「革ジャン阪田」の正体は保護猫活動家・阪田泰志
2026年9月18日放送の『坂上どうぶつ王国』では、「どんな猫でも必ず救う!最強革ジャン男」として革ジャン阪田こと阪田泰志さんに密着します。
今回向き合うのは、巨大ビルの駐車場に入り込んだ子猫の救出と、生活に困窮する飼い主のもとで暮らす15匹の猫たちです。強面の革ジャン姿とは対照的に、行き場を失った猫を長年受け入れてきた阪田さん。実は名古屋で保護猫施設「花の木シェルター」を運営し、さらに約1万8000匹の野良猫を対象にした壮大な計画まで進めています。
この記事でわかること
- 革ジャン阪田の本名と現在の活動
- 花の木シェルターがどんな施設なのか
- 9月18日放送で救出する15匹の猫について
- 阪田泰志が進める「名古屋ねこ革命」の内容
革ジャン阪田は花の木シェルター代表・阪田泰志
革ジャン阪田の本名は阪田泰志(さかた・やすし)さんです。
名古屋市で「一般社団法人 花の木シェルター」を運営する保護猫活動家で、『坂上どうぶつ王国』では黒い革ジャン姿から「革ジャン阪田」と呼ばれています。
フジテレビは阪田さんについて、行き場のない猫たちの「最後の砦」とも呼ばれる人物として2021年から密着。現在も多頭飼育崩壊や飼い主の事情で行き場を失った猫、野良猫などの救出に携わっています。
阪田さんが代表を務める花の木シェルターは、単に猫を収容するだけの施設ではありません。
公式サイトでは、殺処分問題の根本的な解決には「社会全体の意識変革」が必要だとしながら、同時に目の前の命を救う活動も続けるという考え方を掲げています。
花の木シェルターは2014年に名古屋でスタート
花の木シェルターの本館が開設されたのは2014年です。
その後、多頭飼育崩壊への対応を強化するため、2018年には弐号館も設立されました。現在は名古屋市内に2つの拠点があります。
- 本館:名古屋市西区花の木2-2-18
- 弐号館:名古屋市中村区大宮町1-28
- 運営:一般社団法人 花の木シェルター
- 代表:阪田泰志
活動は保護だけにとどまりません。
猫の里親探し、野良猫の捕獲・不妊去勢手術を支援するTNR、飼えなくなった猫の引き取り、猫の一時預かりなど、猫を取り巻くさまざまな問題に対応しています。
9月18日は生活困窮者が飼う15匹の猫を救出
今回の『坂上どうぶつ王国』で特に大きく扱われるのが、生活に困窮する飼い主のもとにいる15匹の猫です。
番組予告では、阪田さんがこの15匹を救うことが明記されています。さらに巨大ビルの駐車場では、子猫を緊急救出する様子も紹介されます。
阪田さんの活動が難しいのは、猫をその場から連れ出せば終わりではないからです。
保護後には健康状態の確認や治療、食事、排泄管理、人への慣れ具合の確認、避妊去勢、そして新しい飼い主探しまで続きます。多数の猫を一度に保護すれば、その分だけ飼育場所、人手、費用が必要になります。
過去の『坂上どうぶつ王国』でも、飼い主が入院して行き場を失った猫や、多頭飼育状態にある猫など、簡単には解決できないケースに阪田さんが向き合ってきました。
今回の「15匹」という数は、阪田さんが日常的に向き合っている保護活動の厳しさを象徴するケースといえそうです。
「どんな猫でも必ず救う」と呼ばれる理由
番組が阪田さんを「どんな猫でも必ず救う最後のとりで」と紹介する背景には、通常なら受け入れが難しい案件にも向き合ってきた実績があります。
たとえば2026年5月の放送では、阪田さんのもとに母猫を失った子猫や倉庫の隙間で見つかった子猫が次々と運び込まれました。
花の木シェルターには、繁殖期の春だけで毎年およそ100匹の子猫がやってくると番組で紹介されています。
一方で、施設には収容できる数に限界があります。
「助けたい」という気持ちだけでは続かず、スペースや人件費、医療費、エサ代など現実的な問題も背負うことになります。
それでも、他で受け入れ先が見つからない猫の相談が阪田さんのもとに集まる。この積み重ねが「最後のとりで」という呼び名につながっています。
保護だけでは猫の問題はなくならない
阪田さんが現在力を入れているもう1つの活動が、猫を「保護する前」の段階で増えすぎないようにすることです。
花の木シェルターを設立した理由について、阪田さん自身も、シェルターを用意して猫を保護するだけでは殺処分問題の根本的な解決にならないと説明しています。
保護施設をいくら増やしても、その外で新たに行き場のない猫が生まれ続ければ、問題は終わりません。
そこで進めているのが「名古屋ねこ革命」です。
名古屋ねこ革命は約1万8000匹の野良猫を対象にした計画
フジテレビ『ザ・ノンフィクション』が2026年に密着した際、阪田さんが掲げていたのが「ねこ革命」でした。
計画は、名古屋にいる約1万8000頭の野良猫に不妊去勢手術を行い、これ以上行き場のない猫が増えるのを防ぐというものです。
番組では、必要な資金が6億円以上に及ぶ大規模な挑戦として紹介されています。
阪田さんが目指しているのは「猫をたくさん保護できる巨大なシェルター」だけではありません。
そもそも保護されなければ生きられない猫が増えない街をつくることです。
目の前にいる1匹を救いながら、同時に街全体の仕組みを変えようとしている。この2つを並行して進めているところに、阪田さんの活動の特徴があります。
強烈なキャラクターの裏にある「猫だけでは終わらない」活動
阪田さんは黒い革ジャン、強い口調、迷いのない行動力が印象に残る人物です。
ただ、フジテレビの長期取材を見ると、活動の対象が猫だけに収まっていないことも分かります。
『ザ・ノンフィクション』では、シェルターで働く若者など、社会の中で居場所を見つけにくかった人たちも阪田さんの周囲に集まっている様子が描かれました。
フジテレビは阪田さんの活動を「傷ついた猫も、傷ついた人も見捨てない」と紹介しています。
猫を救う現場では、飼い主の病気、高齢化、経済的困窮、多頭飼育崩壊など、人間側の事情が深く絡んでいます。
9月18日の放送で「生活困窮者が飼う15匹」というケースが取り上げられるのも、まさにその象徴です。
猫だけを連れ出せば解決するとは限らない。猫と人、両方の問題に向き合わなければならないのが保護活動の難しいところなのでしょう。
花の木シェルターの場所と活動内容
花の木シェルターは現在、名古屋市内に本館と弐号館があります。
本館
- 所在地:愛知県名古屋市西区花の木2-2-18
- 電話:052-710-5973
弐号館
- 所在地:愛知県名古屋市中村区大宮町1-28
- 電話:052-888-5481
公式サイトでは保護猫の情報や里親募集、猫の引き取り、預かり、TNR支援などについて確認できます。休館日は月によって設定されているため、訪問する場合は最新情報を確認してから向かうのが確実です。
まとめ
『坂上どうぶつ王国』で「革ジャン阪田」と呼ばれている人物は、花の木シェルター代表の保護猫活動家・阪田泰志さんです。
2014年に名古屋でシェルターを開設し、行き場を失った猫の保護や譲渡、多頭飼育崩壊への対応、TNRなどを続けてきました。
9月18日の放送では、巨大ビルの駐車場にいる子猫に加え、生活に困窮する飼い主のもとで暮らす15匹の猫の救出に動きます。
その一方で、現在は約1万8000匹の野良猫への不妊去勢手術を目指す「名古屋ねこ革命」という、街全体を変える規模の活動にも挑戦しています。
「どんな猫でも必ず救う」という番組での呼び名は、単なるキャッチコピーではなく、他では解決しにくい案件に何度も向き合ってきた阪田さんの活動そのものを表しているのかもしれません。
参考リンク


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