【沸騰ワード】柳楽優弥の寿司修業が最終章へ!銀座の名店で初握り挑戦&志麻さん“人生No.1唐揚げ”登場|2025年6月20日放送

沸騰ワード

柳楽優弥の寿司職人修業1年の集大成と志麻さん定番おかず祭り

2025年6月20日放送の『沸騰ワード10』(日本テレビ)は、豪華2本立ての内容でした。ひとつは俳優・柳楽優弥さんが寿司職人として挑んだ修業の1年間の集大成。もうひとつは、伝説の家政婦・志麻さんによる「定番おかず」5連発です。どちらも多くの視聴者の心に残る濃密な内容となりました。この記事では、そのすべてのエピソードをわかりやすくご紹介します。

志麻さんの最強定番おかず5連発を徹底紹介

今回紹介された5つのおかずは、どれも家庭で真似したくなるようなシンプルながらも深い味わいの料理でした。手順や食材の使い方に志麻さんならではの工夫が詰まっており、どのメニューも出演者たちが驚くほどのおいしさでした。

最初に登場したのは「から揚げ」。特徴は調味料を塩だけにしたシンプルな味付けです。鶏もも肉を下味なしでそのまま使用し、素材本来のうまみを引き出すため、揚げ方にもポイントがあります。衣は軽めにし、外はパリッと中はジューシーに仕上げます。揚げ油の温度や揚げ時間にも工夫が施され、脂っこさを感じさせない仕上がりでした。

・使用するのは塩のみ
・衣は極力薄く仕上げる
・揚げすぎず、鶏のジューシーさを保つ

2品目は「チーズハンバーグ」。通常のハンバーグに夏野菜を加えることで、食感と風味が豊かになります。ナス、ズッキーニ、パプリカなどを細かく刻み、タネに練り込んで焼き上げ、最後にスライスチーズをとろけるまで乗せることでコクと満足感がアップ。野菜の水分でふっくらと焼き上がるのも特徴です。

・ナスやズッキーニを細かく刻んで混ぜる
・焼き上げた後にチーズをトッピング
・野菜の水分でふっくらジューシーな仕上がり

続いては「焼きそば」。市販の麺を使った焼きそばでも野菜の炒め方や順序で味が大きく変わると志麻さんは紹介していました。まずはキャベツやもやしなどの野菜を高温でしっかり炒めて甘みを引き出し、麺は一度別で焼いてから具と合わせるのがポイント。ソースも炒めた後に少量ずつ加えて味をなじませていきます。

・野菜は先にしっかり炒めて甘みを引き出す
・麺は別で軽く焦げ目がつくまで焼く
・ソースは数回に分けて加える

4品目は「カレー」。玉ねぎを丸ごと1個使って炒めることが最大の特徴です。薄切りにした玉ねぎを弱火でじっくりと炒め、とろとろになるまで火を通すことで甘みとコクが生まれます。そこに市販のルウを加え、仕上げには焼いた牛肉をトッピングすることで、まるでレストランのような本格カレーが完成します。

・玉ねぎは薄切りにして30分以上炒める
・ルウは市販のものでも深い味に仕上がる
・焼いた牛肉を乗せて特別感を演出

最後は「チーズ餃子」。特徴は、餃子のタネにツナを加える点です。ツナ缶を水気を切って使用し、チーズと混ぜてタネを作ります。さらに包み方にも工夫があり、両端を閉じないことで焼き面が広がり、カリッとした食感に仕上がります。焼き上げはフライパンでしっかりと焼き色を付けた後、水を加えて蒸し焼きにする方法がとられました。

・ツナとチーズを合わせた変わり種タネ
・包み方は開放気味で焼き面を広く
・焼き色をしっかりつけてから蒸し焼き

これらの5品は、どれも志麻さんが日々の食卓で再現できるように工夫したレシピです。特別な食材を使わず、家庭にある材料とちょっとした手間だけで、プロの味を目指せるのが魅力でした。視聴者にとっても実用的かつ感動的なおかずの数々だったといえます。

柳楽優弥さんの寿司職人修業1年の集大成を振り返る

番組の後半では、柳楽優弥さんの1年にわたる寿司修業のすべてが描かれました。役者業とはまったく違う職人の世界に身を置き、基本から応用まで地道に学び続けてきた集大成として、今回の放送ではいよいよ「客前での握りデビュー」に挑みます。

まず取り組んだのは「炙り寿司」。ここでは皮面だけを炙って香ばしさを出す技術が重要とされており、焦げないように火加減を見極めながら慎重に作業します。さらに飾り包丁を施すことで見た目の美しさと食感の良さが引き立ち、味だけでなく視覚でも楽しませる工夫が盛り込まれていました。

次に挑戦したのは「太巻き」。銀座一とも言われる直径の太さを誇る特大サイズで、11種類もの具材が使われています。それぞれの具材をどこから食べてもメインが口に入るように配置されており、単に巻くだけではなく設計の妙も求められる一品です。柳楽さんが手がけたこの太巻きは販売された直後に完売するほどの人気を集め、技術だけでなく現場での成果も評価されました。

続く最終試験では、師匠から指定されたネタを1貫ずつ丁寧に握っていく形式がとられました。最初のネタはマグロの赤身。シャリの形を崩さずに、空気を含ませながら軽く握ることでふわっとした食感を作り出します。その後はイカ、そしてウニの軍艦巻きに挑み、どのネタも繊細に仕上げる姿勢が評価されました。試験結果は86点で合格となり、1年間の修業がひとつの節目を迎える形となりました。

本番の握りデビューの場となったのは「銀座おのでら 登龍門」。ここは若手職人育成を目的とした系列店で、本店と同じ高級食材をリーズナブルに提供しながら、実践の場として機能しています。客前に立つ緊張感のなか、最初の注文は中トロ。自信を持って握った後、メニューにないネタが注文された際には、周囲に質問して確認するなど柔軟な姿勢で対応しました。

注目されたネタのひとつが「スミクイウオ」。この魚は脂ののった白身で皮の旨みが特徴とされ、炙り方によって味が大きく左右される繊細な一品です。焦げ目をつけずに香ばしさを引き出す炙りの技がここでも求められました。さらに、柳楽さんは「ズワイガニのほぐし身」にも初挑戦し、教わった手順をその場で再現しながら一貫を完成させました。

営業中も休むことなく握り続ける中で、師匠からは「今のままでは海外では通用しない」という言葉を受けます。この一言は厳しい評価であると同時に、さらなる成長への期待を込めたメッセージでもありました。柳楽さんはその指摘を受け止め、日々の積み重ねが力になることを改めて胸に刻んでいる様子が見て取れました。

俳優としての表現力とは別の、本物の職人の世界で培った技と姿勢が、この放送を通じて強く伝わってきました。これからの挑戦にも注目が集まります。

おわりに

今回の放送は、プロの味を家庭に届ける志麻さんの定番おかずと、俳優から職人へ挑む柳楽優弥さんの真剣な姿勢という、まったく異なる2つの世界が描かれていました。どちらも「食」というテーマの中で、人の努力や情熱が伝わる内容となっており、多くの視聴者の心に残る回でした。

次回の『沸騰ワード10』も、どんな情熱が飛び出すのか期待が高まります。

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