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【秘密のケンミンSHOW極】青森の『イギリストースト』が熱い!焼いて食べる派も急増中?限定フレーバー2025と英国大使コメントが話題|2025年10月30日

秘密のケンミンSHOW極!

甘じょっぱさが止まらない!青森県民のソウルフード『イギリストースト』の魅力

「甘いパンってどれも似たような味じゃない?」そう思ったこと、ありませんか?でも青森の人たちにとって“甘いパン”はちょっと特別。それが『イギリストースト』。青森県では知らない人がいないほどの人気パンで、朝食にもおやつにも登場します。この記事では、なぜこのシンプルなパンが何十年も愛されてきたのか、その秘密をまるごと紹介します。読めばきっと、あなたも食べたくなるはずです。

シンプルなのにクセになる『イギリストースト』とは?

『イギリストースト』は、青森市に本社を構える工藤パンが1967年に発売したご当地パン。山型食パンの間にマーガリンとグラニュー糖を挟んだだけの、驚くほどシンプルな構成です。名前に“トースト”とありますが、実際は焼かれていません。袋を開けるとふわっと甘い香りが漂い、かじると砂糖の「ジャリッ」という食感とマーガリンのコクが広がります。青森の人にとっては“当たり前の味”ですが、県外の人が初めて食べると「えっ、こんなにおいしいの?」と驚くほど。

このパンが「イギリス」と名付けられた理由は、山型食パンのことを昔“イギリスパン”と呼んでいたことから。だからこそ『イギリストースト』という名になったのです。パッケージには英国の国旗・ユニオンジャックがデザインされ、どこか懐かしい雰囲気。まさに青森の“英国風ローカルパン”なのです。

イギリストースト | 株式会社工藤パン

青森の食文化が生んだ“甘じょっぱ系”の代表選手

なぜ青森でここまで愛されるのか。その理由は“甘いもの好き文化”にあります。青森県では、赤飯も茶碗蒸しも甘い味つけが一般的。塩味より甘みを好む土地柄が、この『イギリストースト』を受け入れる土壌を作りました。マーガリンの塩気と砂糖の甘さが絶妙に混ざり合い、食べるたびにどこか安心する味わい。まさに“地味だけど忘れられない”パンです。

年間出荷数はなんと約500万個。青森県の人口130万人に対し、1人あたり3個以上食べている計算です。朝ごはんに、部活帰りの軽食に、夜のおやつに。県民の生活にしっかり根づいた存在なのです。

バリエーションがすごい!“進化する”イギリストースト

発売から半世紀以上たった今でも、工藤パンは常に新しい味を生み出しています。人気の派生シリーズには、『小倉&マーガリン』『抹茶クリーム』『4種のベリー&マスカルポーネ』などがあり、季節限定の味が登場するたびSNSでも話題に。しかも、どの味にも共通しているのは“あの砂糖のジャリッと感”。この食感がある限り、「やっぱりイギリストーストだよね」と納得できるんです。

さらに、ファンの間では“焼いて食べる派”も存在。トースターで軽く焼くと、砂糖がカラメル状にとろけ、外はカリッ、中はじゅわっと甘い新食感に変化します。冷たい牛乳と一緒に食べると、まるで懐かしの喫茶店スイーツのよう。

海外からも注目!英国大使も認めた“青森の誇り”

2023年には、駐日英国大使ジュリア・ロングボトム氏が工藤パン本社を訪問し、『イギリストースト専用製造ライン』を見学。「イギリスの名を冠したパンが日本でこれほど愛されているのは素晴らしい」とコメントしました。大使の訪問がニュースで報じられると、県民からは「ついに世界に認められた!」と喜びの声があふれたそうです。青森にとって、『イギリストースト』は単なるパンではなく、地元のアイデンティティなのです。

どこで買える?県外でも手に入る方法

『イギリストースト』は、青森県内ならスーパーやコンビニでほぼ確実に入手可能。お土産コーナーにも並びます。県外では流通が限られますが、東京のあおもり北彩館では数量限定で販売中。最近ではオンラインショップや一部の地方物産展でも購入できるようになりました。冷凍保存もできるので、まとめ買いして“青森の味”を自宅で楽しむ人も増えています。

まとめ

この記事のポイントは3つです。
・『イギリストースト』は1967年に工藤パンが発売した、青森県民に愛される“焼かないトースト”
・甘い文化の根づく青森で、“甘じょっぱ系”の代表として日常に溶け込んでいる
・多彩なフレーバー展開と英国大使の訪問で、今や“青森の顔”として全国に注目されている

一口食べると、マーガリンの香りと砂糖の甘さがふわっと広がり、どこか懐かしい気持ちになる——それが『イギリストースト』。青森を訪れたら、ぜひ現地のスーパーで手に取ってみてください。その味のシンプルさと温かさに、きっと笑顔になるはずです。

イギリストースト | 株式会社工藤パン

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