【オー!マイゴッド!】包丁の神おいりが伝授!パサパサ鶏ささみが驚くほどしっとり仕上がる切り方・茹で方|2025年7月5日放送

オー!マイゴッド!

包丁の神がギネス世界記録達成&ささみしっとり裏技|2025年7月5日放送

2025年7月5日放送の「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」では、包丁の神として知られるおいりさんが登場し、ささみをしっとり仕上げる裏技や、ギネス世界記録に挑戦する様子が紹介されました。番組には小泉孝太郎さん、ヒロミさん、高橋ユウさんが出演し、料理のテクニックや驚きの挑戦を楽しく学べる内容でした。

包丁の神“おいり”が再び登場

包丁の神と呼ばれるおいりさんは、辻調理師専門学校での講師を経て、現在は堺で包丁研ぎ師や飾り切り職人として活動しています。さらに、YouTubeやInstagram、X(旧Twitter)でも、包丁の使い方や切り方のテクニックを分かりやすく発信しています。「桂むき 世界記録保持者」としても知られ、その包丁技術の高さはプロの料理人からも評価されています。

これまでにも「変色しないりんごの切り方」や「涙が出ない玉ねぎの切り方」を番組内で紹介し、視聴者から大きな反響がありました。今回の放送でも、家庭ですぐ試せる包丁の使い方をたくさん教えてくれる予定です。

包丁の神・おいりさんがギネス世界記録に挑戦

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今回の放送で注目を集めたのが、包丁の神・おいりさんのギネス世界記録挑戦です。おいりさんはこれまでに11回も番組に出演し、包丁を使った驚きの技で多くの料理の悩みを解決してきました。その実績が評価され、現在は新潟県三条市の地域おこし協力隊として活動しています。

おいりさんが挑戦したのは、大根の桂剥き世界一決定戦です。桂剥きとは、大根や他の野菜を薄く長くむく伝統的な包丁技術で、主に刺身のツマや飾り切りに使われる繊細な技です。
おいりさんは総額約400万円、169本の包丁を所有しており、その中から選び抜かれた**刃渡り21センチの「むきもの包丁」**を使って今回の大会に挑みました。この包丁は、極薄に剥けるよう特別に研ぎ方まで工夫されています。

大会の会場は、京都市内のゼスト御池で行われました。ルールはとてもシンプルですが難易度は高く、
制限時間は3時間
・使用する大根は長さ10cm以上、直径10cm以下
・途中で切れてしまった場合はその時点までの長さが記録となる

という内容です。長く、薄く、切らずにむき続ける集中力と技術が求められます。

対戦相手も実力者ばかりです。
・1人目は、京都祇園の料亭「祇園きだ」で料理人を務める川端善之さん。その速さから「スピードキング」の異名を持つ人物です。
2人目は、京都上木屋町の老舗「京料理さつき」の料理長浜田剛さん。これまでの大会で6連覇中という圧倒的な実力者です。

さらに、おいりさんと川端さんには特別なつながりもあります。おいりさんは以前、辻調理師専門学校の先生として在籍しており、その頃に川端さんが全国大会出場の際、直接アドバイスを受けた経験があるのです。

おいりさんのこれまでの自己ベストは8m46cm。今回はそれを大きく超える結果を目指して挑みました。大会ではおいりさんがこれまで積み重ねた技術と、毎日の練習の成果が発揮され、最終的に15m11cmという驚きの記録を達成しました。この記録が正式にギネス世界記録として認定された瞬間は、会場全体が大きな拍手に包まれました。おいりさんの挑戦は、料理の技術の奥深さと、努力の大切さを感じさせてくれるものとなりました。

鶏ささみをしっとり仕上げる裏技

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今回の番組では、パサパサしがちな鶏ささみをしっとり仕上げる簡単な裏技が紹介されました。以前も、野菜嫌いの子どものために、野菜の苦みを抑えたハンバーグのレシピを披露して話題になった包丁の神・おいりさんが、また家庭で役立つテクニックを教えてくれました。

ささみはヘルシーで人気の食材ですが、どうしても火を通すとパサついてしまうことが多いです。そんな悩みを解決するのが、今回の裏技です。

ポイントは全部で4つあります。

1つ目は、ささみの筋を取る方法です。包丁を使わず、フォークとキッチンペーパーだけで簡単に筋が取れます。筋が飛び出ている部分をキッチンペーパーでしっかり挟み、フォークを筋の下に入れて引っ張ると、筋がきれいに取れます。これだけで仕上がりが大きく変わります。

2つ目は、お湯の量の管理です。ささみ3本に対して、お湯の量は1.2リットルが目安です。この水量が多すぎても少なすぎてもダメで、適切な水量がしっとり仕上げるポイントです。お湯の温度が下がるスピードに関わるため、とても大切です。

3つ目は、塩と砂糖を加えることです。お湯1.2リットルに対して、塩と砂糖をそれぞれ12グラムずつ加えます。砂糖を入れることで肉の保水力が上がり、火を通してもしっとりやわらかい食感になります。

4つ目は、茹で方の工夫です。ささみをお湯に入れたらフタをして火を止め、15分放置するだけでしっとりとしたささみが完成します。余熱を上手に使うことで、しっとり感を保ったまま仕上げられるのがポイントです。

さらに番組では、しっとり仕上げたささみを使ったサラダも紹介されました。サラダの主役はアボカドです。アボカドの切り方にもコツがあります。アボカドに十字の切り込みを入れると、手で種が簡単に取れるため、初心者でも扱いやすいです。

アボカドとささみを合わせ、そこにリンゴ酢大さじ1、塩少々、オリーブオイル大さじ1を加えれば、しっとりささみとアボカドのサラダが簡単に作れます。シンプルな材料ですが、しっとりした食感とアボカドのクリーミーさが相性抜群です。

高橋ユウさんも実際にこのサラダを自宅で作り、家族にふるまったそうです。ご主人にも好評だったと紹介され、手軽でおいしく仕上がるこのレシピは家庭でもすぐに真似できると人気になりました。ささみをしっとりさせたい人にはぜひ試してほしいテクニックです。

スタジオで桂剥きに挑戦

スタジオには、包丁の神・おいりさんが実際に使用した包丁が登場しました。この包丁は、桂剥きのために特別に研がれており、極薄にむけるよう工夫されています。その包丁を手にしたのは、フードコーディネーターの植田さんです。植田さんは、スタジオで桂剥きの基本のコツを丁寧に紹介しました。

桂剥きのポイントは、とてもシンプルですが難易度が高いです。
包丁は大根に対して水平に当てること
・包丁を上下に小刻みに動かしながら、大根を回して進めていくこと

一見すると簡単そうに見える作業ですが、実際にやってみると想像以上に難しく、技術が必要であることがよくわかります。

今回は、スタジオでヒロミさんと小泉孝太郎さんが桂剥きに挑戦しました。まずは小泉さんがチャレンジしましたが、3.3センチのところで大根が切れてしまい、思うようにはいきませんでした。続いてヒロミさんが挑戦しましたが、途中で一度止めてしまったものの、なんとか8センチまでむくことができました

実際にやってみると、桂剥きの難しさが身に染みて感じられる瞬間でした。おいりさんがこれまで鍛え上げてきた技術のすごさが、より実感できた場面です。

今回の「オー!マイゴッド!」は、料理好きには見逃せない内容が詰まっていました。包丁の神・おいりさんのギネス世界記録への挑戦や、家庭でできるしっとりささみの裏技など、すぐに試してみたくなる実用的な情報がたくさん紹介され、視聴者にとっても学びの多い時間となりました。

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