ユニクロとジェラピケが変えた“冬の革命”
このページでは『ZIP!(2026年1月26日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
平成の冬を一変させたユニクロとジェラートピケ。
外では軽くて頼れるあったかウェア、家ではふわふわでもっと癒やされるルームウェア。
そのすべてが「冬はもっと快適になれる」という想像を超える進化でした。
あの時代に生まれたアイテムが、令和の今も愛され続ける理由を、番組の流れにそって丁寧に追いかけます。
平成を動かしたユニクロ「ヒートテック」革命の衝撃
平成の冬の価値観をひっくり返したのが、ユニクロと東レが共同開発したヒートテックです。2003年の誕生以来、薄いのにしっかり暖かいという新発想が多くの人の生活を変えました。体の水分を熱に変えて保温する仕組みは、それまで「冬は重ね着が当たり前」と思われていた常識に見事に風穴をあけました。
全世界で15億枚以上の販売を記録し、「機能性インナー」という言葉を日本中に広めたのも、このシリーズの存在が大きいです。さらに、裏起毛で暖かさを強化した極暖ヒートテックが登場したことで、寒がりな人の強い味方となり、今では薄さ・柔らかさ・伸びやすさまで進化しています。
ヒットの裏側には、ユニクロが持つ気候シミュレーションルームでの研究があります。寒冷地の環境を再現して体の動きや汗の量まで分析し、着心地と暖かさを年ごとに細かく調整してきました。さまざまなメーカーが類似商品を投入し「インナー戦国時代」と呼ばれた背景には、ヒートテックが作り上げた巨大市場があるのです。
若者文化を塗り替えたユニクロ「フリース」の進化
平成のファッションシーンを変えたもうひとつの存在が、ユニクロのフリースです。もともとは登山用ウェアだったフリース素材を、街着として大量展開したことで、一気に“軽さと暖かさの両立”が日常に浸透しました。
象徴的なのは、1998年のユニクロ原宿店。1階フロアの壁一面に50色以上のフリースを並べた圧巻の光景は、当時の若者を驚かせ、令和の世代にとっても「平成レトロ」の象徴となっています。番組でもひまひまさんが「全部フリースで埋まった店舗のインパクトが忘れられない」と語っていました。
価格も革命的で、1万円以上が相場だった時代に1,900円で販売したことで、一気に普及。色展開や素材、デザインは毎年アップデートされ、ボアタイプやリバーシブルなど、時代ごとのニーズに合わせた進化を続けています。
ZIP!のスタジオでは、水卜アナが「初めて着たとき軽さに驚いた」と話し、後藤先生も「世界の冬を変えた」と絶賛していました。フリースは、平成だけでなく令和も歩き続けるロングセラーになっているのです。
驚きの軽さを実現した「ウルトラライトダウン」の秘密
“冬のアウターは重いもの”という固定観念に終止符を打ったのが、ユニクロのウルトラライトダウンです。約230グラムという驚きの軽さは、まるで何も着ていないような感覚。それでもきちんと暖かく、街中でもアウトドアでも幅広く使える万能アウターとして大人気になりました。
その鍵は「ダウンパック」をなくした点にあります。通常のダウンジャケットは、羽毛を袋に入れて生地に挟み込む構造ですが、ユニクロは表地に特殊加工を施して羽毛が出ないようにしました。その結果、軽量化と動きやすさを両立させ、コンパクトに持ち運べるアウターとして革新的な存在になったのです。
ZIP!では出演者たちが実際に手に取り、「これで暖かいの?」と驚きつつ、着てみて納得していました。小雨に強い撥水性や、バッグに入れても邪魔にならない収納力など、平成から続くユニクロの技術力が感じられるアイテムとして紹介されました。
家時間に革命を起こした「ジェラートピケ」のもこもこ文化
外ではユニクロが冬を変えたなら、家の中を変えたのは間違いなくジェラートピケです。2008年に生まれたこのブランドは、「大人のデザート」というコンセプトで、ふわふわ・もこもこのルームウェアを次々と発売し、“部屋着=誰にも見せない服”という概念を完全に塗り替えました。
リーマン・ショックで外出を控える動きが強まった時代、「家の中でもかわいくありたい」という気持ちに寄り添ったことが大ヒットの理由のひとつです。主力のジェラート素材は、触れるだけで癒される柔らかさで、10代〜20代の女性を中心に一気に人気が爆発しました。
さらに2015年には男性ラインのジェラートピケ オムも登場し、“おそろいルームウェア”という新たな文化も誕生。今ではベビーやキッズ、さらにはペット用品までそろう幅広いブランドとして、おうち時間をさらに楽しくしてくれています。
ZIP!のスタジオでは風間さんとひまひまさんが実際に試着し、その軽さと肌ざわりに感動していました。平成に生まれた“もこもこ革命”が、令和の生活にも受け継がれていることを印象づけるシーンでした。
平成レトロとして残る「50色フリース」の存在感
特集では、平成のあったかウェアの中から“未来に残したい遺産”を選ぶ企画も行われ、令和世代が選んだのはユニクロの50色フリースでした。若い世代にとっても鮮烈な印象を残し、いま見ても「かわいい」「写真映えする」と感じるアイテムとして愛されています。
番組では当時の原宿店の映像が紹介され、壁を埋め尽くしたカラフルなフリースの迫力にスタジオ全体が盛り上がっていました。平成というひとつの時代を象徴するアイコンとして、今後も語り継がれていく存在です。
ユニクロの買い物体験を変えた「スマートレジ」の技術
ZIP!の特集では、服そのものだけでなく、買い物体験を変えたユニクロのスマートレジにも注目が集まりました。商品をカゴごと置くだけで一瞬で読み取る仕組みは、「どうなっているの?」と誰もが気になる技術です。
実は、商品タグに埋め込まれたICタグ(RFID)を無線で一括スキャンすることで、レジ操作を瞬時に完了させています。これによりレジ待ちが少なくなるだけでなく、在庫管理も効率化されて、店舗運営そのものがよりスムーズになりました。
ZIP!では、こうした裏側の技術にも触れながら、「冬をあったかくする商品だけでなく、買い物のしかたまで変えた」という視点で平成・令和の変化を伝えていました。服の機能性とテクノロジーの進化が同時に進んだ時代の“革命”を、番組は鮮やかに映し出していたのです。


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