【ヒルナンデス!】資さんうどん・因幡うどんが東京で大ブーム!那須の最新人気スポットも紹介|9月12日放送

那須と福岡うどんが共演!ヒルナンデスで見えた秋の魅力

旅行先を探している人、自然豊かな場所での暮らしに憧れる人、そして美味しいグルメに目がない人にとって、2025年9月12日放送の「ヒルナンデス!」は見逃せない回となりました。番組では、栃木県・那須エリアの魅力と、関東に続々と出店を果たしている福岡発のうどん店が紹介され、観光・移住・食の三拍子がそろった内容でした。この記事では、その全エピソードを整理しながら、放送で語られた那須の豊かさと福岡うどんの奥深さを掘り下げていきます。

那須の自然と温泉が生む人気

まず注目されたのは、那須が誇る自然環境です。紅葉名所人気ランキング(栃木県)では那須エリアがトップ3を独占。2024年の楽天トラベル「年間人気温泉地ランキング」でも、関東地方で1位に輝いたのが那須温泉でした。東京駅から新幹線で約1時間10分という近さながら、四季折々の風景と名湯が楽しめる点が、多くの旅行客を惹きつけています。2024年秋の行楽シーズンには、過去10年で最多となる23万人が訪れたとのこと。

さらに住環境の魅力も紹介されました。街の住みここちランキング2025栃木県版の物価・家賃部門で1位は那須塩原市。東京23区と比べて家賃は5分の1程度で、2DKの相場は3.2万円ほど。加えて、移住世帯には100万円の補助金が支給される制度もあり、移住希望者にとって大きな後押しとなっています。

道の駅と農産物直売所に人が集まる理由

観光客だけでなく、地元の暮らしを支える場所として注目されたのが「道の駅 那須高原友愛の森」。2024年に大型リニューアルを行い、農産物や特産品の販売がさらに充実しました。ここでは、チーズやいちご加工品など地元の名産が数多く並び、朝から長い行列ができるほどの人気ぶり。

直売所「那須ロイヤル高原マルシェ」では、糖度がメロンを上回る辻岡農園の白いとうもろこしや、東京より1000円以上安い大玉スイカが話題に。さらに、餌にお米を加えて20か月間肥育された那須和牛は、柔らかい霜降り肉質が特徴で、贈答品としても高く評価されています。

那須グルメの多彩な顔ぶれ

番組では、新オープンしたレストラン「なすとらん」も登場。ここでは「那須和牛ステーキ丼」や「那須高原野菜カレー」が提供され、特に人気を集めているのが「那須の内弁当」。9種類の地元料理を一度に楽しめる贅沢なプレートで、久本雅美さんは「ソースがまろやかで美味しい」とコメントしていました。

また、那須は全国的にも珍しいパン激戦区として紹介されました。老舗の「ペニーレイン」では、ブルーベリーソースとジャムを練り込んだ「ブルーベリーブレッド」が1日1200個も売れる人気商品。新進の「KANEL BREAD NASU」は国産小麦100%を使用し、那須産のきのこやソーセージを使ったパンが注目されています。さらに、夫婦で営む「パン工房Olive」では、あんこと塩味のバランスが絶妙な「あん塩バターロール」が名物。那須塩原市の空き家活用支援を受けて開業したことも、地域との結びつきを感じさせます。

ホテル内の「Komorebi Table」では、地元小麦「ゆめかおり」を使用したソフトフランスや、那須のはちみつとチーズを合わせたパンが40種類以上並び、観光客を楽しませています。

歴史あるそば屋と新名所の融合

栃木は全国有数のそばの産地でもあり、那須の冷涼な気候と水質は蕎麦作りに最適です。築150年以上の古民家を改修した「五色庵」では、香り高い手打ちそばが堪能できます。久本さんが食べた「ぶっかけそば」は山菜の旨味がしっかり出ており、那須の自然が育んだ食文化を体感できる一品でした。

一方で、若い世代にも人気を集めているのが新名所。「GOOD NEWS」は東京ドーム1個分の敷地に14店舗が集まる複合施設で、那須銘菓「バターのいとこ」や限定フレーバー「バナナ」が大人気。さらに、今年3月にオープンした「那須パラダイスヴィレッジ」は、フードホールとホテルが併設され、焚き火を囲んで焼きマシュマロを味わうというユニークな体験が紹介されました。宿泊施設はスタンダードからプレミアム、ドミトリーまで幅広く、20代カップルや家族連れにぴったりです。

スタジオトークで見えた暮らしの希望

スタジオでは、出演者が「住んでみたい場所」についてトーク。岩田剛典さんは京都に、蒔田彩珠さんは東京のあきる野市・秋川渓谷に住みたいと語り、自然や文化に根ざした暮らしへの憧れがにじみ出ていました。

福岡発うどんの進出ラッシュ

番組後半では、福岡のソウルフードであるうどん文化が特集されました。福岡県民の調査では、ラーメン派36%に対し、うどん派は64%と圧倒的多数。

その代表格が資さんうどん。2024年12月に千葉県八千代市へ関東1号店を出店したのを皮切りに、わずか9か月で8店舗を展開。人気メニューはやわもち麺と黄金出汁が特徴の「肉ごぼ天うどん」。揚げたてのごぼ天は単品注文も可能で、トッピングの自由度が高いのも魅力です。さらに、おでんやカレー、焼きうどんなどサイドメニューも充実。八千代店は24時間営業で、ファミリー層から夜勤明けの人まで幅広く利用されています。

もう一つの老舗、因幡うどんは創業75年。2024年に東京・原宿に初進出し、「ごぼう天うどん(クラシック/モダン)」が人気です。かき揚げスタイルのごぼ天は出汁を吸ってふわふわになり、柔らかい麺と好相性。さらに「博多鶏ダシうどん」など限定メニューもあり、東京の水質に合わせて出汁や茹で時間を調整するなど、細部まで工夫されています。

外朝食ブームとびっくりドンキーの挑戦

最後に紹介されたのは、コロナ明けから急成長している外朝食市場。その規模は5190億円とラーメン市場を上回る勢いです。びっくりドンキーでは、モーニング限定で「卵かけご飯」が330円という驚きの価格。さらに、ポテサラをトーストに挟んだ「ポテサラトーストセット」なども人気を集めています。

資さんうどんでも「肉うどん定食」を590円で提供。うどんとご飯、4種のおかずがついたボリューム満点の朝食が好評で、外食でのモーニング文化は今後さらに広がっていきそうです。

まとめ

今回の放送で見えてきたのは、那須と福岡うどん、そして外朝食文化という3つの大きな流れです。

  • 那須は自然・温泉・食・パンなど幅広い魅力が集結し、移住先としても注目度が上昇中。

  • 福岡発のうどん文化は、資さんうどんと因幡うどんを中心に関東で存在感を高めている。

  • 外食朝食の市場拡大は、食文化に新しいライフスタイルを提示している。

那須の行楽と福岡うどんの味わい、そして朝食ブーム。いずれも私たちの生活を彩るヒントにあふれていました。次の週末や旅行、あるいは日常の外食選びに、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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出典:日本テレビ「ヒルナンデス!」2025年9月12日放送

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