたこと。
いなせちゃんのおつかいは、一日の出来事ではなく、人生につながる記憶として、今も生き続けていることがはっきりと伝わる場面でした。
まとめ 新春の一歩が未来につながる
『はじめてのおつかい(2026年1月2日放送)』は、子どもたちの小さな一歩が、家族や地域、そして18年後の人生へとつながっていく姿を描いた新春スペシャルでした。
被災地、誕生日、応援、郷土料理、兄妹の助け合い。そのすべてが、2026年の始まりにふさわしい「大冒険」として心に残る回でした。


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