「コメットさん」大場久美子が現在続ける心理カウンセラーという仕事
2026年10月9日放送のテレビ朝日系「鶴瓶孝太郎〜スターの今を大調査〜」には、「コメットさん」で一世を風靡した大場久美子さんが登場します。
現在の大場さんは女優・歌手として活動を続ける一方、心理カウンセラーとして講演やメンタルヘルスの啓発活動にも取り組んでいます。
この仕事へ進んだ大きなきっかけが、自身が約10年間経験したパニック症でした。
病気を乗り越えた経験を話すだけでは、寄せられる深刻な相談に十分対応できない。そう感じたことから専門的な知識を学び、2009年に心理カウンセラーの資格を取得しています。
この記事でわかること
- 大場久美子さんが心理カウンセラーになった理由
- 約10年間続いたパニック症との経験
- 2009年の資格取得から現在までの活動
- 認知行動療法士など100を超える資格を取得した背景
大場久美子は2009年に心理カウンセラーの資格を取得
大場久美子さんが心理カウンセラーの資格を取得したのは2009年です。
自身が長期間パニック症を経験し、その体験を公表した後、大場さんのもとには同じような症状や悩みを抱える人から数多くの相談が届くようになりました。
しかし、体験者として自分の経験を伝えるだけでは対応できない相談もありました。
中には非常に深刻な内容もあり、大場さんは「もっと専門的な知識が必要」と考え、心理学やカウンセリングを学ぶ道へ進みました。
2009年には心理カウンセラー資格を取得。
その後は電話や対面などによるカウンセリングだけでなく、自身の経験を生かした講演活動へも仕事を広げています。
40代で約10年間パニック症と向き合った
大場さんが心理カウンセラーになった背景には、自身の長い闘病経験があります。
40歳前後から体調に異変を感じるようになり、パニック症と向き合う生活が約10年間続きました。
正式な診断にたどり着くまでにも時間がかかり、原因が分からない状態で仕事を続けていた時期もあります。
その経験は、2009年に出版した著書「やっと。やっと! パニック障害からぬけ出せそう… “地獄ときどき晴れ”の10年間」にもまとめられました。
大場さんは人気アイドルとして華やかな世界で活動していましたが、その裏側では周囲から見えにくい症状と向き合っていました。
だからこそ、克服後に同じ悩みを持つ人から相談が届くようになったことが、その後の人生を大きく変える転機になります。
体験談だけでは支えられないと感じ専門知識を学んだ
心理カウンセラーになるまでの流れで重要なのが、「自分も経験したから分かる」というだけでは終わらなかった点です。
パニック症を克服したことを公表すると、大場さんにはさまざまな相談が寄せられました。
そこで感じたのが、個人の経験には限界があるということでした。
同じパニック症でも症状や置かれた状況は人によって異なります。さらに、相談内容によっては専門知識なしに簡単に答えられるものではありません。
そこで心理学を学び、カウンセリングの技術を身につけることを選びました。
自身が経験者であることと、専門的な知識を学ぶこと。その両方を組み合わせたことが、現在の大場さんの活動につながっています。
認知行動療法を学び「認知行動療法士」に
大場さんは心理カウンセラー資格を取得した後も学びを続けました。
2009年には認知行動療法について学び、その後「認知行動療法士」の資格も取得しています。
所属事務所が公開している講演資料では、2018年に認知行動療法士、脳活性トレーナー、ボディー・フェイシャル・ハンド・フットトリートメントセラピストなどの資格を取得したことが紹介されています。
認知行動療法は、物事の受け止め方や行動のパターンに目を向けながら、心理的な負担を軽減していくために使われる心理療法の一つです。
大場さんの場合、自身がパニック症を経験したことに加え、その後に体系的に認知行動療法を学んだことが現在の活動の土台になっています。
2022年には資格取得100を達成
大場さんの学びは心理分野だけにとどまりません。
2022年には、自身の公式ブログで「資格取得100達成」を報告しています。
これまで取得してきた資格には、
- 心理カウンセラー
- 認知行動療法士
- フットリフレクソロジスト
- 音楽健康指導士
- ハンドリフレカウンセラー
- カラー心理士
- 脳活性トレーナー
- ボディートリートメント関連資格
- フェイシャルトリートメント関連資格
- アニマルホリスティックケア関連資格
などがあります。
大場さんのリラクゼーション関連公式ブログでも、現在の活動として心理カウンセラー、エステティシャン、リフレクソロジスト、アニマルホリスティックケアカウンセラーなどが掲げられています。
かつて歌や芝居を中心に活動していたアイドルが、年齢を重ねてから専門分野を次々と学び直してきたことも、大場さんの現在を特徴づけています。
2010年から全国で講演活動を開始
心理カウンセラー資格を取得した翌年の2010年からは、講演活動も本格化しました。
テーマの中心となっているのは、自身のパニック症の経験、メンタルヘルス、コミュニケーションなどです。
さらに2011年には、心のケアに取り組むカウンセリングルームを開設。
東日本大震災や熊本地震の被災者に対する心と体のケアにも携わってきました。
2026年3月には千葉県市原市で開催された精神保健福祉フェスタにも講師として参加。
「パニック症10年間の闘病から克服まで」を軸に、差別や偏見のない社会について講演しています。
芸能活動とは別の場所でも、長年にわたって活動が続いていることが分かります。
2026年現在も心理カウンセラーとして発信
大場さんの心理分野での活動は、過去の一時的なものではありません。
2026年にも心理カウンセラーとしてインタビューを受け、自身のパニック症経験や「不安との向き合い方」について発信しています。
一方で、現在も女優・タレントとしてテレビ出演を続けています。
つまり、「芸能界を辞めて心理カウンセラーへ転職した」という形ではありません。
芸能活動を続けながら、心理カウンセラー、講演、リラクゼーションなど、人生経験から生まれた複数の仕事を並行しているのが現在の大場さんです。
「コメットさん」から心理カウンセラーへつながった人生
大場久美子さんは1970年代にアイドル歌手として人気を集めました。
特に1978年から放送されたドラマ「コメットさん」の主人公役は代表作となり、「1億人の妹」と呼ばれるほどの人気を獲得します。
若い頃から人前に立つ仕事を続けてきた一方、40代ではパニック症と向き合うことになりました。
その経験を隠して終わるのではなく、本にし、学び直し、資格を取得し、今度は同じように悩む人へ伝える仕事へつなげた。
心理カウンセラーという現在の仕事は、芸能界とは無関係に突然始まった第二の仕事ではなく、それまでの人生の経験から生まれた活動といえます。
まとめ
「鶴瓶孝太郎〜スターの今を大調査〜」に登場する「コメットさん」こと大場久美子さんは、現在、芸能活動と並行して心理カウンセラーとして活動しています。
大きな転機となったのは、約10年間続いたパニック症との経験でした。
病気を克服した後、同じ悩みを持つ人から相談が寄せられるようになり、体験談だけでは十分に支えられないと感じて専門的な勉強を開始。2009年に心理カウンセラー資格を取得しました。
その後も認知行動療法士、リフレクソロジストなど学びを広げ、2022年には資格取得100を達成。
「コメットさん」として全国的な人気を得た大場さんが、人生の後半では自らのつらい経験を専門的な学びへ変え、人の心と体を支える仕事につなげています。
参考リンク
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『やっと。やっと! パニック障害からぬけ出せそう… “地獄ときどき晴れ”の10年間』大場久美子


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