【突破ファイル】堤防決壊で漂流!?自衛隊ヘリの奇跡の救出劇と水害対策術まとめ|2025年6月12日放送

突破ファイル

漂流マンションの大脱出劇と“魔の側溝”からの救出法を再現!

2025年6月12日(木)放送の「THE突破ファイル」(日本テレビ系列・19:00~19:54)では、自然災害や身近な事故から人命を守るために行われた驚きの突破劇が特集されました。今回取り上げられたのは、「町を襲う暴れ川と漂流マンションからの脱出劇」、「抜け出せない側溝に挟まった少年の救出」、そして「激流に飲まれた川からの救出劇」です。日常に潜む危機をどのように乗り越えたのか、緊張感あふれる再現ドラマとクイズ形式で紹介されました。

暴れ川に孤立した町…自衛隊の決死の救助ミッション

最初に紹介されたのは、大雨で堤防が決壊し暴れ川が町を襲ったエピソードです。陸上自衛隊が出動し、住宅街の電柱や家屋に取り残された住民をヘリコプターで救助する姿が描かれました。決壊現場から離れた地域では、浸水を恐れて人々がスーパーで食料を買い占め、自宅に閉じこもってしまう事態も発生。翌朝には水位が一気に上昇し、住民たちは完全に孤立してしまいました。

●被災したマンションでは、高齢者が多数取り残されていました。その中には頭を強く打って動けなくなった高齢女性も。エレベーターは停止し、救出には屋上までの搬送が必要でした。

●この時の突破方法として紹介されたのが、即席担架の作成です。住民たちは手近な物で担架を作り、おばあちゃんを慎重に屋上まで運び上げました。

●ヘリコプターにはストレッチャーのスペースが限られており、人数を減らして搬送する必要がありました。さらに建物には亀裂が入り崩壊の危険も迫る中、まずは3人の住民を救助し、残りの人は後から戻って救助するという判断が下されました。

漂流するマンションから大人と乳幼児をどう救出?

次のエピソードでは、濁流の中に取り残された漂流マンションの住人を全員救出する難題が取り上げられました。残されたのは大人5人と乳幼児。特に乳幼児は母親と一緒にストレッチャーで運ばなければならず、通常の救助よりも時間がかかる状況でした。

●この時の問題点は、ヘリの燃料が残り少なく、着陸もホイスト(ワイヤーでの吊り上げ)もできない状況だったことです。

●突破方法として採られたのは、ヘリコプターを屋上の縁にぴったり横付けし、住人がそこに直接乗り込む方法でした。ホイストを使わず、最短の時間で一人ずつ乗せることで、燃料を節約しつつ全員を救出することができました。

このシーンでは、判断力と現場の冷静な連携が命を救ったことが強調されていました。

側溝にハマった少年の救出方法は?

続いては、日常生活でも起こりうる**“側溝の事故”**。雨の日に外で遊んでいた少年が、ふとした拍子に側溝に足を取られてハマり、抜けなくなってしまいました。水位はどんどん上がってきており、このままでは少年が溺れてしまう可能性も。

●この時、レスキュー隊員がとった驚きの突破法は、自らが側溝に入り込んで体で水流をせき止めるという方法でした。

●体を盾にして水圧を抑え、その隙に仲間が少年を一気に引き抜いて救出しました。こうした連携と判断が、わずかな時間差で生死を分ける状況での成功につながりました。

激流にさらわれた少年をどう助けた?

最後に紹介されたのは、家族でキャンプに来ていた際に、川の流れにのまれてしまった少年の救出エピソードでした。川の中で意識を失いかけている少年を見つけた大人たちがなんとか助けようと試みますが、川の勢いが激しく近づくことができません。

●この場面での突破法は、針金状の鉄の棒を使って、少年の脇に引っかけて引き寄せるという方法でした。体に直接触れなくても、道具を使って安全に距離を縮め、救出に成功したのです。

この事例では、柔軟な発想と道具の活用が人命救助につながることが示されました。

放送後も見逃し配信あり!

今回紹介された全てのエピソードは、TVerやhuluにて配信中です。現場の緊張感をリアルに再現した再現ドラマや、毎回登場する突破クイズは、自宅でも災害時の対応力を学べる貴重な機会となっています。

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