奥日光で出会う!世界遺産ルートとご当地グルメの魅力
「人気観光地で本当に並ぶ価値のあるグルメはどこにあるの?」「奥日光の滝めぐりって実際どう楽しむの?」そんな疑問を抱えていませんか。旅に出たい気持ちはあっても、どのルートを選べば食も観光も満喫できるのか、迷う方も多いはずです。私自身も同じ悩みを抱えながら、実際に旅を重ねて答えを探してきました。今回ご紹介する『帰れマンデー見っけ隊!!』の放送では、奥日光の世界遺産ルートと群馬・沼田の行列グルメを完全攻略。この記事を読めば、食・自然・歴史を一度に味わえる理想の旅ルートが見えてきます。
群馬・沼田市で発見!湯葉食べ放題の秘密
最初に紹介されたのは群馬県沼田市。観光バスが1日に4台も立ち寄るほど人気を集めているスポットが、生ゆば処 町田屋 白沢店です。ここでは、地元で丁寧に育てられた群馬県産の大豆を使い、濃厚でコクのある湯葉を味わうことができます。
特に注目なのが、普段は200gあたり680円で販売されている高級湯葉を、なんと800円で食べ放題できること。店内には湯葉だけでなく、手作りのお惣菜が約15種類も並び、さらにお酒まで一緒に楽しめるという贅沢な内容になっています。
また、この店で作られる湯葉は質が高く、草津の高級旅館にも卸されている本格派。観光客だけでなく地元の人からも愛される味であり、行列ができるのも納得です。旅の合間に立ち寄れば、心まで満たされる食体験が待っています。
開運ルートの始まり 戦場ヶ原と湯滝
旅の舞台は奥日光三名瀑をめぐる開運ルートへと進みます。旅に挑んだのは、タカアンドトシ、土屋アンナ、Matt、そしてずん飯尾の4人。最初に訪れたのは広大な湿原で知られる戦場ヶ原エリアでした。
そこで一行を迎えたのが、落差70メートルを誇る湯滝。上流の湯元温泉から流れ込む硫黄泉が辺りに独特の香りを漂わせ、白い飛沫を上げながら流れ落ちる水の迫力は圧巻です。滝壺の近くまで歩み寄ると、冷たいしぶきが体を包み、自然のエネルギーを肌で感じられます。
滝のそばにある湯滝レストハウスで聞き込みを行ったところ、探していたご当地ブランド牛はこの周辺では味わえず、さらに中禅寺湖方面へ足を延ばさなければならないことが判明。ここからいよいよ、本格的な食探しの旅が始まります。
三本松茶屋で日光高原牛に出会う
次に訪れたのは、戦場ヶ原の入口にある老舗の食事処三本松茶屋。ハイキングや観光の途中に立ち寄る人々でにぎわい、奥日光の自然を眺めながら食事ができる人気スポットです。
ここで一行が味わったのは、旨みが凝縮された日光高原牛のハヤシライスと、風味豊かなボロネーズパスタ。やわらかく煮込まれた高原牛の肉は口の中でとろけるようで、濃厚なソースとの相性も抜群。パスタに使われたミートソースは肉の甘みとコクが際立ち、一口ごとに深い満足感を与えてくれます。
窓から広がる戦場ヶ原の雄大な景色とともに味わうことで、料理そのものが旅の思い出を彩る特別な一皿となります。散策で心地よく疲れた体を癒すのに最適な場所であり、奥日光を訪れるならぜひ立ち寄りたい食事処です。
中禅寺湖でブランドますを探す
旅はさらに進み、目的地は中禅寺湖エリアへ。ここで探すのは、栃木を代表するご当地魚『プレミアムヤシオマス』です。まず立ち寄ったのは由緒ある二荒山神社中宮祠。湖畔に佇む神聖な空気に包まれながら参拝を済ませ、地元の人に情報を伺うと、このエリアにはヤシオマス料理を提供する名店があると分かりました。
やがて一行がたどり着いたのは、洋館風のレストラン欧州浪漫館 シェ・ホシノ。落ち着いた雰囲気の店内では、地元食材を巧みに活かした料理が並びます。特に注目を集めたのが、『ヤシオマスの低温ローストサラダ仕立て』。淡いピンク色の身はしっとりとしており、噛むほどに広がる旨みと爽やかな後味が絶妙です。また、『伊達鶏のロティ ニンニクバター風味』も登場。香ばしく焼き上げられた鶏肉にバターのコクとにんにくの香りが加わり、一口で食欲を刺激します。
奥日光の自然と調和した一皿一皿は、まさに芸術的。ここでの食体験は、一行の旅をさらに豊かに彩る特別な時間となりました。
華厳滝と十二の隠れ滝
日本三大名瀑の一つとして知られる華厳滝も、今回のルートに登場しました。高さ97メートルから一気に流れ落ちるその姿は圧倒的な迫力で、訪れる人を魅了します。しかし見どころはそれだけではありません。
実は華厳滝の周囲には、「十二滝」と呼ばれる小さな滝群が存在します。これは中禅寺湖の水が岩盤の内部にしみ込み、地下を通って再び岩の隙間から湧き出すことで生まれるもの。まるで岩肌が呼吸するかのように水が染み出し、幾筋もの流れとなって姿を現す光景は神秘的そのものです。
観光客の多くは大滝だけを目にして帰ってしまいますが、この十二滝はまだあまり知られていない隠れたスポット。静かに耳を澄ませば、水の音が周囲の自然と調和し、奥日光の奥深さを実感させてくれます。自然が生み出す奇跡を間近に感じられる場所として、訪れる価値のある景観です。
ゴール 滝尾神社の運玉鳥居
旅の最終地点となったのは、静かな森に佇む滝尾神社。西暦820年に創建されたと伝わる由緒ある神社で、古くから修験者や参拝者が訪れてきた霊験あらたかな場所です。境内にある鳥居には丸い穴が開いており、ここに3つの「運玉」を投げ入れて通れば、願いが叶うといわれています。
一行も挑戦し、見事にずん飯尾が成功。仲間たちの拍手と笑顔に包まれ、旅は大きな達成感とともに締めくくられました。その道中で立ち寄った日光東照宮や二荒山神社と合わせて、奥日光一帯が「祈りの地」として古来から人々の信仰を集めてきたことを強く感じさせる場面でした。
自然の迫力ある滝と、歴史ある社寺をめぐる今回の旅は、食と観光だけでなく、心を静かに整えてくれる時間でもあったのです。
まとめ 奥日光の旅が教えてくれるもの
この記事のポイントは以下の3つです。
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群馬・沼田市では生ゆば処 町田屋の行列必至グルメが旅の目玉
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奥日光三名瀑(湯滝・竜頭滝・華厳滝)をめぐることで自然と開運の両方を体験できる
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日光高原牛やプレミアムヤシオマスといったご当地グルメが旅をさらに豊かにする
奥日光は、グルメと自然、そして歴史的な文化が一体となった場所です。この旅のルートを辿れば、あなたの旅も忘れられない時間になるはずです。ぜひ次の休みに、実際に足を運んで体験してみてください。


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