横浜の激安アウトレットと奥多摩の癒し旅!話題の市場・工場直売&絶景あじさいスポットを紹介
2025年6月20日放送の『ヒルナンデス!』では、横浜で人が集まるアウトレットセールと、東京の避暑地・奥多摩の魅力的なグルメや自然スポットを特集しました。物価高の中で注目を集める激安直売や、今が見頃のあじさい、天然かき氷、釜飯、そして足湯など、夏のおでかけにぴったりな内容が盛りだくさんでした。
横浜・南部市場で発見!驚きの価格と行列の秘密
注目のエリアは、横浜市金沢区にある「横浜南部市場」とその周辺です。最寄り駅はシーサイドライン「南部市場駅」で、もともとは業者向けに開かれていた市場ですが、現在は一般の人も楽しめる「ブランチ横浜南部市場」が整備され、年に約600万人が訪れる人気スポットになっています。
中でも注目を集めているのが、仲卸業者が営む八百屋「みなみ」のゲリラタイムセールです。新鮮な野菜を対象に突然価格が下がるスタイルで、例えばサラダ菜10個が108円という驚きの安さが紹介されました。しかもそれは見切り品ではなく、その日の朝に仕入れたばかりの良質な商品。
・この日はさらに12個108円ということもあった
・キノコ類や大葉、小松菜、ブロッコリーなども対象になる
・販売は不定期で、突然始まって突然終了するのが特徴
さらに加工食品も充実しています。「イセタカ商事」のわけあり屋では、3kg入りのミカンの缶詰が540円という破格で販売されており、これは缶に小さな凹みがあるだけでB級品扱いになるため。
・同じく「稲庭うどん」「紅茶」「稲垣商店のキムチ」なども値引き対象
・会計時にはレジで“おまけ”をつけてもらえることもある
また、毎月第2・第4土曜には水産棟が一般開放されていて、普段は業者専用のエリアが誰でも入場可能になります。
・この日は「金目鯛700gが1000円」「本マグロの赤身」「極太タラバガニ」が市場価格で販売
・「かに専」では特大サイズの毛ガニやタラバガニが並ぶ
・「ドレッシング専門店」では人気商品が2〜3割引
さらにスイーツ系の直売所も充実しています。老舗の文明堂では、火・金曜の朝限定で「窯出しカステラ」を販売しており、通常は一晩寝かせてから出荷するカステラを焼きたてで提供。
・この焼きたてカステラは朝から行列ができるほど人気
・ふわっとした食感が特徴で、数量限定販売
また、梅蘭の工場直売所では、本場の点心師が手作りする小籠包を販売。通常店舗では4個880円する商品が、直売所では10個で550円というお得さで、特売日はさらに値下げされます。
・3個入り750円の肉まんが特売日には500円
・傷や皮の厚みなど見た目に問題があるため安く販売
コーヒー好きに人気なのがキャラバンコーヒーの直売所。焙煎したての豆が並び、通常の半額以下で購入可能。
・「横浜工場直送ブレンド」など、ここでしか手に入らない商品も
・多くの人が開店前から並び、人気の品は午前中に売り切れることも
また、「産業振興センター駅」近くには、毎月1回の激安セールを実施する工場密集地帯もあり、この日は江戸清や霧笛楼などの名店がアウトレット販売を行います。
・「かをり」の割れたクッキー5個500円
・「ロングケーキ」は焼きムラがあるだけで700円
・「霧笛楼」のブランデーケーキなども並ぶ
・100人超の行列ができることもあり、早朝からの来店が有利
このように、横浜南部市場周辺は卸値価格、見切り品価格、工場直売限定商品などが一度に楽しめるエリアとして人気です。買い物を楽しみながら、試食やおまけにも出会えるワクワク感があるのも、多くの人が通う理由となっています。
奥多摩・秋川渓谷で感じる涼と癒しの自然旅
東京都心から電車で約1時間半、あきる野市に広がる秋川渓谷は、夏の暑さを忘れさせてくれる避暑地として人気です。このエリアは都心よりも平均して約4℃気温が低く、自然に囲まれた涼しい空気と川のせせらぎ、緑の風景が魅力です。
今回の放送では、まず「朝露」物産販売所が登場しました。ここでは地元の農家から届く新鮮な朝採れ野菜が並び、散策の途中に立ち寄る人々でにぎわいます。売られているのは、のらぼう菜やレタス、ラディッシュなどの西多摩の恵み。地元ならではの食材を買える場所として親しまれています。
そのすぐそばには、無料で利用できる足湯も整備されており、旅の合間に靴を脱いでひと休みする人の姿が見られました。清流の音と山の風を感じながら、足元から体を癒すことができます。
続いて紹介されたのが、西多摩の郷土料理「だんべぇ汁」。地元で昔から親しまれてきた汁物で、肉や根菜、すいとん、そして伝統野菜の「のらぼう菜」が使われます。今回は代用としてほうれん草が使われていました。
・出汁には醤油、みりん、酒を使用
・具材は大根、ごぼう、にんじん、里芋、牛肉など
・最後にすいとんをちぎって加えるのが特徴
調理シーンでは出演者が順番に作業を担当し、具材を入れて出汁を調整。出来上がった「だんべぇ汁」は、野菜の旨みが溶け込んだ優しい味わいに仕上がっていました。地元でも家庭によってレシピが異なるそうで、四季折々の野菜で作られるのも魅力の一つです。
さらに紹介された温泉施設が「瀬音の湯」です。ここは地下1500メートルから湧くアルカリ性の天然温泉で、2024年の温泉総選挙・美肌部門で2位を受賞した実績もある名湯。露天風呂からは木々と渓谷を眺めることができ、リフレッシュにぴったりの場所です。
・足湯は誰でも無料で利用可能
・地元の人や観光客の休憩所として親しまれている
その瀬音の湯の近くには、川を見下ろすロケーションが美しい「黒茶屋」があります。自然に囲まれた敷地に建つこの料理屋では、コース料理や天然氷のかき氷が提供されており、特に八ヶ岳の氷を使った「いちごミルクの天然氷かき氷」は夏の名物。散策だけの立ち寄りも歓迎されており、ゆったりとした時間を過ごす人の姿も多く見られます。
さらに紹介されたのが、「釜めし なかい」。築70年以上の民家を改装した店内では、四季折々の庭を眺めながら釜飯を楽しめます。
・一番人気は「きのこ釜めしセット」
– 平茸としめじを使用
– 和風だしと特製醤油だれで炊き上げ
– 焙煎ごまと味付きしめじ、グリーンピースをトッピング
・限定メニュー「鶏ごぼう釜めしセット」も登場
– 鶏肉の皮はパリッと焼かれ、ごぼうの風味と相性抜群
・どの釜飯にも向かいの沢の水が使われており、香りとふっくら感が特徴
また、サイドメニューとして登場した刺身こんにゃくには、地元産の山葵が添えられ、さっぱりとした味わいと食感を楽しめる一品として紹介されました。
秋川渓谷エリアではこのほかにも、渓谷の散策路、清流沿いのベンチ、地元食材を使ったカフェなどが充実しており、日帰りでも自然と味覚の両方を満喫できる旅先としておすすめされています。夏の暑さを忘れて、奥多摩の自然に触れる休日にぴったりの場所です。
今が見頃!南沢あじさい山の幻想的な風景
東京・あきる野市にある南沢あじさい山では、約1万5000株のあじさいが一斉に咲き誇り、初夏の訪れを鮮やかに告げています。この場所はもともと、地元の故・南澤忠一さんが墓参りの道を美しくしたいという想いから、50年の歳月をかけてあじさいを植え続けたことが始まりです。現在は、その思いを引き継いだ地域の有志が手入れを続け、訪れる人々を魅了する景観が守られています。
アクセスはJR武蔵五日市駅から徒歩約30分の山道を登るルートのほか、期間中はシャトルバスの運行もあり、体力や予定に合わせて選べるようになっています。登山道のような自然の道を歩くことで、徐々に目の前に広がってくるあじさいの群生は、まるで幻想の世界に足を踏み入れたような感覚を与えてくれます。
・あじさいは赤・青・紫・白など多彩な色合いで咲き揃う
・日当たりや土壌の違いによって、咲く色や大きさも微妙に変化
・写真映えする展望台からは一面に広がる絶景が望める
見頃は例年6月中旬〜7月初旬ですが、今年はやや開花が遅れており、30日頃までがピークとされています。朝や夕方など時間帯によっても雰囲気が変わるため、時間をかけて楽しむ人も多く見られます。
また、秋川渓谷エリア全体では「秋川渓谷あじさいまつり2025」も同時開催中。地元商店街や観光施設が連携し、エリア全体を花の季節として盛り上げています。
・東京サマーランドとの連携で2施設共通チケットが登場
・「わんダフルネイチャーヴィレッジ」では60種以上のあじさいが観賞可能
・同時に地元の和菓子やお弁当なども期間限定で販売されている
こうした取り組みによって、あじさいを中心とした散策ルートが形成され、家族連れや写真愛好家、自然を満喫したい人々にとって理想的な観光ルートとなっています。
展望台から見渡す風景は、山の斜面いっぱいに広がる色とりどりの花々と、青空とのコントラストが美しく、まるで絵画のようなひとときを味わえます。足元には小道が整備されていて、のんびり歩きながらお気に入りの花を探す楽しさもあります。
この季節ならではの自然の贈り物を、ぜひその目で体感してみてください。あじさいの静かな存在感と、それを育て守る人々の思いが詰まった南沢あじさい山は、まさに初夏の奇跡と呼べる風景です。
地元の味も堪能!do-mo kitchen CANVASの逸品料理
今回の放送の締めくくりに登場したのは、あきる野市にある人気のレストラン「do-mo kitchen CANVAS」です。豊かな自然に囲まれたロケーションで、地元の農家や生産者から仕入れたこだわりの食材を使った料理が提供されており、訪れた出演者たちもその味と雰囲気をじっくり堪能していました。
この店で特に注目されたのは、地元ブランド牛「秋川牛」のローストビーフ。赤身の旨味と脂のバランスが良く、噛むたびにしっかりとした味わいが広がります。また、東京しゃものステーキも登場し、地鶏ならではのコク深い味と程よい弾力が特徴です。
さらに、ユニークな創作メニューとして登場したのが、「鮎ちょび生パスタ」です。
・秋川で獲れる鮎のオイルを使ったソース
・生パスタに絡む旨味と香りが特徴
・見た目はラーメンのようで、和と洋の融合を感じさせる一皿
もう一品の「鮎OiLのホワイトオムライス ランチセット」では、ふんわり焼き上げた卵に包まれたごはんと、まろやかなホワイトソースの組み合わせが優しい味わい。
・ソースには地元産の牛乳を使用
・仕上げに鮎の旨味をプラスした風味豊かな一皿
・ランチセットには地元野菜のサラダやスープもつく構成
レストランの内装は木を基調としたナチュラルテイストで、外のテラス席では秋川渓谷の風を感じながら食事が楽しめます。
・自然光が差し込む開放感のある空間
・カップル、家族連れ、一人旅でも気軽に立ち寄れる雰囲気
・週末は予約が推奨されるほどの人気ぶり
do-mo kitchen CANVASでは、地元でしか味わえない「食」を通じて、あきる野の風土や恵みを感じることができます。今回紹介された料理は、どれも素材の味を大切にしながら丁寧に作られており、観光の締めくくりとして最適なスポットです。
横浜の激安直売所を巡ったあと、自然のなかで一息つきたい方や、地元グルメをゆっくり味わいたい方にとって、この一軒は旅の満足度をさらに高めてくれる場所になるはずです。夏のおでかけ先を考えている人には、ぜひ立ち寄ってもらいたいお店です。
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