ザキヤマ×高田純次が浅草で超自由旅!堤真一にも遭遇
2025年7月31日に放送された日本テレビ「ゴールデンタッグ」は、豪華芸能人同士がユニークなコンビで旅やチャレンジに挑戦するバラエティ番組です。今回は、ザキヤマこと山崎弘也と高田純次による自由すぎる浅草旅を中心に、あのと石原良純の熱海食べ歩き旅、Travis Japan宮近海斗や浮所飛貴らが参加した街ブラ&物件ロケ、槙野智章とダイアン津田の賞金チャレンジなど、個性あふれるタッグ企画が盛りだくさんでした。
ザキヤマ×高田純次が自由奔放に浅草を満喫
番組の最初に登場したのは、山崎弘也(ザキヤマ)と高田純次の“テキトータッグ”による浅草ぶらり旅です。開始早々から寄り道だらけで、予定通りにはいかないけれど、それがまた面白く、旅の随所で笑いを誘う場面が次々に登場しました。
浅草寺でクイズと猫の話題に大盛り上がり
最初に訪れたのは東京・浅草のシンボルである浅草寺。ここでは住職の上村さんが登場し、浅草寺創建の由来や寺にまつわる猫の話題からクイズが出されました。クイズの内容は、上村さんが飼っている猫の名前についてで、正解は「ケン」。歴史ある寺院に突然の猫トリビアという組み合わせがユニークで、印象に残るシーンとなりました。
瓦割り体験施設「カワラナ」でのひととき
次に訪れたのは瓦割り体験ができる施設「カワラナ」。瓦を割ることでストレス発散になると人気の場所ですが、2人はあえて体験せずに見学だけで終了しました。ここでも猫にまつわるクイズがあり、施設のオーナーが飼っている猫の名前「ガブ&チョップ」が紹介されました。瓦割りよりも猫の名前のインパクトが強く、ユニークなトピックが続きます。
花やしきで偶然の出会いとお化け役体験
その後向かったのは日本最古の遊園地花やしき。ここでは偶然、俳優の堤真一と鉢合わせするというサプライズもありました。園内ではお化け屋敷にも挑戦し、なんと2人がお化け役として中に潜入する体験を行いました。普段は驚かされる側の施設で“驚かせる側”を演じるという構成が、番組の自由な雰囲気を象徴していました。
ホッピー通りでクイズ満載の飲み歩き
旅の終盤は、昭和の風情が残るホッピー通りへ。ここでは「岡本酒場」「山加商店」「ととや」などの大衆酒場をハシゴしながら、食やお酒を楽しむ様子が映されました。途中で「なぜ前に進めなかったか?」というクイズも登場し、正解は“段差”でした。こうした細かな出来事もすべてクイズとして紹介されるのが、このロケの最大の特徴でした。
テンポよく次々に現れる名所、クイズ、猫、そしてサプライズゲストと、自由すぎる2人の空気感が浅草の街とぴったり重なり、見ていて楽しい旅となりました。予定調和ではない、まさに“寄り道こそが本番”のロケでした。
あの×石原良純の不思議コンビが熱海へ
続いて登場したのは、異色コンビとも言えるアーティストのあのと、ベテランタレント石原良純。行き先は静岡県熱海市で、文化・食・自然をバランスよく楽しむ、ちょっと不思議でゆるやかな2人旅が展開されました。
文学と歴史の象徴「お宮の松」で旅がスタート
旅のはじめに訪れたのは、尾崎紅葉の小説『金色夜叉』の名場面を再現した「お宮の松」と「貫一お宮の像」。物語の舞台となった海辺で、2人は像の前で記念写真を撮影し、明治の恋愛文学に思いを馳せました。あのの落ち着いた表情と良純の説明的なトークが対照的で、ゆったりした空気が流れていました。
平和通り商店街で熱海グルメを満喫
その後は、観光客にも人気の熱海平和通り商店街で食べ歩きに挑戦。まず味わったのは、熱海あつおくんの3連串まん。見た目もかわいく、ひと口サイズで食べやすい串焼きです。続けて立ち寄った「磯揚げ まる天 熱海店」では、プリプリのたこ棒を堪能。揚げたての食感が印象的でした。
さらに訪れたのは、和と洋の融合スイーツ「usagiiya by 源楽」で、のむわらび餅 いちごミルクをテイクアウト。もちもち食感のわらび餅に甘酸っぱいいちごの風味が重なり、旅の途中にぴったりの癒しの一品となっていました。
金目鯛ラーメンと海鮮で名物づくし
昼食には、金目鯛の出汁を贅沢に使ったラーメンが名物の「熱海ゴールデンアイ」を訪問。魚介の旨味が溶け込んだスープに、2人とも満足した様子。その後も「おさかなパラダイス」に立ち寄り、いくら丼やアジフライ、刺身定食など、ボリュームたっぷりの海鮮メニューを味わいました。グルメづくしの時間に、緩やかながらもしっかりと食を楽しむ旅の醍醐味が詰まっていました。
森の空中散歩とジャムの贈り物で締めくくり
旅の終盤には、星野リゾートが手がける「リゾナーレ熱海」へ移動。アスレチック施設「森の空中散歩」では、ソラノビーチBooks&カフェにも立ち寄り、旅を振り返る時間を過ごしました。最後に、あのが石原良純に手渡したのは、つみたて苺の贅沢ジャム。素朴だけど心のこもったプレゼントで、旅の終わりを温かく締めくくりました。
ユニークな組み合わせの2人ですが、互いの個性がうまく混ざり合い、自然体のままに熱海の魅力を伝える旅になっていました。ぶつかり合うことなく、ちょうどいい距離感で進む様子が心地よく、見ている側もほっこりとした気持ちになれる内容でした。
天竺鼠・川原が異色タッグで3連ロケに挑戦
芸人・川原克己は今回、まったくタイプの異なる3人と次々にタッグを組み、全く異なるテーマでロケを敢行しました。アイドル、ジャニーズJr.、キャラクターという組み合わせながら、どのロケも成立させてしまう川原の不思議なバランス感覚が光るコーナーでした。
Travis Japan宮近海斗と“激安商店”を探訪
最初のロケパートナーはTravis Japanの宮近海斗。2人が訪れたのは、東京・足立区にある「ゑびすや商店」。地元で知られる激安スーパーで、目玉は毎月1日に開催される「バカ値市」。この日は破格の商品が多数並び、まとめ買いするお客さんでにぎわいます。商店の唐鎌社長が登場し、仕入れルートや価格の仕組みなど、驚きの安さの理由を明かしました。
宮近は商品に興味津々で、川原のボケを交えつつ、店内をくまなくリサーチ。日常感のあるロケながら、テンポよく紹介が進み、普段のジャニーズ出演とは一味違う宮近の素顔も垣間見える展開でした。
浮所飛貴と“18億円の豪邸”を訪問
次に登場したのは、美 少年の浮所飛貴。川原とともに、東京・代々木上原にある築15年・18億5000万円の豪邸へ足を踏み入れました。玄関では本物のアンモナイトの化石が来客を迎え、家の中には地下室、エレベーター、中2階の巨大収納スペースなど、贅を尽くした構造が次々と紹介されました。
家具や装飾品も上質なものがそろい、浮所は終始驚きの表情。住宅情報誌でしか見られないような世界を、リアルに歩いて体験することで、視聴者にも非日常感を伝える内容となりました。
ガチャピンと“横浜街ブラ”で意外な名コンビに
最後に川原が組んだのは、なんとガチャピン。緑の人気キャラクターとのペアで向かったのは、**横浜市にある「横浜橋通商店街」です。この場所は、住みたい街ランキングで何年も上位をキープしているエリアのひとつ。昔ながらのアーケード街で、地域密着の店舗がずらりと並びます。
ここで2人は、韓国食材を扱う「南山家キムチ」を訪れ、名物の白菜キムチを試食。川原のコメントに対して、ガチャピンがうなずいたりリアクションを取る場面もあり、言葉はなくても空気が通じ合うような不思議な関係性が展開されました。
異なる世代、ジャンル、個性を持つ3人とのタッグでしたが、どの場面でも川原のゆるさと柔軟な対応力が印象的でした。それぞれの魅力を自然に引き出す構成で、バラエティとしても情報番組としても楽しめる内容となっていました。
槙野×ダイアン津田の100万円ミッションに挑戦
番組のラストを飾ったのは、元サッカー日本代表の槙野智章と、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏による“真逆コンビ”によるチャレンジ企画。スポーツで鍛えた熱血タイプと、ボヤきの多いネガティブキャラが、どこまで力を合わせられるかが見どころとなりました。
巨大な氷を溶かして賞金を狙う!
最初のミッションは、巨大な氷の中に埋められた現金を溶かして取り出すチャレンジ。2人は道具を使って氷を砕き、手で触れるたびに冷たさに顔をしかめながらも協力して作業を進めました。試行錯誤の末、制限時間内に見事成功し、賞金50万円を獲得。ここで一気にチームワークに自信をつけた様子がうかがえました。
ボレーシュート対決で体力勝負
次なる挑戦は、タッグでボレーシュートを決めるミッション。サッカー経験者の槙野と、まったくの素人である津田のコンビにとって、なかなかハードな課題です。ボールをリフティングから浮かせてシュートするという高難度の動きを、なんと58球分も繰り返し試行。何度も惜しい場面はありましたが、残念ながらこのチャレンジは失敗という結果に終わりました。
それでも、チャレンジの最中、落ち込みがちな津田に対して槙野が何度もポジティブな声をかけて励ます姿が印象的でした。普段はバラエティ色の強い番組ながら、このパートでは2人の“素”が垣間見え、まるでドキュメントのような空気感が漂いました。
2人の相反する性格が、衝突することなく補い合う形で進んだこの企画は、ただの笑いではなく、人間味のある挑戦として視聴者の心に残るコーナーとなりました。熱さとユルさ、緊張感と笑いが入り混じる展開は、「ゴールデンタッグ」らしい締めくくりでした。
今回の「ゴールデンタッグ」は、バラバラな個性が掛け合わさったからこそ生まれる化学反応が見どころでした。笑い、グルメ、偶然の出会い、そしてチャレンジ。どのタッグも予想外の展開ばかりで、次回の組み合わせにも期待が高まります。旅行気分を味わえるスポット情報としても、思わず出かけたくなるような内容が詰まっていました。
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