飲めるタコスと飲めるケーキが示す“新しい体験グルメ”
このページでは『一茂×かまいたち ゲンバ(2026年1月18日)』の内容を分かりやすくまとめています。
中目黒で行列を生み出す 飲めるタコス。
六本木で予約5か月待ちとなる 飲めるショートケーキ。
どちらも“食べる”を超えて、“体験するグルメ”へと進化した象徴です。
さらに渋谷では、世代を超えて熱が再燃する シール交換 が大ブーム。
東京の街で同時に起きている三つの現象が、この回ではドラマのように交差します。
飲めるタコスとは?
最近よく耳にする 飲めるタコス という言葉は、「噛む料理」であるはずのタコスが、スープに浸すことで“飲める感覚”に変わる新しい食体験を指します。見た目はボリューム満点なのに、口に運ぶと驚くほどスッと入ってくる。そのギャップこそが、このグルメの最大の魅力です。
ルーツはメキシコの郷土料理・ビリア。牛肉を香味野菜やスパイスと一緒に長時間煮込み、うま味を極限まで引き出した濃厚スープに、肉とチーズを挟んだタコスをディップして食べる伝統的なスタイルです。タコスの生地がスープを吸うことで一気にやわらかくなり、肉・チーズ・スープが一体化します。
番組で紹介された WAGYUチーズビリア も、この流れをくむ一品です。牛肉のコク、スパイスの香り、チーズのまろやかさが重なり、ガッツリ系の見た目とは裏腹に、最後は“飲むように”完食できてしまいます。この感覚こそが、今「飲める」と表現される理由です。
BLUE ENTRANCE KITCHEN 中目黒の魅力
BLUE ENTRANCE KITCHEN 中目黒は、沖縄・恩納村で生まれたタコスブランドを東京に持ち込んだ注目店です。掲げるテーマは「Innovative Fusion Tacos」。伝統と遊び心を掛け合わせたタコスが、多くの人を惹きつけています。
沖縄総本店は、海を感じるロケーションと開放的な空間で知られ、観光客と地元客の両方から支持されてきました。その看板メニューが 飲めるタコス。このスタイルを都市型にアップデートしたのが中目黒店です。
中目黒店はSNSでも「行列必至」「回転は早いけど満足度が高い」と話題。メニューの軸となるのが BEKタコス TOP3ピースコンボ です。複数のタコスを組み合わせて食べ比べできるため、ビリア系と食感重視系を一度に楽しめます。
特に人気なのが「BEKゴールドエクスペリエンス」。香ばしくグリルしたチキンとビーフに、チーズ、フレッシュサルサ、マスタードがきいたオリジナルソースが重なり、力強い味わいを生み出します。「ザクザクフィッシュ」はコーンフレーク衣による軽快な食感が特徴で、ガッツリしすぎない爽やかさがあります。
さらにドリンクも充実しており、ビールやカクテルと合わせることで 飲めるタコス体験 が完成します。料理と飲み物が一体になった、完成度の高いグルメ空間です。
飲めるショートケーキが生まれる理由
Patissiere MAYOは、六本木の路地裏にひっそりと佇む、完全予約制のスイーツバーです。コンセプトは「食後の2軒目」。夜にこそ味わいたい、出来立てデザートの世界を提供しています。
カウンターは8席ほど。ここでは、すべてのスイーツが注文を受けてから作られます。看板メニューは「できたてしょーとけーき」。スポンジは当日焼き上げ、生クリームは食べる直前にホイップ。組み立ての様子を目の前で見せることで、期待感が一気に高まります。
焼きたてスポンジは空気を多く含み、フォークを入れただけで崩れそうなほど軽やかです。そこに2種類をブレンドした生クリームと、厳選された国産フルーツが重なります。余計な装飾を排し、素材のバランスだけで勝負する構成だからこそ、口に入れた瞬間に溶けるように消えていきます。
この感覚が、常連客の間で 飲めるショートケーキ と呼ばれる理由です。シャンパーニュやワイン、紅茶との相性もよく、大人が静かに楽しむためのデザート体験が完成しています。
平成レトロが再燃する シール交換
平成レトロカフェ RETOPOは、平成カルチャーを体験できる渋谷の人気スポットです。店内にはプロフィール帳、雑誌、キャラクターグッズなどが並び、入った瞬間に平成へ引き戻されます。
特徴的なのが、ガラケーやデジカメの貸し出しサービスです。撮った写真をその場で楽しむという体験そのものが、平成らしさを強く感じさせます。90分制の利用スタイルで、クリームソーダやレトロスイーツを味わいながら、ゆったり過ごせます。
番組では、この空間で シール交換 が行われました。シール帳を広げ、相手と交渉しながら交換するという行為そのものが、懐かしさと新鮮さを同時に呼び起こします。水やラメ入りのレアシールは価値が高く、交換の駆け引きも含めて一つの遊びとして成立しています。
ヴィレッジヴァンガード渋谷本店はシール文化の最前線
ヴィレッジヴァンガード渋谷本店は、「遊べる本屋」という独自路線を貫く大型店です。渋谷本店はその象徴的存在で、サブカルチャーの発信地として長年支持されています。
中でもシール売り場は圧巻です。レトロ系から最新デザインまで幅広く揃い、ボンボンドロップシール などの人気商品は即完売することもあります。限定デザインやコラボ企画も多く、訪れるたびに新しい発見があります。
シール帳を手に選ぶ時間そのものが楽しく、「次はどこに貼ろうか」と考えるだけでワクワクします。ここは単なる売り場ではなく、シール交換 文化の現在地を体感できる場所です。
一茂×かまいたち ゲンバが切り取った東京の今
一茂×かまいたち ゲンバ が映し出したのは、「飲める〇〇」と「シール交換」という二つのムーブメントでした。どちらも共通しているのは、体験そのものを楽しむという価値観です。
中目黒の 飲めるタコス、六本木の 飲めるショートケーキ は、食べ方そのものを更新しました。一方、渋谷の シール交換 は、過去の文化を今の感性でよみがえらせています。
グルメとカルチャーが交差する現場を丁寧に追うことで、この番組は「いま東京で何が起きているのか」を鮮明に伝えています。街を歩く視点が、少し変わって見える。そんな余韻を残す内容でした。


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