元F-15戦闘機パイロット・恩田敦司さんが選んだ第2の人生と「きくらげ姫」の魅力
2026年10月22日放送のテレビ東京系『ナゼそこ?』では、航空自衛隊のF-15戦闘機パイロットという経歴を持ちながら、宮崎県で農業に挑戦する男性の人生が紹介されます。
その人物につながるのが、宮崎市佐土原町で「きくらげ堂みやざき」を営む恩田敦司(おんだ・あつし)さんです。
21年間勤めた航空自衛隊を2025年7月に退職し、妻とともに始めたのが、雪のように白いきくらげの生産です。
「きくらげ姫」と名付けられた商品は、肉厚でコリコリとした食感が特徴。宮崎県内のスーパーや飲食店でも取り扱われています。
戦闘機の操縦席からきのこの栽培室へ。大きく異なる仕事を選んだ背景には、娘たちの食生活を考え続けた父親としての経験がありました。
この記事でわかること
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恩田敦司さんの航空自衛隊時代とF-15パイロットとしての経歴
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安定した仕事を離れ、白いきくらげ農家へ転身した理由
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「きくらげ姫」の特徴と購入方法、家庭での食べ方
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家族と始めた「きくらげ堂みやざき」の歩みと現在の活動
恩田敦司さんは航空自衛隊で21年間働いた元F-15パイロット
公式動画:UMKテレビ宮崎「真っ白な『きくらげ姫』に人生全振り 元F15戦闘機のパイロットが娘の健康を願い農家に転身」
恩田敦司さんは、航空自衛隊で長年F-15戦闘機を操縦してきた元自衛官です。
岐阜県海津市出身で、岐阜県立大垣東高校を卒業後、2000年に航空自衛隊の航空学生として入隊しました。
2002年からパイロット訓練を開始し、2005年には宮崎県の新田原基地でF-15戦闘機の操縦資格を取得しています。
その後も約20年間、F-15の操縦に携わりました。
F-15は航空自衛隊の主力戦闘機の1つです。操縦には高度な飛行技術だけでなく、瞬時の判断力や厳しい安全管理が求められます。
そんな世界で経験を重ねてきた恩田さんが、2025年7月に航空自衛隊を退職しました。
退職後に選んだ仕事は、飛行機や航空関連企業の仕事ではなく、農業でした。
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氏名:恩田敦司(おんだ・あつし)
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出身地:岐阜県海津市
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出身高校:岐阜県立大垣東高校
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2000年:航空自衛隊航空学生として入隊
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2002年:パイロット訓練開始
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2005年:新田原基地でF-15戦闘機操縦資格を取得
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2025年7月:航空自衛隊を退職
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現在:合同会社ONchaN堂の代表として、白いきくらげの生産・販売に取り組む
娘たちの肌荒れが農業への転身につながった
恩田さんが白いきくらげに関心を持ったきっかけは、娘たちの肌荒れでした。
思春期を迎えた娘たちの肌の状態を気にかけ、食べ物を通じて何かできることはないかと考えるようになったのです。
約3年間、さまざまな食材を試していた恩田さんが注目したのが、きくらげでした。
ある日曜日の朝、テレビできくらげの特集を見たことが新しい出会いにつながります。
特に興味を引かれたのは、一般的な黒いきくらげではなく、白いきくらげでした。
恩田さんは実際に生産現場を知りたいと考え、農家に連絡して直接訪問しています。
食材を知るだけで終わらず、生産者のもとへ足を運ぶ。その行動が、長年続けてきた仕事とはまったく異なる道へ進むきっかけになりました。
恩田さんは、娘たちに白いきくらげを食べさせる中で、肌荒れが落ち着いてきたように感じたと語っています。
ただし、これは父親としての実感であり、白いきくらげに肌荒れを治療する効果が証明されたという意味ではありません。
大切なのは、恩田さんがこの食材の味や食感に魅力を感じ、子どもたちが安心して食べられるものを自分の手で作りたいと考えるようになったことです。
2025年7月に退職し「きくらげ堂みやざき」を夫婦で開業
航空自衛隊を退職した恩田さんは、その翌日から農業の道へ踏み出しました。
妻とともに白いきくらげの生産・加工・販売を手がける「きくらげ堂みやざき」を立ち上げ、2025年10月から白いきくらげの生産・販売を本格的に始めています。
事業を運営する法人は、**合同会社ONchaN堂(オンチャンドウ)**です。
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法人名:合同会社ONchaN堂
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屋号・事業ブランド:きくらげ堂みやざき
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主力商品:白いきくらげ「きくらげ姫」
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所在地:宮崎県宮崎市佐土原町
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法人番号指定日:2025年7月9日
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主な事業:白いきくらげの生産・加工・販売
航空自衛隊の仕事ときのこ栽培では、求められる専門知識が大きく異なります。
戦闘機の操縦は、決められた手順を正確に守り、状況の変化へ冷静に対応する仕事です。一方、きのこ栽培では温度や湿度など、日々の生育環境を細かく管理する必要があります。
どちらも日常的な確認と管理が重要ですが、恩田さんにとって農業は新しい技術を一から学ぶ挑戦でもありました。
さらに、会社員として給与を受け取る立場から、生産したものを販売して事業を続ける立場へと変わっています。
家族を支える仕事を自分たちで作ることになった点も、大きな転機でした。
白いきくらげ「きくらげ姫」は肉厚でコリコリした食感が特徴
「きくらげ姫」は、きくらげ堂みやざきが生産する白いきくらげの商品名です。
特徴は、一般的な黒いきくらげとは対照的な白い見た目と、肉厚で弾力のある食感です。
専用の栽培室で育てられ、収穫された白いきくらげには「きくらげ姫」という名前が付けられました。
食材そのものの香りや味に強いクセがないため、和食から中華料理まで幅広く使えます。
特に、だしや調味料の味を生かしながら、独特の歯ごたえを加えられることが魅力です。
なお、ここで重要なのが、きくらげの種類です。
「きくらげ姫」は白いアラゲキクラゲであり、中華料理のデザートなどに使われる「シロキクラゲ(銀耳)」とは別の種類です。
日本きのこセンターによると、アラゲキクラゲには一般的な黒いものと、白色変異種である白いアラゲキクラゲがあります。
一方、シロキクラゲは分類上異なるきのこです。
同じように白く見えても、すべての商品が同じ種類というわけではありません。
購入時には「白アラゲキクラゲ」という原材料名を確認すると、商品の違いが分かりやすくなります。
「きくらげ姫」の通販・ふるさと納税と購入できる場所
「きくらげ姫」は、宮崎市のふるさと納税返礼品として取り扱われています。
生タイプと乾燥タイプが用意されており、用途や保存方法に合わせて選べます。
ふるさと納税で選べる商品
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商品名:白いきくらげ「きくらげ姫」
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提供事業者:合同会社ONchaN堂
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生タイプ:500g×1袋、400g×2袋
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乾燥タイプ:15g×3袋、15g×6袋
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掲載寄付金額:14,000円(表示されている選択内容の金額)
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生タイプの受付期限:2026年12月10日
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乾燥タイプの受付:通年
寄付金額は一般販売の価格ではなく、ふるさと納税の寄付額です。内容量によって金額が変わるため、申し込み時に選択内容を確認してください。
保存期間についても商品ごとに違いがあります。
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生タイプ:冷蔵で5日程度
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生タイプの冷凍保存:約1か月
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乾燥タイプ:出荷日から180日以上の賞味期限が残った商品を発送
生タイプは冷蔵配送、乾燥タイプは常温配送の案内があります。
また、2026年5月のテレビ宮崎の取材時点では、宮崎県内の16のスーパーやレストランなどで商品が取り扱われていました。
地元での販売に加えて、ふるさと納税を通じて県外からも手に入れられるようになっています。
生タイプと乾燥タイプの食べ方・下ごしらえ
「きくらげ姫」は、スープや炒め物、サラダなどに使えます。
生タイプと乾燥タイプでは調理前の扱いが異なるため、それぞれの方法を確認しておくことが大切です。
生タイプの下ごしらえ
宮崎市の返礼品案内では、刺身風やサラダで食べる場合、沸騰したお湯で約1分湯通しし、冷ましてから使う方法が紹介されています。
スープや鍋、炒め物では、そのまま具材として加え、料理の中で十分に加熱してください。
おすすめの使い方は、次のような料理です。
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だしの風味を楽しむすまし汁
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卵と合わせた中華スープ
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豚肉や野菜との炒め物
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湯通ししたきくらげを使うサラダ
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きのこの食感を楽しむ鍋料理
乾燥タイプの戻し方
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たっぷりの水に約5時間浸して戻す
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急ぐ場合は熱湯に30分~1時間ほど浸す
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戻したあと、料理に合わせて十分に加熱する
乾燥タイプは保存しやすく、必要な分だけ取り出して使える点が便利です。
水戻ししたきくらげは長時間室温で放置せず、速やかに調理してください。
宮崎のホテルでも採用された「きくらげ姫」
「きくらげ姫」は家庭向けの商品としてだけでなく、料理人からも評価されています。
宮崎県のリゾートホテル「フェニックス・シーガイア・オーシャン・タワー」にある日本料理「日向海」では、恩田さんが生産する白いきくらげをコース料理の椀物に使用しています。
鶴田浩一料理長が注目したのは、白いきくらげのなめらかな口当たりと、さまざまな味付けになじむ性質でした。
吸い物のだしを邪魔せず、具材として独特の食感を楽しめることが評価されています。
これは、恩田さんの農業への挑戦が飲食店の料理にも広がったことを示す出来事です。
農業を始めてから比較的短い期間で、地元のスーパーだけでなくホテルの日本料理にも採用されました。
商品を作ることから始まった事業が、料理人や飲食店とのつながりによって販路を広げています。
妻と3人の娘が見守る農業への挑戦
恩田さんが航空自衛隊を退職し、新しい仕事を始めることは、家族にとっても大きな出来事でした。
妻のさやかさんは、夫が転職を希望したときには、作りたいものを見つけたのであれば応援しようと考えていたことを、テレビ宮崎の取材で明かしています。
一方、娘たちには心配もありました。
三女は当初、父親が仕事を辞めることに反対する気持ちがあったと話しています。しかし、農業に取り組む姿を見る中で、その頑張りを感じるようになりました。
長女も、以前は父親が飛行機に乗って仕事をしている姿を見る機会が少なかったことに触れています。
仕事を変えたことで、家族に見える父親の姿も変化したのです。
航空自衛隊で長年働いた恩田さんにとって、農業への転身は単なる職業変更ではありませんでした。
娘たちの食生活を考えたことがきっかけとなり、妻とともに事業を立ち上げ、家族の応援を受けながら新しい商品を育てています。
「きくらげ姫」という商品には、そうした家族との歩みも重なっています。
まとめ
恩田敦司さんは、航空自衛隊で21年間働き、F-15戦闘機の操縦に長く携わった経歴を持つ農業経営者です。
娘たちの肌荒れをきっかけに食生活へ関心を深め、白いきくらげと出会いました。そして2025年7月に退職し、妻とともに「きくらげ堂みやざき」を立ち上げています。
主力商品「きくらげ姫」は、白いアラゲキクラゲならではの見た目と食感が特徴。地元のスーパーや日本料理店で取り扱われ、宮崎市のふるさと納税返礼品にもなっています。
戦闘機の操縦という専門職から農業へ。恩田さんの新たな人生は、家族の身近な悩みから始まり、地域の食材づくりへと広がっています。
参考リンク


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