和歌山の極太ごぼう「はたごんぼ」とは
2024年12月7日(土)18:30~19:00放送の日本テレビ「満天☆青空レストラン」では、和歌山県橋本市で栽培される伝統野菜「はたごんぼ」を特集します。この極太ごぼうは、直径6センチという迫力あるサイズが特徴で、その味わいは香り豊かで食感も絶品です。番組では、宮川大輔さんとゲストの金子貴俊さんが、この「はたごんぼ」を使った豪華料理の数々を堪能します。
特集された料理は、「はたごんぼのはさみ揚げ」や「鶏肉とはたごんぼの柳川風鍋」など、どれも家庭でも再現できるレシピが満載。さらに、地域の生産者による「はたごんぼの炭火焼き」や「はたごんぼ寿司」なども紹介され、地元の味わい方にも迫ります。
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和歌山県が誇る伝統野菜「はたごんぼ」とは
極太ごぼう「はたごんぼ」の特徴
和歌山県橋本市で栽培される「はたごんぼ」は、直径6センチにもなる極太サイズのごぼうです。粘土質の硬い赤土の土壌で育つことで、下方向に成長しづらく、横に広がりながら太く成長します。また、長期間じっくりと育てられることで、太さだけでなく長さも規格外の大きさに。
栽培の歴史と復活への取り組み
「はたごんぼ」は、江戸時代から栽培され、高野山金剛峯寺への奉納品として珍重されてきた歴史を持ちます。しかし、その手間のかかる栽培方法から一時は生産が減少しました。15年前には、ショベルカーの導入により収穫効率が大幅に向上し、生産量が増加。今では地域を代表する野菜として再び注目されています。
はたごんぼの魅力
- 香り豊か:煮ても焼いてもごぼう本来の香りが引き立つ。
- 柔らかい食感:加熱するとしっとり柔らかくなり、煮込み料理に最適。
- 豪快な見た目:食卓に映えるそのサイズ感は、特別な日のおもてなしにも最適。
番組で紹介された「はたごんぼ」の料理
はたごんぼの炭火焼き
ごぼう本来の味わいを楽しむ一品。たわしで丁寧に洗ったはたごんぼを塩水で茹で、炭火で香ばしく焼き上げます。シンプルな調理法ながら、香りと甘みが際立つ料理です。
はたごんぼ寿司
はたごんぼの中心をくり抜き、甘辛く煮た酢飯を詰めた和風寿司。見た目も華やかで、特別な席にぴったりの一品です。
はたごんぼのはさみ揚げ
外はサクサク、中はジューシーな「はさみ揚げ」は、ひき肉と生姜の風味がポイント。甘辛いあんをかけることで、さらに深みのある味わいになります。
- 材料(8個分)
- はたごんぼ:スライス16枚
- 鶏ひき肉:200g
- 玉ねぎ:50g
- 【A】しょうが:5g、塩:小さじ1/4、酒:小さじ1、片栗粉:大さじ1
- 【B】醤油:大さじ2、みりん:大さじ2、酒:大さじ2、砂糖:大さじ1、水:大さじ3、片栗粉:小さじ2
- 揚げ油:適量
- 作り方
- はたごんぼを5~6mmの厚さに斜め切りし、水にさらしておく。
- 玉ねぎをみじん切り、しょうがをすりおろし、【A】の材料を混ぜてタネを作る。
- はたごんぼに片栗粉をまぶし、2のタネを挟む。
- 160℃の油で色よく揚げる。
- 小鍋で【B】の材料を火にかけ、とろみをつけたあんを作り、揚げたはさみ揚げにかける。
はたごんぼのペペロンチーノ
ピーラーでスライスしたはたごんぼを使用した洋風アレンジ料理。にんにくや鷹の爪、ベーコンと炒め合わせ、コンソメで味付けすることで、食べやすい一品に仕上げています。
鶏肉とはたごんぼの柳川風鍋
ささがきにしたはたごんぼと鶏もも肉を煮込み、卵でとじた温かい鍋料理。かつおだしの旨味が染み込んだゴボウの風味が堪能できる一品です。
- 材料(4人分)
- はたごんぼ:400g
- 鶏もも肉:1枚
- 卵:4個
- 【割下】かつおだし:400cc、醤油:大さじ2、酒:大さじ2、みりん:大さじ2、砂糖:小さじ2
- みつば:適量
- 作り方
- はたごんぼをささがきにし、水にさらしてアクを抜く。
- 鍋に割下を煮立て、鶏もも肉を煮る。
- はたごんぼを加え、アクを取りながら煮込む。
- 溶き卵を回し入れ、ふたをして好みの固さに蒸す。
- みつばを添えて完成。
まとめ
和歌山県の伝統野菜「はたごんぼ」を使った今回の『満天☆青空レストラン』。地元の歴史や生産者の思いが詰まったこの極太ごぼうは、食卓に新しい発見をもたらしてくれるはずです。放送を参考に、ぜひ家庭でも「はたごんぼ」を使った料理に挑戦してみてください。
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