【ぶらり途中下車の旅】淡路島ぬーどる×イタリアン味噌煮込み&パンかき氷|舞の海の田園都市線ぶらり旅(2025年6月28日)

淡路島ぬーどるやパンのかき氷!舞の海が田園都市線&こどもの国線で新感覚グルメと伝統の出会い

2025年6月28日(土)放送の「ぶらり途中下車の旅」では、元力士の舞の海さんが田園都市線とこどもの国線を旅しながら、伝統と革新が融合したスポットを訪れます。今回の見どころは、淡路島の手延べ麺を使った味噌煮込みイタリアンうどんや、パンを削った新感覚のかき氷、さらにはガラスの中に源氏物語を封じた超芸術作品や、伝統和紙をまとったハーバリウム人形「華姫」といった、五感で楽しめる新たな出会いの連続です。
放送後、詳しい情報が分かり次第、最新の内容に更新します。

こどもの国線の歴史と開園60周年のにぎわい

旅のスタート地点となる「こどもの国」は、1959年に皇太子殿下(現・上皇さま)のご成婚を記念して、全国の人々から集まったお祝い金をもとに構想されました。施設はその後、1965年5月5日「こどもの日」に正式開園し、以来60年にわたって多くの家族連れに親しまれてきました。広大な敷地には牧場、遊具、自然散策路などがあり、「子どもたちが自由に遊び、自然にふれあえる空間」として、首都圏を代表するレジャー施設のひとつとなっています。

この施設とともに歩んできたのが、全長約3.4kmの短い路線「こどもの国線」です。現在の横浜市青葉区に位置し、旧日本陸軍の弾薬庫跡地の敷地を再利用して建設されました。戦後の転用例としても注目されており、かつての軍用地が子どもたちの遊び場へと生まれ変わった象徴的な鉄道路線とされています。

2025年はこのこどもの国が開園から60周年という節目を迎え、園内ではさまざまな記念イベントが企画されています。

  • 記念入園券の販売

  • 春まつりイベントの開催(期間中は中学生以下が無料入園)

  • 記念写真展やフォトコンテスト

  • 吹奏楽やダンスフェスティバルなどの特別ステージ

こうした催しは、こどもの国が地域に根ざし、世代を超えて愛されてきたことを改めて感じさせてくれる内容となっています。また、園内には自然体験ができるエリアや季節の花畑、動物ふれあい広場もあり、60周年を機に訪れる人たちに向けて、より多彩な楽しみ方が提案されています。

今もなお、こどもの国線の列車に揺られて向かうこの場所は、かつての歴史を静かに伝えながら、家族の笑顔と子どもたちの歓声があふれる場所として、多くの人の心に残る旅の出発点になっています。

淡路島ぬーどるの進化系「イタリアン味噌煮込み」

今回紹介されたのは、神奈川県青葉台にある「ジョルニカフェ玄」が提供するイタリアン味噌煮込みぬーどる。この料理には、淡路島の伝統的な手延べ麺「淡路島ぬーどる」が使用されています。淡路島ぬーどるは、江戸時代から続く製法をもとに作られており、太さ約2mm・長さ約38cmと独特なサイズが特徴です。うどんのようなコシと、そうめんのような喉ごしの良さが合わさった、他にはない食感が魅力とされています。

この麺を使ったイタリアン味噌煮込みは、和と洋の要素を融合させた新感覚の一品です。スープのベースには西京味噌とトマトソースを合わせており、まろやかさと酸味が絶妙なバランスで溶け合っています。さらに、淡路島産のスライス玉ねぎがたっぷり入っていて、甘みと旨味をプラス。仕上げにはとろけるチーズをトッピングして、濃厚でコクのある味わいに仕上げられています。

  • 淡路島ぬーどるの食感は、もちもちしながらも喉越しが良く、スープによく絡む構造

  • スープの味噌には、京都の伝統的な西京さくら味噌を使用

  • トマトソースと味噌を掛け合わせた意外性のある風味

  • スライス玉ねぎの甘みととろけたチーズのまろやかさが味の決め手

このメニューのもう一つの特徴は、食べ終わりにごはんを入れてリゾット風にする楽しみ方が用意されている点です。旨味がしみ込んだスープにごはんを加えることで、最後の一口まで飽きずに楽しめます。「ぬーどる+リゾット」の2段階構成になっており、一皿で二度美味しい体験ができるというのも大きな魅力です。

このように、古くからの技法を生かした淡路島ぬーどるに、現代的な味付けと食べ方を組み合わせたこの料理は、伝統の継承と革新が同時に味わえる一杯として、注目される存在になることが期待されています。番組での紹介によって、さらに多くの人に知られることになりそうです。

フードロス削減にもつながる!パンのかき氷

サステナブルなスイーツとして登場したのが「パンのかき氷」。余ったパンを再利用し、独自の手法でふわふわに削ってかき氷のように仕上げたこのスイーツは、冷たさの中にほんのり香ばしさが漂う新感覚の一品です。パンの種類によって風味や食感が異なり、上にのせるフルーツやクリームで見た目も華やか。視覚と味覚の両方を楽しめるスイーツとして注目を集めそうです。

ガラスの中に閉じ込めた源氏物語の世界

今回の旅で紹介されたのは、截金(きりかね)技法を取り入れた美しい作品「ガラスの本」。この作品は、ガラス工芸作家・山本茜さんによるもので、日本最古の長編物語『源氏物語』全54帖をモチーフに制作されています。ガラスという透明な素材の中に、金箔で描かれた文様や色ガラスを封じ込めることで、ページをめくるように物語の世界を表現しています。

ガラスの本は、1冊ごとに異なる帖(巻)をテーマにしており、たとえば「空蟬(うつせみ)」や「橋姫」などの帖は、それぞれ完成までに2年以上の歳月がかけられています。作品は単なる観賞用ではなく、光のあたり方や角度によって表情が変わり、静かに、しかし確かに、物語の情景が浮かび上がるように感じられる立体的な構造が特徴です。

  • 截金とは:金箔を細く切り、装飾として貼り付ける伝統技法。仏像や仏画に用いられてきた高度な職人技

  • ガラスの本では:截金で描かれた金の線を色ガラスと共に封じ込め、重なり合う層で奥行きと物語性を演出

  • モチーフは源氏物語全帖:すべての帖をひとつずつ作品化するという大きな構想のもとに制作されている

この作品は、ガラスの透明性と截金の精緻な輝きが融合することで、見る者の心に語りかけるような静けさと奥深さを持っています。美術館などの展示空間では、照明によって表現がさらに豊かになり、まるで光源氏の世界に誘われるかのような体験ができるとされています。

作家の山本さんは、ガラスの素材選びからカット、研磨、截金の貼り付け、焼成まですべてをひとりで行っており、その高い集中力と時間をかけた丁寧な制作姿勢も作品の魅力につながっています。番組では、こうした制作背景や道具の紹介もされる可能性があり、伝統と現代アートの融合に触れる貴重な場面が期待されます。

この「ガラスの本」は、源氏物語という物語文化と日本の伝統工芸を、現代のアートとして再解釈した稀有な作品であり、文学と工芸の両方に興味のある人にとって特に印象深い展示になることでしょう。

伝統和紙×ハーバリウムが生んだ華姫人形

旅の終盤で紹介されたのが、日本の伝統工芸と現代インテリアを融合させたアート作品「華姫(はなひめ)」です。この作品は、「着物ドールリウム®」としても知られており、ハーバリウム(植物標本)と和紙人形を組み合わせた日本初の工芸スタイルとして、注目を集めています。

基本構造は、透明なガラス瓶の中にプリザーブドフラワーなどの植物を閉じ込めたハーバリウムを入れ、その外側に伝統和紙で作られた着物をまとわせた人形の姿をかたどったものです。中の花と外の着物が透けて見えるため、ガラス越しに重なる色と模様が生み出す独特の立体感と奥行きが、見る人を惹きつけます。

使用される和紙は、京都の友禅和紙や福井の越前和紙など、地域に根ざした伝統素材で、それぞれの土地の柄や風合いが活かされています。

  • 瓶の中には本物の植物(プリザーブド・ドライ)を使用

  • 外装の和紙は1体ずつ手作業で着付けられた繊細な造形

  • すべての工程をひとつひとつ丁寧に仕上げるクラフト作品

  • インバウンド向けのお土産や、結婚式の受付装飾としても人気

小ぶりなサイズながらも、華やかで洗練されたデザインにより、現代的な和モダンインテリアのアクセントとしても活躍します。見た目の美しさだけでなく、「伝統を日常に取り入れる」ことへの提案としても評価されています。

作品の開発背景には、和紙文化や折り紙の精神を未来に伝えたいという思いが込められており、地方自治体のふるさと納税返礼品に採用されるなど、社会とのつながりも広がっています。また、体験講座などを通じて子どもや外国人観光客にも伝統文化の入り口を提供する取り組みも行われており、誰でも楽しめるアートとして浸透しつつあります。

このように「華姫人形」は、日本の伝統と現代の感性を結び付けた新しい表現のかたちとして、今後ますます注目されていく存在となりそうです。放送後には、制作風景や細部のデザインなど、より具体的な魅力が明らかになることが期待されます。

放送回まとめ

今回の「ぶらり途中下車の旅」は、昔ながらの良さ今ならではの新しい工夫が見事に融合した内容でした。伝統の手延べ麺を大胆にアレンジした料理、食材ロスを考慮した新感覚スイーツ、そして日本文学と工芸を融合させた超芸術まで、どれもが見る人の心を豊かにしてくれるエピソードばかりでした。放送後には紹介された店の詳細情報や感想をさらに追加予定です。


ソース一覧
・番組概要:日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」
・淡路島ぬーどるの特徴:淡路島観光協会|ぬーどる紹介ページ
・ジョルニカフェ玄メニュー詳細:ホットペッパー グルメ
・パンかき氷:番組予告より(検索元:Yahoo番組表)
・ガラスの本|山本茜さん:withnews, intojapanwaraku.com
・華姫|着物ドールリウム公式:kimono-doll-rium.jp, fleur-trechic.com

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