【ヒルナンデス！】家事代行サービス急増の理由とは？プロ技＆梅雨のカビ対策も紹介｜2025年6月24日放送

家事代行サービス特集

家事代行サービス特集

2025年6月24日放送の「ヒルナンデス！」では、利用者が急増している家事代行サービスに密着した様子が紹介されました。番組では、特に注目されている「CaSy（カジー）」の人気の秘密を詳しく紹介し、実際の利用者やスタッフの現場を通して、その魅力を伝えていました。

家事代行サービス市場の拡大とCaSyの人気

家事代行サービスは、共働き世帯や高齢者世帯の増加を背景に需要がどんどん高まり、2012年には約130億円だった市場規模が、この10年で約6.2倍まで拡大しています。今年度には2000億円規模に達するという予測も出ており、家事代行が特別なものではなく、生活の一部として浸透してきている様子が分かります。

その中でも注目されているのがCaSy（カジー）です。CaSyは関東を中心に10都府県でサービスを展開しており、登録者数は8年間でなんと10倍に増加しています。利用者が急増している理由には、忙しい家庭や高齢者世帯にとって使いやすいサービス内容がそろっていることが挙げられます。

番組では、東京都に住む奈良さん一家の様子が紹介されました。奈良さん家族は、2歳、1歳、6か月の小さなお子さん3人を育てる5人家族です。奈良さんは週1回3時間のCaSyサービスを利用し、7月からアメリカへの引っ越し準備も進めているため、限られた時間を有効に使うため家事代行を頼んでいます。

この日は、CaSyのスタッフで元定食屋の店主でもある神崎さんが奈良さん宅を訪問しました。神崎さんは練馬区で定食屋を営んでいた経験を活かし、スタッフの中で3度No.1に選ばれた実力の持ち主です。作業内容は1週間分の作り置きを含む8品の料理を短時間で仕上げることです。

CaSyの特徴として、事前にアプリでメニューや買い物リストを相談できるため、依頼者は必要な食材を用意するだけで大丈夫です。さらに、冷蔵庫に残っている食材や苦手な食べ物を伝えておくと、それを考慮した献立を提案してもらえるのも便利です。

調理では、野菜嫌いの子どもも食べやすくするため、ナムルに砂糖を加える工夫がされていました。スタジオでは梅澤廉さんがナムルを試食し、野菜の甘さを実感した様子が紹介されていました。

また、CaSyの人気の理由のひとつが鍵預かりオプションです。このサービスを利用すると、不在時でもスタッフが自宅で料理を作っておいてくれるため、時間に縛られずに依頼できます。

この日の献立は以下の通りです。

・豚と大根の旨煮
・肉どうふ
・アスパラとえのきの肉巻き
・ミネストローネ
・海老マヨ
・ナムル
・しらすの炊き込みご飯
・ブロッコリーサラダ
・厚揚げの肉巻き

さらに調理中には、コショウが無い場合にはコンソメで代用したり、麺つゆが切れているときは水・醤油・みりん・白だしを使って自家製のタレをつくるなど、実践的な工夫も次々紹介されました。特に、顆粒だしを使うと濁ってしまうため、白だしを使うというプロならではの細かなポイントも役立つ情報として取り上げられています。

作業開始から約3時間で10品が完成し、調理後には後片付けまでしっかり行うのもCaSyの魅力です。これにより、依頼者はすぐに食事が楽しめるだけでなく、キッチンもきれいな状態が保たれます。家事代行サービスの便利さと、スタッフの確かな技術が多くの家庭で支持されている理由がよく分かる内容でした。

料金やサービスの特徴

CaSyの家事代行サービスは、週1回3時間からの定期利用が基本となっています。料金は1時間あたり2790円で、交通費を含めた3時間利用の場合は9250円から試すことができます。さらに、1回だけのスポット利用も可能で、こちらは1時間あたり3490円となっており、定期的にお願いする前のお試しとして気軽に利用できる点が魅力です。

また、CaSyは各自治体から補助金対象サービスとして認定されているため、対象となる家庭は格安でサービスを受けられるのも大きなメリットです。さらに、初めて定期サービスを申し込む方には、4回分の500円割引クーポンが配布され、1時間2790円のところを2290円で利用できるキャンペーンも実施されています。

CaSyでは、掃除だけでなくハウスクリーニングサービスも提供しています。特に人気なのがエアコンの内部クリーニングで、カビを防ぐための方法として、冷房使用後に送風モードを活用し内部を乾燥させるテクニックが紹介されていました。エアコンクリーニングの料金は1台あたり1万3200円ですが、2台目以降は2200円の割引が適用されるお得な料金設定です。

また、番組では東京都に住む85歳の金居さん宅の様子も紹介されました。金居さんは一人暮らしで、娘さんと息子さんが見守っているものの、すべての家事をサポートするのは難しいため、CaSyの料理代行サービスを5年半以上利用しています。担当するのはスタッフの神崎さんで、家庭ごとに合わせた細かな味付けや要望を反映してくれる点が高く評価されています。

CaSyには買い物代行オプションもあり、1650円の追加料金でその日に必要な食材を買い出ししてもらえます。この日、金居さん宅ではチャーハン作りが行われ、ご飯に卵を絡めてから炒めることで、量が多くてもパラパラに仕上がるプロの技も披露されていました。

このように、CaSyは柔軟なサービス内容と料金設定、家庭ごとに合わせた細かな対応、さらに料理や掃除以外のサポートまで充実しており、多くの家庭にとって頼りになる存在となっています。

短時間で作れる便利レシピと掃除代行サービス

番組では、CaSyの人気スタッフである神崎さんが、家庭で手軽に作れる便利レシピを実演しました。この日紹介されたのは、レタスと鶏むね肉を使った簡単料理です。レタスの葉を外し、耐熱のポリ袋に入れて電子レンジで加熱することで、しんなりさせておきます。次に、鶏むね肉をたたいて薄くのばし、柔らかくしたレタスを巻いて耐熱皿にのせ、再びレンジで加熱すれば完成です。火を使わず短時間でできるため、忙しい方や料理初心者にもぴったりのレシピです。完成した料理は、ポン酢をつけてさっぱりと食べるのがおすすめで、スタジオではレタスのシャキシャキ感と鶏むね肉のしっとり感が絶賛されていました。

また、CaSyでは掃除代行サービスも人気です。2週間に1回、2時間で水回りやベランダなど5箇所を掃除するプランが紹介されました。このサービスは、依頼者の自宅にある掃除道具を使い、限られた時間内で効率よく家の気になる場所をきれいにしてくれるものです。例えば、トイレ掃除はわずか10分ほどで終了するため、短時間で家中をリフレッシュできます。料金は2時間で6660円と利用しやすい価格設定で、支払いには大切な人への贈り物としても人気のデジタルギフトが使えるのも便利です。

さらに、CaSyではスタッフの質を高めるための研修制度も整っています。専用施設では、掃除のプロによる技術指導が行われています。この日も、長年ビル清掃の経験を持つベテランスタッフが、新人スタッフに雑巾の正しい絞り方を教えていました。雑巾は縦向きに持って絞ることで水分が均一に抜け、効率的に掃除ができるという基本テクニックも紹介されていました。

お風呂のカビ対策も番組内で詳しく取り上げられました。カビを防ぐためには、入浴後に50〜60℃のお湯を浴室全体に約5秒かけることが効果的です。さらに、浴室乾燥機を使って30分ほど乾燥させることで、湿気をしっかりと取り除き、カビの発生を防ぎます。掃除グッズとしては、スコッチ・ブライトのガスコンロ・IH用クリーナーや、ダイソーのマイクロファイバー厚手雑巾が紹介され、汚れの吸着力や使い勝手の良さが人気となっています。

まとめ

このように、CaSyの家事代行サービスは、料理や掃除を通して日々の負担を軽減し、利用者の生活をサポートしてくれます。今回の放送で紹介された便利なレシピや掃除のコツは、どの家庭でもすぐに取り入れられる実用的な情報でした。サービスの幅広さと安心感が伝わり、今後さらに利用者が増えることが期待されています。