海VS山のお得日帰りバスツアー&絶景あじさい鎌倉旅
2025年6月21日放送の「シューイチ」では、初夏の楽しみを満喫できる内容が盛りだくさんでした。番組では旅行会社がオススメするお得な日帰りバスツアーを「海」と「山」に分けて紹介。さらに、今が見頃の鎌倉のあじさい絶景旅や、おいしいハンバーグ特集も放送され、週末の情報収集にぴったりな内容となっていました。
人気急上昇!海と山のバスツアーを比較紹介
今回の「シューイチ★セブン」では、旅行会社が厳選した日帰りバスツアーが取り上げられました。参加者の増加が目立つ中、番組では山の旅と海の旅、それぞれの人気コースが紹介され、どちらも見どころやグルメが満載でした。
山コースを提供するのは旅行会社「HIS」。集合は朝7時、新宿から出発し、35名のツアー客が参加。まず向かったのは群馬県渋川市にある「果実の里 原田農園渋川畑」。ここでは高級品種の佐藤錦などのさくらんぼが時間無制限で取り放題・食べ放題となっており、追加料金は不要。おいしいさくらんぼは日当たりの良い木の上の方に実るという農園スタッフの解説も紹介され、果物の楽しみ方も学べるスポットです。
次に訪れたのは、群馬県沼田市の本農園本店。ここでは上州牛ローストビーフやアンデスメロン、自家製スイーツなどが楽しめる60分間のビュッフェランチが用意されています。ローストビーフは3種類のソースで食べ比べができるなど、細やかな工夫が施されており、グルメ好きにも好評の内容。食後には、沼田市にある「生ゆば処町田屋」で湯葉すくい体験とトッピングを使った湯葉食べ放題が体験できます。湯葉は、ポン酢やカレー、ラーメンスープなどでアレンジして食べられる点がSNSでも話題になっているとのことです。
締めくくりは、「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる吹割の滝。落差7m、横幅30mの大迫力の自然の造形美を目の前で楽しむことができます。添乗員が教えてくれる撮影ベストスポットで記念撮影を楽しめるのもこのツアーならではのポイントです。ツアーの移動距離は約360kmにわたり、料金は1万1400円から。もし個人で同じルートを回った場合は約1万1000円ほど高くなるため、コスト面でも魅力的です。
一方、海コースは旅行会社「オリオンツアー」が企画。出発は朝8時50分、最初に到着したのは東京湾アクアライン上にある「海ほたるPA」。ここでは30分間の自由行動時間があり、千葉ならではのグルメが並ぶ飲食エリアでの食べ歩きが楽しめます。代表的なメニューには、ち~ば丼やあさりの塩ラーメン、あじなめろうフライなどがあり、千葉の味覚が一堂に会しています。
続いて、千葉県君津市にある「はちみつとミードのはちみつ工房」では、遠心分離機を使ったはちみつ採取体験ができます。自分で採った搾りたてのはちみつを味わうことができるだけでなく、6種類のはちみつがかけ放題のソフトクリームや、自社製造のはちみつ酒「ミード」の試飲も楽しめます。運転を気にせずお酒を味わえるのもバスツアーならではの利点です。
次に訪れたのは南房総市にある「浜焼市場きよっぱち」。ここでは、ホンビノス貝、ホタテ、カキの3種の貝の浜焼きが食べ放題という贅沢な体験ができます。炭火で焼いた貝を自分のペースで味わえるスタイルは、特に海鮮好きに人気があります。
ツアーの最後は、千葉県金谷港から神奈川県久里浜港へのバスごと乗船できる東京湾フェリーの遊覧。今回はあいにくの雨でしたが、晴れていれば富士山も望める絶景ルートとして知られています。ツアー料金は1万980円からで、個人で同じ行程を楽しむよりも約9000円の節約になるという情報も紹介されました。
どちらのツアーも、移動中はバスに座ったままでOK。年配の方や小さな子どもがいる家族にも向いており、短時間で非日常を味わえる旅行スタイルとして注目を集めています。自然、グルメ、体験、絶景が1日で満喫できるこのツアーは、今後もさらに人気が高まりそうです。
スタジオでは「ハンバーグ」トークが白熱
番組後半の「アスリート 熱ケツ情報」では、人気アスリートたちの“好きなハンバーグ”がテーマとして取り上げられました。野球選手をはじめとしたトップアスリートたちが愛してやまないハンバーグの味やこだわりが紹介され、視聴者の食欲を刺激する内容となっていました。
まず紹介されたのはジャイアンツの笹原操希選手。好きなハンバーグは、お母さんの手作りだそうで、特製のハンバーグソースが絶品とのこと。家庭の味が、今でも一番のごちそうとして記憶に残っている様子でした。
次に登場したのは船迫大雅投手。外食チェーン「びっくりドンキー」で提供されているチーズバーグディッシュにさらにチーズをトッピングするのが定番とのこと。濃厚なチーズの組み合わせを好んで食べるスタイルが印象的です。
続いては中山礼都選手。外食チェーン「ガスト」の鉄板目玉ハンバーグが好みだと語っており、プロ入りして2〜3年目には「ガストブーム」が来たとのエピソードも紹介されました。家探しをするときもガストの近くを選んだというほどの熱愛ぶりがうかがえます。
一方で、指導者の立場である阿部慎之助監督は、東京・五反田の名店「ミート矢澤」のハンバーグを絶賛。黒毛和牛を100%使用し、熟練の職人が一つひとつ手作りしているというプレミアムな逸品で、贈答品としても喜ばれているとのこと。監督自身はこのハンバーグを家で食べることも多く、「大概は子供たちのお弁当になる」と明かしていました。
さらに、スケートボードのパリ五輪金メダリスト吉沢恋選手もハンバーグ好きとして登場。好みは「炭焼きレストランさわやか」のハンバーグで、肉の味をしっかり楽しめるおろしポン酢スタイルが気に入っていると話しました。この「さわやか」は静岡県内限定のチェーンで、新鮮なハンバーグを自社工場で加工・配送し、当日中に提供する鮮度重視のスタイルが特徴です。
この「さわやか」のファンは他にもおり、巨人の岸田行倫選手も大ファンとのこと。御殿場プレミアムアウトレット店に並んで食べた経験があると紹介され、根強い人気の高さが伝わりました。
このコーナーでは、具体的な店名、商品名、トッピング、好みの食べ方などが詳細に語られ、それぞれの選手の個性も垣間見える構成となっていました。ハンバーグというシンプルな料理が、選手ごとに異なる形で思い出や日常に根付いていることが感じられる内容で、視聴者にも親しみやすく、食の楽しさを再発見できる時間となっていました。
鎌倉&箱根であじさい三昧の絶景旅
「シュー1プレミアム」では、平愛梨さんがスタジオに生出演し、ジャングルポケットと国本梨紗さんとともに梅雨の時期でも楽しめる旅を紹介しました。今回の旅先は、あじさいが見頃を迎えた鎌倉と箱根。雨の季節ならではの美しさを満喫できるスポットが特集され、あじさいとグルメを中心に観光の魅力がたっぷりと伝えられました。
最初に紹介されたのは、鎌倉の長谷寺。創建1300年を超える古刹で、別名“あじさい寺”とも呼ばれるほど、あじさいの名所として知られています。境内の山の斜面には40種類以上・約2500株ものあじさいが咲き誇り、青や紫、ピンクといった多彩な色彩で彩られています。あじさいの色の違いは、土壌のpH値(酸性かアルカリ性か)によって変わるとされ、江戸時代には「七変化」という名前でも親しまれてきました。
花に見える部分は実は“がく”で、中央にある小さな粒が“真花”です。見た目の華やかさとは違う構造の説明もあり、花をより深く楽しむ知識も紹介されました。SNSでも注目度が高く、「#長谷寺」の投稿数は42万件以上となっており、多くの観光客が訪れています。スマートフォンでの撮影ポイントとしては、画面の上1/3に背景を配置すると、美しく構図が決まるというテクニックも紹介されました。
さらに鎌倉観光では、地元グルメの充実ぶりも大きな魅力です。まず紹介されたのは「鎌倉和鮮」の海鮮丼。熟成トロ鉄火丼や生サーモンいくら丼はもちろん、名物の海鮮地獄盛りは、酢飯2kgに釜揚げしらす、中トロ、赤貝など15種類以上の海の幸が豪快にのせられた一品です。
そのほか、小町通りで人気の団子店「和茶房鎌倉さくらの夢見屋」では、20種類以上のカラフルな団子が並び、目でも楽しめる和スイーツが揃っています。梅雨の時期ならではの限定メニューも登場しており、「こまち茶屋」で提供される紫陽花かき氷は、バタフライピーに含まれるアントシアニンがクエン酸に反応して色が変わるという科学的な楽しみもプラス。シロップは白桃やオレンジ、いちご、キウイなど6種類から2種類を選べる仕様で、見た目と味の両方で満足できるスイーツです。
そのほかにも、紫陽花フロートや鎌倉醤油を使った唐揚げ、「鎌倉絹玉クリームあんみつ」など、和と洋を組み合わせた見た目もかわいらしい限定グルメが続々と登場しており、旅の合間に立ち寄るのにぴったりな店が小町通りに集中しています。
鎌倉のあじさい絶景とグルメは、友人同士の観光はもちろん、家族連れやカップルにもぴったりの内容で、雨の季節でも明るい気分で楽しめる旅先として紹介されていました。鎌倉の自然、歴史、味覚が一体となった初夏の旅は、多くの視聴者にとって心惹かれるものになったはずです。
Travis JapanのスタディーJAPAN 野菜の知恵を学ぶ
番組の最後に放送された「スタディーJAPAN」では、Travis Japanの宮近さんと川島さんが登場し、野菜をおいしく、そして無駄なく使うための知恵を学ぶコーナーが紹介されました。日々の食生活で実践しやすい保存法と調理のポイントがいくつも登場し、視聴者にとって役立つ情報が詰まった内容となっていました。
まず紹介されたのは新玉ねぎの保存方法です。新玉ねぎは通常の玉ねぎよりも水分が多く含まれているため、常温保存では傷みやすく、冷蔵庫での保存が適しています。さらに、キッチンペーパーで包むことで余分な湿気を吸い取り、より長持ちさせることができると説明されました。水分を逃がさずに鮮度を保つ工夫が重要です。
続いて、トマトの保存方法も取り上げられました。トマトは、お尻の部分から熟していく性質があるため、保存時にはヘタを下にして置くのが理想的です。また、トマトにはエチレンガスという果実を早く熟成させる成分が含まれており、ペーパーに包んでおくと周囲の野菜への影響を抑えつつ鮮度も保てます。栄養面では、リコピンが皮の近くに多く含まれていることが紹介され、皮ごと調理するのが推奨されていました。
その後は、レタスとピーマンの下ごしらえについて解説がありました。レタスは包丁で切ると断面から苦味成分が出やすく、さらに金属の刃と触れることで酸化しやすくなることから、手でちぎるのが最も適した方法だとされました。ピーマンについては、縦に切ることで細胞がつぶれにくくなり、苦味が軽減されるという調理上の工夫も紹介されました。
具体的な調理例としては、ミネストローネと野菜サラダが登場。ミネストローネには、カットしたトマトや新玉ねぎに加えて、干し野菜を活用することでうまみを引き出す工夫がなされています。サラダには、ちぎったレタス、縦に切ったピーマンやパプリカ、ヤングコーンなどが彩りよく盛り付けられました。ドレッシングにはすりおろしたニンジンが使用され、ビタミンも豊富に摂れる構成です。
このコーナーでは、保存の工夫と調理のひと手間で野菜の味や栄養をよりよく引き出せることを楽しく学ぶことができ、家庭でもすぐに実践できる内容ばかりでした。食材を無駄にせず、体に優しく、しかもおいしく食べる方法を伝えるこの企画は、多くの視聴者の共感を集めるものとなっていました。
おわりに
今回はお得な日帰りツアー、旬のあじさい絶景、プロも絶賛するハンバーグ、野菜の保存術まで幅広い内容でした。どれもすぐに実践できる情報が多く、週末のお出かけや食生活に取り入れたくなるものばかり。来週の「シューイチ」も注目です。
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