【ぐるナイ秋の料理時間ハンデマッチSP】中村和成緑茶あんかけ焼きそばレシピ＆アジの南蛮漬け対決！凡人軍団の奇跡と笑いの結末｜2025年10月30日

秋の料理時間ハンデマッチSP！鉄人中村シェフが見せた“家庭で真似できるプロ技”とは？

秋の料理時間ハンデマッチSP！鉄人中村シェフが見せた“家庭で真似できるプロ技”とは？

2025年10月30日に放送されたぐるぐるナインティナイン（ぐるナイ）秋の料理時間ハンデマッチSP。今回のテーマは「時間と予算のハンデマッチ」。凡人チームが“1万円・60分”で挑むのに対し、鉄人・中村シェフ（LA BONNE TABLE）は“1000円・30分”という圧倒的不利な条件で勝負しました。
対決テーマは、秋の味覚を生かした『あんかけ焼きそば』と『アジの南蛮漬け』。限られた食材でどこまでおいしく仕上げられるか、料理人としての真価が問われる戦いです。

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10月30日(木) 20:00～
日本テレビ「#ぐるナイ」#許豊凡が出演いたします！
ぜひお見逃しなく🧸@guru99_ntv #INI https://t.co/2UBn0MhGpV

— INI (@official__INI) October 23, 2025

あんかけ焼きそば対決：きのこの香りとお茶だしの極上ハーモニー

凡人チームが4,725円分の食材をコモディイイダで購入し、チンゲン菜やうずらの卵、ホタテなど豪華にそろえた一方で、中村シェフの買い物はたった6品・990円分。
食材は、しめじ・しいたけ・まいたけ・長ネギ・豚ひき肉・焼きそば麺のみ。シンプルながらも、きのこの旨味を最大限に引き出す構成でした。

ポイントは、具材を炒めた後にお茶の葉からとっただしを加えること。
お茶特有の香ばしさと渋みが、豚ひき肉ときのこのコクを引き締め、奥行きのある味わいに。そこへしょうがと柚子こしょうを少量加え、香りと辛味のバランスを整えました。短時間でありながら、まるで料亭のような深みが生まれるのです。

さらに驚きなのは、麺をトースターで焼くという発想。両面をカリッと焼くことで香ばしさが際立ち、フライパンよりも時短。これが鉄人流“家庭でも再現できる時短ワザ”として注目を集めました。

中村シェフは「節の3つ目と4つ目の間に指を入れて引っ張ると、エビの殻が一気に剥ける」という裏技も披露。手早く仕込みを終え、仕上げのとろみづけには片栗粉をお茶だしで溶くという徹底した無駄のなさ。
結果、審査員10人のうち7人が中村シェフの一皿に軍配を上げました。凡人チームの長谷川考案“あんかけ焼きそばパン”や酒井の“チョコ焼きそば”といったユニーク料理を抑えての見事な勝利でした。

アジの南蛮漬け対決：ゆずの香りで爽やかに仕上げる

第2ラウンドは『アジの南蛮漬け』。
凡人チームはアジやピーマン、玉ねぎに加え、鶏もも肉や納豆、キムチまで購入して自由奔放な創作料理に挑戦。一方、中村シェフはアジ・にんじん・玉ねぎ・ゆずのわずか4品（727円分）で挑みます。

アジは5枚におろし、片栗粉をまぶしてカラリと揚げます。魚の皮は温かいフライパンに10秒当てるだけで簡単に剥けるという時短技を披露。
漬けダレはしょうゆ・酢・酒・みりん・ゆず果汁を合わせたもので、そこに野菜の塩もみ汁を加えるのがポイント。これにより味がまろやかになり、全体の酸味が程よく調和します。
仕上げにゆずの皮を削り、香り高い爽やかな一皿に。

凡人チームのエースが作ったタレは「しょっぱい」と言われ、途中でポン酢やはちみつを加えて調整するなど苦戦。結果は5対5の引き分けとなりましたが、中村シェフの技術と合理的な調理工程は審査員から高く評価されました。

鉄人中村シェフの“家庭でも使えるプロ技集”

・お茶の葉を使うことで、安価でも高級感のあるだしが取れる
・麺はトースターで焼くと香ばしさと時短を両立
・エビの殻は“節”を狙えば一瞬で剥ける
・魚の皮はフライパンの熱で10秒温めるだけでスルリ
・野菜の塩もみ汁をタレに活用して味の一体感を出す
・ゆずや柚子こしょうを活かし、少ない材料でも香りで満足感を演出

これらのテクニックは、忙しい日常の中で「おいしい料理を短時間で作りたい」という人にぴったりの方法です。

番組を通して見えた“料理の本質”

「高い食材を使わなくても、知恵と工夫で料理は劇的に変わる」――
中村シェフの料理は、そんなメッセージを体現していました。
凡人チームが豪華食材と時間を使う中、鉄人は限られた条件で最大の味を引き出す。それはまさに料理人としての哲学です。
また、番組では笑いありの展開も満載で、長谷川の自転車トラブルを巡るやり取りや、チョコ焼きそばの暴走アイデアなど、バラエティとしての面白さも健在でした。