鎌倉の朝を満喫!野菜直売・ふわふわ卵かけご飯・絶景竹林&陶芸体験
2025年6月19日放送の『ヒルナンデス!』では、鎌倉の魅力を知り尽くす2人の元トップアスリート、陣内貴美子さんと伊達公子さんが、地元を熟知する観光のプロに案内されながら、朝から楽しめる鎌倉のスポットをめぐりました。さらに、女性満足度1位に選ばれた寿司チェーン「魚べい」の人気メニューランキングや、声が素敵な芸能人をテーマにした国民意識調査コーナーも放送されました。
鎌倉駅からすぐ!歴史ある直売所「鎌倉市農協連即売所」で鎌倉野菜に出会う
最初に訪れたのは、1928年創業の老舗直売所「鎌倉市農協連即売所」です。鎌倉駅から徒歩3分の場所にあり、観光客にもアクセスしやすい立地にあります。ここでは地元の農家が持ち寄った鎌倉野菜がずらりと並び、訪れた人たちが思わず足を止めるような色鮮やかさが魅力です。
野菜は、ミネラルを多く含んだ鎌倉の土壌で育っており、どれも味が濃く、見た目もきれいなものばかりです。この日は、珍しい野菜や旬のものが多数そろっていました。
・にんじんは葉付きで販売されており、葉には根の3倍のビタミンCが含まれるとされています。炒め物やかき揚げにして使うのがおすすめです。
・黄色いズッキーニは皮と実がやわらかく、サラダやピクルスなど生でもおいしく食べられます。見た目も鮮やかで食卓が華やぎます。
・紫いんげんは加熱すると色が抜けてしまうため、ポリフェノールを逃さず味わうには、茹でるのではなくグリルや炒め物に使うのが良いと紹介されました。
さらに紹介されたのは、2ヶ月半水を与えずに育てたトマトです。水分を抑えて育てることで、実の中にうま味が凝縮されており、甘みと酸味のバランスがよく、食べ応えがあります。
・そら豆も旬を迎えており、さやごと焼いて香ばしく楽しむことができます。
訪れた2人は、葉付きにんじんや紫いんげん、そら豆、ズッキーニ、そして水を控えめに育てられたトマトなど、今しか手に入らない旬の野菜を選んで買い求めていました。
朝の時間帯は特に品ぞろえが豊富で、地元の人にも観光客にも人気のスポットです。鎌倉を訪れたら、まずはここでその土地ならではの旬の恵みを手に取ってみるのがおすすめです。
朝の鎌倉にぴったりな朝食スポット「ヨリドコロ 由比ヶ浜大通り店」
続いて紹介されたのは、由比ヶ浜大通り沿いにある「ヨリドコロ 由比ヶ浜大通り店」です。2023年にオープンしたこのお店は、古民家をリノベーションした店構えで、落ち着いた雰囲気が漂います。江ノ電の線路沿いという立地のため、店内から電車が見えるロケーションも人気の理由の一つです。
ここで味わえるのは、塩と深層水で丁寧に加工された魚の干物と、ふわふわのメレンゲでいただく卵かけご飯。朝の時間帯にぴったりな、やさしくも滋味深い味わいです。
・干物は、専用の魚焼き器でじっくり火を通すことで、外は香ばしく、中はしっとりジューシーな仕上がり。
・卵かけご飯は、自分の手で卵白を泡立ててメレンゲ状にし、黄身をのせて仕上げる体験型の提供スタイルとなっており、作る楽しさも食べる楽しさも味わえます。
・定番人気のあじ干物定食のほか、さば干物定食、さばみりん定食なども用意されています。
この「ヨリドコロ」は、観光客にうれしいサービスとして、「のりおりくん付き食べ巡りチケット」の対象店舗にもなっています。
・「のりおりくん付きチケット」は、江ノ電の1日乗車券と、飲食店で使えるチケット4枚がセットになったものです。
・対象の全32店舗の中で、ヨリドコロではこのチケット2枚で、あじ定食やさば定食に、しらすや紀州南高梅などのトッピングを加えたメニューが楽しめます。
・通常価格よりお得な設定となっているため、朝食と観光を効率よく楽しみたい方にぴったりの組み合わせです。
静かな朝の鎌倉で、地元の味と旬を楽しめる「ヨリドコロ」は、混雑を避けてゆっくり過ごしたい人にも最適なスポットです。観光の合間の休憩や朝の始まりに立ち寄れば、特別な1日がスタートできそうです。
鎌倉で出会う初夏の彩り アジサイと竹林がつくる癒しの風景
番組では、初夏の鎌倉を象徴する風景としてアジサイと竹林をめぐる様子が紹介されました。鎌倉の代表的なアジサイ名所「長谷寺」では、約2500株ものアジサイが見頃を迎え、訪れる人の心を穏やかに癒していました。花の色とりどりのグラデーションが、歴史ある境内を彩り、カメラを向ける人も多く見られました。
また、地元ガイドによるおすすめスポットも登場し、瑞泉寺へ向かう道沿いや葛原岡神社周辺の静かなアジサイ並木も紹介されました。これらの場所は、観光地としての派手さはないものの、地元の人々に親しまれ、ゆったりと花を眺められる落ち着いた名所です。
・長谷寺:2500株のアジサイが6月末まで見頃
・瑞泉寺:大塔宮バス停から続く道沿いがアジサイの穴場
・葛原岡神社:人通りの少ない小道に咲くアジサイが静かな魅力
アジサイ鑑賞のあとに訪れたのは、報国寺の竹林。1334年創建の古寺で、約2000本の竹が立ち並ぶ静寂な空間が広がります。境内の奥には「休耕庵」という茶処があり、竹を眺めながら抹茶と干菓子を味わえる癒しのひとときを提供しています。
・報国寺:歴史ある竹の寺として知られ、鎌倉でも屈指の静寂スポット
・休耕庵:竹林の中でいただく抹茶と干菓子は格別の体験
・「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にも掲載されている名所
華やかなアジサイの色彩と、竹林の涼やかな緑が織りなす風景は、まさに初夏の鎌倉ならではの魅力です。観光の合間に立ち寄れば、心がすっと落ち着くような静けさと美しさに包まれます。
北鎌倉で静かな時間を楽しむ「たからの窯」の陶芸体験
続いて訪れたのは、北鎌倉の浄智寺の境内にある陶芸教室「たからの窯」です。歴史ある寺の自然豊かな空間の中で行われる体験は、観光の途中にふと心を落ち着けるのにぴったりなひとときです。今回の体験では、葉っぱを使って模様をつけるオリジナル皿づくりに挑戦しました。
・使用するのは、境内の庭に生えている植物の葉や花。参加者は自らの手で好きなものを選びます。
・葉を皿の粘土に押し付け、自然の形そのままの模様を刻印していきます。
・その後、白い泥(化粧土)を塗ってから葉をはがすことで模様が浮かび上がる仕組みです。
2人はそれぞれの感性で作品を仕上げました。
・一人は大きな葉を中央に大胆に配置し、のびやかで力強い印象に。
・もう一人は小さな葉や花をバランスよく散りばめて、繊細で華やかな表現に仕上げました。
焼き上がった作品は、葉脈や花びらの繊細な質感まで残り、自然の美しさをそのまま器に閉じ込めたような仕上がりでした。素朴で温もりある質感が、手作りの魅力を伝えてくれます。
鎌倉観光というと寺社めぐりが中心になりがちですが、こうした体験型スポットで“自分だけの思い出”を形に残す時間は、旅の満足度をさらに高めてくれます。自然と歴史、ものづくりが調和した「たからの窯」は、大人にも子どもにもおすすめのスポットです。
鎌倉の素朴な味を楽しむ「光泉」のいなり寿司
北鎌倉駅からすぐの場所にある老舗の寿司店「光泉」では、昔ながらの素朴な味わいを大切にしたいなり寿司が紹介されました。この店のいなり寿司は、油揚げと酢飯だけというシンプルな構成でありながら、口に入れた瞬間に奥深い旨みが広がります。
・甘すぎず、油揚げの風味がしっかり生きている絶妙な味付けが特徴。
・使用する酢飯も、派手な味ではなく、しっかりと素材を引き立てる加減に調整されています。
・具材を加えず、あえて“足さない”という選択が味の完成度を高めていると紹介されていました。
このいなり寿司は、地元の人にも観光客にも支持されている人気商品で、早い日は午前中に完売することもあるとのこと。手土産や小腹を満たすのにぴったりで、観光の合間のちょっとした休憩にも重宝する一品です。
また、店のたたずまいも落ち着いた雰囲気で、北鎌倉らしい静かな街並みに溶け込むような佇まいが、訪れる人にやさしい印象を与えてくれます。観光スポット巡りの合間に、「光泉」のみずみずしくやさしい味のいなり寿司を手に取ってみるのも、鎌倉らしい時間の過ごし方といえるでしょう。
鎌倉を自由にめぐるなら人力車が便利 映えスポットや穴場も満載
観光名所が点在し、道が狭くて混雑しがちな鎌倉では、人力車が移動手段としてとても便利です。今回は、人力車歴26年のベテラン俥夫・清水謙次さんの案内で、観光客の少ない小道や、写真映えするスポットを巡る特別なルートが紹介されました。
・清水さんは、全国を旅する中で出会った俥夫に憧れ、この道へ入ったとのこと。
・観光地だけでなく、地元の人しか知らないような小道や絶景ポイントも熟知しており、案内はとてもスムーズ。
・人力車はルートが固定されておらず、行きたい場所にあわせて柔軟にコースを組めるのが魅力です。
この日は、ガイドブックには載っていない静かな名所もいくつか訪れました。
・妙本寺:山に囲まれた森の中のようなお寺で、鎌倉駅から近いにもかかわらず静けさに包まれています。
・八雲神社:鎌倉最古の厄除け神社で、住宅街の中にひっそりとたたずむ隠れた名所。
・八雲神社のわきには、山道を5分ほど登った先に、海と街を一望できる展望スポットがあります。天気が良ければ、海と山が視界いっぱいに広がる絶景が楽しめる場所です。
また、移動中に立ち寄った撮影ポイントでは、風景と人力車が美しく重なるように配置する俥夫さんの技術も光っていました。まさに、観光と写真の両方を楽しめる旅のスタイルです。
駅から遠い場所や、車の入りにくいエリアでも人力車なら楽にアクセスでき、暑い日や混雑を避けたいときにも快適に観光できる方法としておすすめです。鎌倉の魅力を深く味わいたい方は、ぜひ人力車の旅を取り入れてみてください。
寿司チェーン「魚べい」の人気メニューTOP10を徹底紹介!今食べるべき寿司ネタはこれ
番組後半では、全国178店舗を展開する人気寿司チェーン「魚べい」の特集が組まれ、長野博さん・中山エミリさん・こがけんさんの3人が「魚べい 大山店」を訪問。今食べるべき注目メニューTOP10を、店側の売れ筋ランキングと3人が実食して選んだオススメとで比較しながら紹介しました。
「魚べい」は、回転レーンがないタッチパネル注文式の寿司チェーンで、100種類以上の豊富なメニューを取り揃え、年間4200万人以上が利用するという人気ぶりです。
今回紹介された3人のオススメメニューには、季節感と創作性を取り入れたユニークなネタが多く並びました。
・えび明太マヨ:2012年に登場し、今では定番メニュー。明太子とマヨネーズを店内で合わせて作るため、粒感と香りがしっかり。
・なついろソーダパフェ:夏季限定の涼しげなデザート。乳製品のコクと爽やかなソーダの層がマッチ。
・サーモン揚げねぎラー油:揚げた白髪ねぎとフライドガーリックが香ばしく、食感も楽しめる。
・ふわとろあなご:あなごの出汁で煮込んだこだわりの一品。身は柔らかく、タレの香りも絶妙。
・北海道産いくら海苔包み:パリッとした海苔で包まれた季節限定の贅沢ネタ。秋鮭の生筋子を使用。
・まぐろステーキ:ガーリック風味のタレを塗って炙り、香ばしさが際立つ一品。ビールとの相性も抜群。
一方、魚べい側の公式人気ランキングでは、以下の定番ネタが上位にランクインしていました。
・1位:大切りまぐろ
・2位:サーモン
・3位:いくら
・4位:オニオンサーモン
・5位:えび天 天たれがけ
・6位:あじ
このほか、こだわり醤油ラーメンや西日本で人気のかすうどんなど、サイドメニューも注目され、魚べいは寿司以外でも満足度の高い店として紹介されていました。
さらにスタジオでは、6月から登場する「大切り金華さば」が登場し、試食した大沢あかねさんは「うま味と酸味のバランスが良い」と感想を述べていました。
寿司もデザートもラーメンも楽しめる魚べいは、世代を問わず人気の理由がよくわかる構成でした。新作や限定メニューは、来店のタイミングで味わえるので、こまめにチェックして訪れるのがおすすめです。
国民意識調査:朗読してほしい芸能人は?
朗読の日にちなんだコーナーでは、「朗読してほしい声の芸能人」ランキングを発表。福山雅治、吉永小百合、津田健次郎、竹野内豊、阿部寛らが上位に入りました。番組後半には、出演者たちが回答を出しながら、魚べいのお食事券1万円分をかけたビンゴに挑戦する展開も盛り上がりました。
今回のヒルナンデス!は、初夏の鎌倉を舞台に、自然・グルメ・文化体験がぎゅっと詰まった内容で、行ってみたくなる情報が満載でした。
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