奇跡のオモてなしSP
2025年6月10日(火)放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(日本テレビ系)では、「奇跡のオモてなしSP」と題して、“店前に桜が咲いている店”を全国で大捜索する特集が放送されました。番組スタッフは、桜前線とともに約3700kmを旅し、北海道から九州までさまざまな地域の桜と人情あふれるお店を紹介。料理のボリュームや価格のインパクトだけでなく、地域の背景や店主の思いも丁寧に掘り下げられた感動の1時間でした。
福岡県久留米市「魚国」~元うなぎ池が桜の名所に変身
福岡・久留米にある「魚国」は、もともとウナギの養殖池があった場所を埋め立てて桜を植えたというエピソードが印象的なお店です。店主が春を楽しんでもらおうと植えた桜が今では立派に咲き誇り、多くの人をひきつけています。
・看板メニュー「とんかつ定食」は豚リブロース300gを使用しながら1200円
・他にも「あさり入りちゃんぽん」(950円)、「地鶏丼」(950円)など豊富な定食あり
・ボリューム満点なのに価格は控えめで、地元客に愛される店
元ウナギ池だった土地が、今では春になると見事な桜並木になっているという話からも、地域の変化と店の歩みを感じられます。
石川県小松市「ボブハウス」~35cmの巨大ホットドッグにびっくり
石川県小松市の「ボブハウス」は、35cmもある巨大ホットドッグ「スペシャルボブドッグ」で話題のお店です。桜は店主のお父さんがオープン記念に植えたもので、今では春の象徴となっています。
・「スペシャルボブドッグ」(1580円)はたまごサラダ、ソーセージ、甘めの秘伝ダレ入り
・「照り焼きクリームチーズバーガー」(1880円)、「マルガバーガー」(1880円)など季節限定バーガーも豊富
・見た目のインパクトと味のバランスが絶妙で、遠方からのファンも多い
店の前に咲く桜は、お父さんの思いが形になったもの。大きなホットドッグとともに、心まで満たされるおもてなしが待っています。
宮城県大崎市「スタンド生そば 川原ドライブイン」~手間ひまかけたチキンカレーが300円
宮城県大崎市にある「スタンド生そば 川原ドライブイン」は、300円で楽しめる「厚焼き卵付きチキンカレー」が目玉。朝7時から営業していて、朝食としても人気です。
・「チキンカレー」は玉ねぎを2時間半炒めて作る本格派
・朝7時~10時半までは「たまご」が無料サービス
・他にも「かしわそば」(590円)や「エビ天うどん」(600円)などコスパ抜群のメニューが充実
こだわりの料理がワンコイン以下で食べられるうえに、春には店先の桜が満開になる風景も魅力です。
宮城県美里町「はなちゃん」~日替わり200円定食と桜の木
宮城県美里町の「はなちゃん」は、メニューが決まっていない日替わり定食の店です。なんと価格は200円、ごはんはおかわり自由という驚きのサービスが特徴です。
・この日のメニューはこごみの天ぷらや煮物などのおかず付き定食
・お菓子や調味料なども店内で販売
・店前にはウコンザクラが咲き、地域の憩いの場になっている
毎日どんなおかずが出るのかは店主の気分次第という温かみのあるスタイルで、桜とともに地元に根ざした人気店となっています。
北海道夕張郡由仁町「牛小屋のアイス」~牧場しぼりの濃厚アイス
北海道由仁町の「牛小屋のアイス」は、牧場しぼりの牛乳で作る手作りアイスが人気。取材陣はこの店を目指して北海道まで足を運びました。
・アイスは日替わりで16種類が並び、味のバリエーションが豊富
・川添ディレクターは「ソフトクリーム&いちご大福」(570円)を注文
・自家製アイス3種類盛りは760円とお得感もあり
・桜は五稜郭からもらい受けた苗木が大切に育てられている
アイスだけでなく、広がる牧草地や桜並木が美しい景色を作り出しており、まさに五感で楽しめる店でした。
総移動距離3700km!桜の店を追った感動の旅の終幕
今回のテーマは「オモウマい店の法則 店前に桜が咲いている店~桜前線とともに2025~」。番組スタッフは取材に54日間をかけ、移動距離は約3700kmにも及びました。それぞれの地域に咲く桜と、その下で営業する個性的で温かい店主たちの姿を丁寧に描き出しました。
取材を通して浮かび上がったのは、桜の木と共に育ってきた店と人々の絆です。美しい桜に見守られながら、おいしい料理とあたたかいおもてなしが日本各地にあることを再発見できる放送回となりました。次回も、また心に残る“オモウマい”エピソードに期待が高まります。
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