【兼近&真之介のメシドラ】萩原聖人と福生市の絶品グルメ巡り!神戸ステーキ・TOKYO X・本屋カフェ|2025年6月15日放送

メシドラ

芸歴38年の萩原聖人と福生で運試し!地元グルメ旅まとめ

2025年6月15日放送の『兼近&真之介のメシドラ』では、俳優でありプロ雀士でもある萩原聖人さんを迎えて、東京都福生市を舞台にした“運試し”グルメ旅が繰り広げられました。満島真之介さんとEXITの兼近大樹さんとともに、福生市内の個性的な飲食店をめぐり、地元の人たちとの交流を深めながら絶品料理を味わっていきました。今回の放送では、グルメだけでなく萩原さんの俳優・雀士としての歩みも語られる濃い内容となっていました。

古本屋併設カフェで味わうキューバ&カナダの味

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旅のスタートは、東京都福生市にある「CHA CHA CHA BOOKS」というユニークなカフェでした。この店は、カフェと古本屋が一体となった空間で、食事をしながら本や音楽を楽しむことができます。入り口から店内に入ると、まず古本がずらりと並んでいて、温かみのある照明が落ち着いた雰囲気を演出しています。一行は本棚に並ぶさまざまな書籍に目を奪われ、「人間仮免中」や「タバコの歴史」といった興味深い本を手に取り、それぞれのテーマに思いを巡らせていました。

料理も個性的で、カナダ発祥の「プーティーン」やキューバのホットサンド「チャチャチャ・グバーノ」が登場しました。「プーティーン」は、フライドポテトにモッツァレラチーズと自家製グレイビーソースをかけた一品で、チーズがとろけてソースと絡み合い、ポテトの香ばしさを引き立てています。ほどよい塩気とコクがあるソースが口の中に広がり、寒い時期にはとくにぴったりの温かい味わいです。

「チャチャチャ・グバーノ」は、ハムやローストポーク、チーズ、ピクルスなどをパンに挟んで焼いたホットサンドで、外はカリッと中はジューシーに仕上がっていました。スパイスの効いた具材がアクセントになり、エスニックな風味が広がります。

また、飲み物にもこだわりがあり、「とびッきり危険アイスコーヒー」や「バニラシェイク」などユニークなネーミングのドリンクも用意されています。とくにアイスコーヒーは深い苦味が特徴で、甘いメニューとの相性も抜群でした。

・店内はカフェと古本スペースが一体となった設計
・古本はエッセイや歴史、趣味の本など幅広いジャンル
・プーティーンはグレイビーソースの香りが特徴的
・チャチャチャ・グバーノはハムとチーズの旨味が際立つ
・ドリンクメニューもユニークで印象的

「CHA CHA CHA BOOKS」は、料理と文化が交差する空間として地元でも評判の高いスポットで、食事だけでなく、本や音楽、空間そのものを楽しめる魅力的なお店です。旅の最初にこのような場所を訪れたことで、一行はリラックスしながらスタートを切ることができました。

ドイツ式製法の老舗「大多摩ハム」へ

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一行が次に訪れたのは、創業93年の歴史を誇る「大多摩ハム小林商会」の工場直売店です。この老舗では、ドイツ式の伝統製法を守りながら、地元ブランド豚「TOKYO X」を使ったこだわりの製品を販売しています。店内に入ると、ショーケースには桜燻あらびきウインナーやベーコンなどの加工肉が美しく陳列されており、どれも旨味と香りが凝縮された上質な品ばかりでした。

3人は、あれもこれもと商品を手に取り、合計11品を購入。その中には、霜降りの多いベーコンや、ジューシーなウインナー、スモークの香り豊かなロースハムなどが含まれていました。それぞれの肉には「TOKYO X」の特徴でもある、脂の甘さときめ細かな肉質が活かされており、自宅用だけでなく贈答品としても人気です。

買い物のあとには、おすすめ商品が当たるくじ引きに挑戦。結果、兼近さんが2等の特製マスタードを引き当てるという嬉しいサプライズもありました。このマスタードは、お店の人気商品で、ソーセージやロールキャベツとの相性が抜群とされている逸品です。

2階には、工場直営のレストラン「シュトゥーベン・オータマ」がありますが、この日は予約で満席となっており、入店は叶いませんでした。レストラン名の「シュトゥーベン」はドイツ語で“居心地の良い部屋”を意味する言葉で、店内ではハムやソーセージを活かした本格的なドイツ料理が提供されています。

特に人気のメニューが、1日15食限定の「黄金比率ロールキャベツ」。これは、自家製のベーコンやハムのペーストを、秘伝の割合で練り合わせて作られた具材をキャベツで包み、柔らかく煮込んだものです。味のバランスが非常に良く、「黄金比率」という名にふさわしい完成度とされ、多くのリピーターに支持されています。

・販売されている商品はすべて直営工場で製造
・「TOKYO X」のベーコンは霜降りが特徴的
・店内には贈答用のギフトボックスも豊富に用意
・くじ引きで当たるマスタードは店舗限定商品
・「黄金比率ロールキャベツ」は事前予約が確実

地元の素材を活かしつつ、本場ドイツの味と職人の技が融合した「大多摩ハム」は、観光客だけでなく、地域の人々にも長年愛され続ける存在です。丁寧に作られた商品と、温かな雰囲気に包まれた直売所での買い物は、旅の中でも印象に残るひとときとなりました。

地元グルメで出会う福生の味

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地元の人々からのおすすめを頼りに、一行はまず「引田屋食堂」へと足を運びました。創業100年を超える歴史ある食堂で、店内はどこか懐かしさを感じる温かな雰囲気に包まれていました。ここでは、出汁の効いた和風カツカレーや、豚バラ白菜定食、もつ定食など、家庭的で優しい味わいの料理が揃います。

特に注目されたのが、「豚バラ白菜定食」です。これは、塩味をベースにカツオ出汁をたっぷり使い、白菜の甘みと豚バラの脂が溶け合った鍋風の一品で、最後にみりんで仕上げた特製ポン酢をかけて食べるのが特徴です。出汁はお吸い物のように澄んだ味わいながらも、旨味がしっかり感じられ、口当たりも軽く、最後まで飽きずに楽しめます。

・豚バラ白菜定食は出汁の旨味が決め手
・ポン酢にみりんの甘さが加わり奥深い味に
・カツカレーも和風出汁で仕上げられた優しい味
・もつ定食は赤味噌とニンニクの風味が食欲をそそる

続いて訪れたのは、「Seasonal Kitchen うみかじ」。福生駅から徒歩2分の好立地にあり、豊洲市場から仕入れた新鮮な魚介を使った創作海鮮料理を提供するお店です。落ち着いた雰囲気の店内では、仕入れに応じた日替わりの魚料理が楽しめます。

この店で一行が味わったのは、地魚のハーブグリルや、マグロのカマトロを使ったスペアリブ、そして石垣島産の太もずくを使った「つけもずく」など、どれも個性豊かなメニューばかり。「つけもずく」は、太くしっかりとした食感のもずくを、香り豊かな出汁にくぐらせて味わうスタイルで、前菜としても締めの一品としても楽しめる料理でした。

「地魚のハーブグリル」は、ガーリックオイルとハーブで焼き上げた一皿で、皮はパリッと中はふんわりとした焼き加減。香りと旨味が一体となり、上品な仕上がりになっていました。また、「マグロのカマトロスペアリブ」は、揚げ焼きにされた肉厚の部位をスパイスで香ばしく仕上げた、ボリューム満点の一品です。

・つけもずくは石垣島産の太もずくを使用
・マグロのカマトロは揚げ焼きでジューシーな食感
・ハーブグリルは豊洲直送の鮮魚を使用
・どの料理も一皿ごとに個性と素材のこだわりが光る

この福生エリアでの食事は、地元ならではの家庭的な温かさと、新鮮素材を活かした創作性の高い料理の両方を味わえる特別な体験となりました。どちらのお店も、地元の人に愛される理由が感じられる、心に残る食事の場でした。

元寿司職人が作る自家製ジェラート

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次に一行が訪れたのは、福生市にある「四十雀カフェ」。ここは、元寿司職人のオーナーが手がける本格自家製ジェラートの店として地元で知られています。カフェの店内は落ち着いた雰囲気で、木の温もりを感じるインテリアが印象的。訪れたこの日は、季節限定の熊本県産赤肉メロンのジェラートをはじめ、チョコミントやピスタチオ、ミルク、いちごマスカルポーネなど彩り豊かなフレーバーがショーケースに並んでいました。

どのジェラートも素材の風味を活かすために砂糖の量を控えめにし、濃厚ながらも後味がすっきりしているのが特徴です。とくに赤肉メロンのジェラートは、メロンそのものを食べているかのようなみずみずしい味わいで、見た目も華やか。元寿司職人ならではの繊細な味の組み立てと素材の扱い方が活かされた一品です。

・赤肉メロンのジェラートは熊本県産を使用
・ジェラートはすべて自家製で毎日手作り
・ピスタチオやチョコミントなど定番も高品質
・スモールサイズからレギュラーサイズまで選べる

ジェラートを味わいながら、萩原聖人さんは自身のプロ雀士としての挑戦について語る時間となりました。出演者の中でも異色の経歴を持つ萩原さんは、Mリーグに出場するためにプロ資格を取得。勝ち負けが明確に出る世界に身を置いたことで、自分の内面とも深く向き合うようになったと振り返りました。

当初は、インスタグラムのコメント欄に批判が寄せられたことで精神的にも大きな負担を感じたそうですが、それを乗り越えた今、冷静に自分を見つめられるようになり、役者としてのセリフ覚えも早くなるなど良い変化が生まれていると語っていました。

・Mリーグ挑戦は「年齢を重ねても新しい活力が得られる場」だった
・批判の声にも向き合い、今は前向きに受け止められるように
・演技力にも好影響が出ており、実生活と役者業の相乗効果を感じている

「四十雀カフェ」でのひとときは、甘くて冷たいジェラートとともに、自分自身の変化と向き合う静かな時間となりました。寿司職人からカフェ店主へと転身したオーナーの人生と、俳優から雀士へ挑む萩原さんの姿が重なり合い、旅のなかでもとくに味わい深い場面となったエピソードでした。

地元の人に愛される福生のとんかつと中華

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地元で長く親しまれている名店として紹介されたのが、「とんかつ しょうちゃん」と「中華食堂50」です。どちらも福生を代表する食の名所で、地元の人々から高く評価されている理由が随所に感じられるお店です。

「とんかつ しょうちゃん」は、深夜まで営業していることから“飲み終わりの駆け込み寺”とも呼ばれる存在で、赤城牛を使った「和牛サーロインステーキ」や、看板メニューの「特上ロースカツ定食」が人気です。特上ロースカツは、注文が入ってからパン粉を作るというこだわりぶり。使用するのは、生地の粗いイギリスパンで、これによりカツにバターのような香ばしい風味が加わるのが特徴です。衣はサクサク、中はジューシーで、揚げたてのとんかつが持つ魅力を最大限に引き出しています。

・パン粉は注文ごとに店内で手作り
・イギリスパン特有の香ばしさとサクサク感
・赤城牛の和牛ステーキも人気メニュー
・ボリューム満点で満足感が高い定食構成

一方の「中華食堂50」は、オリジナリティあふれる中華メニューが評判の店で、どの料理にもひと工夫が加えられているのが特徴です。中でも注目を集めたのは、「50的酢豚」と「大エビの特製マヨネーズ サラダ風」。50的酢豚は、ヒレ下ロースという旨味の強い希少部位を使用し、そこにカレー粉に含まれる香辛料の香りを重ねることで、他にはないスパイシーで食欲をそそる一品に仕上げられています。

「大エビの特製マヨネーズ サラダ風」は、プリッとした大ぶりの海老に、特製マヨネーズソースをかけてサラダ仕立てにしたメニューで、洋のテイストを中華に融合させたような一皿でした。見た目の華やかさもあり、食事としてだけでなく、目でも楽しめる料理です。

・「50的酢豚」はヒレ下ロース×カレー香で香ばしさ満点
・大エビのマヨネーズソースはサラダ風にアレンジ
・どの料理にもオリジナルのアイデアが活かされている
・福生ならではの“ご当地中華”として支持されている店

どちらの店も、ただ美味しいだけではなく、その店ならではの工夫とこだわりが詰まった料理が提供されており、地元の人たちの“行きつけ”になる理由がしっかり感じられる名店です。旅の途中にこうした店に出会えることが、福生グルメの魅力をいっそう深めてくれます。

最後は萩原さん思い出のステーキ店へ

2,700点を超える神戸牛のストックフォト、写真、そしてロイヤリティフリーの画像 - iStock | ステーキ, 牛肉, 肉

旅の締めくくりに訪れたのは、予約が困難な人気店「神戸ステーキハウス」でした。福生市にあるこの店は、開業当初から多くの著名人が通う名店として知られています。厳選された黒毛和牛のみを使用し、A5ランクの「神戸特上霜降りサーロインステーキ」や「神戸シャトーブリアンステーキスペシャル」など、熟成肉ならではの旨味を堪能できるメニューが揃っています。

ステーキは備長炭で丁寧に焼き上げられており、外側は香ばしく中はとろけるような柔らかさが特徴です。下味にはお店自慢のしょうゆベースの秘伝ソースが使われており、肉の旨味をしっかりと引き立ててくれます。さらに、人気メニューの「ピザパイ」も登場。サラミやマッシュルームなど5種類の具材と数種類のチーズを使用し、香ばしさと濃厚さが絶妙なバランスを生み出していました。

・ステーキはA5ランク黒毛和牛を使用
・シャトーブリアンはヒレの中心部を熟成させた希少部位
・備長炭でじっくり焼くことで旨味を凝縮
・ピザパイは具だくさんで満足感の高い一品

食事の合間には、萩原聖人さんが俳優を志すことになった原点となる思い出について語りました。若いころ、夢が見つからず悩んでいた萩原さんは、親にすすめられて海外旅行に出かけ、ロサンゼルスで見た映画「エイリアン2」の観客の熱気に感動。その経験がきっかけとなり、演じることの魅力に目覚めたといいます。

さらに、帰国後に母が経営する居酒屋に訪れた「ビー・バップ・ハイスクール」の関係者がきっかけで、「あぶない刑事」への出演が決まったというエピソードも披露されました。当時は「顔が優しすぎる」と言われながらも、少年役での出演を果たし、それが俳優としての第一歩となったのです。

・俳優を目指したきっかけは「エイリアン2」の衝撃
・初出演作「あぶない刑事」での経験が転機に
・母のつながりが運命を動かした思い出深い出会い
・映画撮影中の過酷なロケも成長の一部として語られた

食後のお会計は、恒例のくじ引きで支払い担当を決定。今回の結果は満島真之介さんが支払うことになり、一同からどよめきが起きる場面もありました。

最後は、萩原聖人さんが出演するドラマ「恋は闇」の告知を行い、今回の旅を締めくくりました。味、出会い、人生の節目を感じさせる福生の旅は、ただのグルメツアーではなく、人との縁や記憶に残る物語が重なった心温まる時間となりました。萩原さんの歩んできた道と重なるような、静かで深みのある旅の締めくくりとなったのが印象的でした。

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