【ZIP!】猛暑ゼロの勝浦で涼活旅!RIBクルーズ・黒アヒージョ・冷やしタンタン麺も|2025年7月17日放送

ZIP

水卜リップが千葉・勝浦へ!涼活アップデート旅で夏を快適に

夏でも涼しいと話題の千葉・勝浦市を旅した今回の「水トリップ」。日本テレビ「ZIP!」で放送された内容では、勝浦ならではの気候の秘密や、全国的にも注目されている朝市グルメ、そして体験型の新しい観光スポットまで、幅広く紹介されました。猛暑日が110年以上ゼロという勝浦の魅力をたっぷりお届けします。

猛暑知らずの理由とは?勝浦の“冷涼”メカニズム

南風がもたらす天然のクーラー効果

勝浦市が夏でも驚くほど涼しい理由のひとつは、その地理的な条件にあります。海に面した勝浦湾は水深が深く、海水温が上がりにくい特性を持っています。この**冷たい海水の上を通って陸に吹く南風(海風)**が、町全体を包み込むように吹き渡ることで、自然のクーラーのような役割を果たしているのです。これにより、35℃を超える猛暑日は110年以上一度も記録されていません。

避暑地としての魅力とアクセスの良さ

東京からは車で約90分。アクアライン経由で海沿いのドライブを楽しみながらアクセスできるため、日帰りや1泊2日のショートトリップにも最適な距離です。避暑地といえば山間部というイメージを持つ人も多いですが、海辺でもこれほど涼しい町があることに驚く人も多いのではないでしょうか。

歴史と活気が息づく勝浦朝市で“地元の朝ごはん体験”

400年以上の歴史がある毎日開催の朝市

「日本三大朝市」のひとつに数えられる勝浦朝市は、なんと江戸時代から続く伝統ある市です。勝浦漁港周辺で開催されており、毎週水曜と元旦を除いて毎日開かれるのが特徴です。朝6時台からすでににぎわい始め、地元住民と観光客が一緒に食材を手に取る光景は、まるで町全体が食卓になったような雰囲気です。

移住者の挑戦と食の多様化

近年では、県外からの移住者が新たに店を構えるケースが増加しており、この3年間でオープンした新店舗は43軒にものぼります。伝統を守る老舗と、革新を持ち込む新顔が同居しているのも、この朝市の面白さです。

店舗名 代表メニュー 特徴
炭火やきとり 三日坊主 イノシシ肉串・生マグロの炙り焼き 勝浦ならではのジビエと魚介の融合
しふぉんけーき Le-ciel ふわふわシフォンケーキ各種 しっとりした生地と季節の素材で人気急上昇
南蛮屋(日曜限定) ミルクわらびもち もちもち×とろける、洋風仕立ての新感覚スイーツ
umihana base 自家焙煎コーヒーと軽食 地元民の憩いの場、週末限定でイベントも開催
China Dining 菜海華 本格中華ランチプレート 辛さと旨みが絶妙な中華料理が朝市で味わえる

これらの店では、カツオのたたきやイノシシバーガー、味噌汁専門店など、朝食とは思えない豪華なラインナップが揃っています。中には、本格ドリップのスペシャリティコーヒーを提供する店もあり、まさに“食のフェスティバル”のような空間が広がっていました。

海上のスピード感を体感!RIBクルーズで勝浦湾を冒険

イギリス仕様の特殊ボートで“涼”を全身で浴びる

「勝浦マリンハーバー」から出発するRIB(リジッド・インフレータブル・ボート)クルーズは、海のアトラクション好きにはたまらない体験です。このボートはイギリスの沿岸警備隊が実際に使っているもので、波を跳ねるたびに体が宙に浮きそうになるダイナミックな走行が魅力です。

水面との距離が非常に近いため、顔に風としぶきが直接当たる感覚がスリリングかつ爽快。この日は天気にも恵まれ、勝浦湾の透明度の高い海を楽しみながら、まるで海と一体になったようなひとときが過ごせました。

海の生きものとの出会いも期待できる

運がよければ、トビウオが海面からジャンプする姿や、ハンマーヘッドシャークが泳ぐ姿も見られるそうです。季節や潮の流れによっては珍しい魚にも出会えるため、リピーターが多いアクティビティのひとつです。

海の恵みを守る漁師の知恵が光る“いけすクイズ”

番組内では、「漁師が作ったいけすに開けられた穴にはどんな意味があるか?」というクイズも出題されました。正解は「常に新鮮な海水が循環するようにするための穴」でした。これにより酸素の多い水が魚に供給され、ストレスの少ない環境で鮮度が保たれるのです。

夏限定の新名物!冷やし勝浦タンタンメンのつけ麺スタイル

「まんまる亭」のアイデアメニューが人気

勝浦を代表するご当地ラーメン「勝浦タンタンメン」は、辛味と玉ねぎの甘みが特徴のピリ辛ラーメンですが、「まんまる亭」では夏仕様にアレンジした冷たいつけ麺バージョンを提供しています。「勝浦タンタンメンつけ麺冷やし」は、しっかりした辛みはそのままに、冷水で締めた麺がのど越しよく、真夏でもペロリと食べられる爽快な一杯です。

温泉・おみやげ・カフェがそろう癒しの複合施設「eden」

食・癒し・買い物がひとつになった新名所

2022年に誕生した複合施設「eden RESTAURANT&SPA」は、旅の締めくくりにもぴったりな場所です。施設内では、「勝浦産マカジキの黒アヒージョ」という瓶詰のおみやげが話題を集めており、濃厚で深い味わいがワインやごはんにぴったり。2階は天然温泉のスパとなっており、クルーズ後の体を癒せる場所としても人気です。

さらに、テラスではレモンシェイクや地元食材のスイーツが楽しめるカフェが併設されており、旅の余韻にひたるひとときが味わえます。

勝浦旅の魅力をまとめておさらい

「ZIP!」水トリップが紹介した千葉県勝浦市は、涼しい気候・豊かな海の恵み・人のぬくもりがそろった、まさに夏の理想の旅先でした。朝市でのグルメ体験、スリル満点の海上アクティビティ、季節に合わせたご当地グルメ、そしてリラックスできる癒しの空間と、どの世代でも楽しめる要素がそろっています。都会の猛暑から離れて、次の週末は涼しい勝浦で心と体をリセットしてみてはいかがでしょうか?


関連情報

勝浦朝市で人気のテイクアウトBEST3

勝浦朝市は400年以上の歴史を持つ、日本有数の伝統ある朝市です。地元の人はもちろん、観光客にも人気があり、早朝から活気にあふれています。そんな朝市の中で、今注目されているテイクアウトグルメを「定番」「手作り」「新顔」のバランスで3つ紹介します。

1位:丸竹都寿し本店のにぎり寿司・巻き寿司

明治創業の老舗寿司店・丸竹都寿し本店が提供するにぎり寿司や太巻きは、朝市エリアの不動の定番です。地元勝浦港で水揚げされたばかりの新鮮なネタを使った握りたての寿司が、そのままテイクアウト可能で、朝から贅沢な味わいが楽しめます。中でもマグロ、アジ、イカなどは人気が高く、パックにぎりは早い時間に売り切れることもあるそうです。寿司屋の前に並ぶ木箱に整然と詰められた寿司は、見た目も美しく、手土産にしても喜ばれます。

2位:加美の手づくり惣菜セット

地元の家庭料理を味わいたいなら、加美の手づくり惣菜コーナーがおすすめです。勝浦産の野菜を使って作られたおこわ、煮物、ぬか漬けなどが小パックで並び、優しい味わいとどこか懐かしさを感じる人気商品となっています。中でも、山菜おこわはもち米の旨味が感じられ、冷めてもおいしいと評判です。朝市ならではの素朴な味がぎゅっと詰まった一品で、お弁当としてそのまま持ち帰っても便利です。

3位:肉厚エンガワ棒寿司(新登場)

2025年に登場したばかりの肉厚エンガワ棒寿司は、新しい朝市グルメとして話題を集めています。エンガワをニンニク醤油に漬け込んでから軽く炙り、酢飯と一緒に巻いた棒寿司スタイルで、脂の乗ったコクと香ばしさが楽しめる新感覚のテイクアウト寿司です。ボリュームもあり、1本で満足感の高い仕上がり。透明なケースに入っていて見た目にも高級感があり、若い観光客からも注目されています。

3つのテイクアウトは、いずれも朝早くから並び始め、午前中には売り切れることもあるため、勝浦朝市を訪れる際は早めの来場がおすすめです。毎朝変化するラインナップの中でも、これらは特に人気が高く、地元ならではの味と出会える魅力があります。

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