【ZIP!】千葉・タケイファームの「ムリなく稼ぐ農業」とは?高級野菜アーティチョークも登場|2025年6月23日放送

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美麗-Bi-ray-登場&ミシュランも注目「ムリなく稼ぐ令和式農業」

ZIP!の特集では、令和ならではの新しい農業の形が紹介されました。今回は、千葉県柏市の「タケイファーム」が取り上げられ、注目を集めている「ムリなく稼ぐ農業」の秘密に迫りました。さらに、人気アーティスト「美麗-Bi-ray-」の4人もゲスト出演し、話題を盛り上げました。

ミシュランシェフも大注目!タケイファームのレア野菜たち

千葉県柏市にある「タケイファーム」は、夫婦ふたりだけで経営している小規模農家ですが、驚くほどの成果を上げています。年収はなんと、1年に一度クルーズ船で世界一周旅行できるほどです。この驚きの収入を生み出しているのは、普通の野菜ではなく、こだわり抜いた高級野菜や珍しいレア野菜です。

その中でも特に注目されているのが「ナスタチウム」です。ナスタチウムは、鮮やかな葉っぱが特徴で、サラダなどの料理に使われる高級野菜です。ミシュランの星付きレストランのシェフたちも愛用する人気食材で、一般にはなかなか流通しない珍しさが魅力です。

タケイファームでは、ほかにも「オイスターリーフ」や「花ニラ」「ベビーリーフ」など、独自のレア野菜を栽培しています。オイスターリーフは、その名の通り牡蠣のような風味が楽しめる葉物野菜で、料理に使えば驚きの味わいを演出できます。

また、タケイファームではすべての野菜を「1つ売り」で販売しています。一般的な農家が行う量り売りではなく、1つ1つの商品としてしっかり価値をつけて売ることで、利益率を高めています。現在、約40店舗もの飲食店と直接契約し、安定した出荷先を確保しています。野菜の希少性と品質の高さが評価され、全国のシェフたちから熱い支持を受けているのです。

オリジナル野菜「さや大根」も話題

タケイファームが生み出したアイデア野菜「さや大根」も、注目されています。これは、大根の花が咲いたあとにできる実の部分を食材として活用したものです。こうしたユニークな発想で、年間約140種類もの野菜を育てています。これらの野菜は、飲食店向けに直接出荷され、一般市場にはほとんど出回らない珍しいものばかりです。

タケイファームの野菜は「EST」や「フォーシーズンズホテル東京大手町」など、名だたる高級店で使用されています。ミシュランガイド掲載の店舗でも利用されていることから、その品質の高さと希少性がうかがえます。

「ムリなく稼ぐ」農業の秘密を現場で体験

タケイファームの農業は「ムリなく稼ぐ」がキーワードです。その秘密を探るため、水卜麻美アナウンサーが実際に畑作業を体験しました。

タケイファームでは、独自の方法で種まきをしています。地面に足跡をつけながら歩き、その跡に種を上から落としていくだけです。これにより、腰を曲げる必要がなく、身体への負担を減らしつつ効率よく作業が進められます。種を落としたあとは、足で軽く土をかけて終わりというシンプルな方法です。

また、働き方も特徴的で、1日4~5時間程度の作業で十分だそうです。さらに、雨の日は無理に作業せず、休みにするというスタイルで、長く続けやすい農業を実現しています。

国内最大級のアーティチョーク畑も紹介

タケイファームのもうひとつの目玉が、国内最大級のアーティチョーク畑です。広さは野球場4つ分ほどもあり、約800株のアーティチョークが栽培されています。アーティチョークは、ヨーロッパでは春野菜の代表格とされる高級食材で、ここ日本でも人気が高まりつつあります。

水卜アナはアーティチョークの収穫を体験し、実際に調理も行いました。茎の部分をカットし、レモンと一緒に約40分茹でると、柔らかくて美味しいボイルアーティチョークが完成します。さらに、ワタを取り除き、強力粉をまぶして揚げたアーティチョークの唐揚げも試食し、その味を確かめていました。

アーティチョークは1つ約800円と高価格ですが、その希少性と品質から多くの高級店が取り扱っている食材です。サラダやパスタ、フリットなど、さまざまな料理で活用されています。

令和式農業が全国から注目を集める理由

タケイファームのような「ムリなく稼ぐ農業」は、いま全国から大きな注目を集めています。武井さんは、企業や学校からの講演依頼も多く、農業の新しい可能性を広める活動を行っています。これから農業を始めたいと考えている人にとって、伝統的な方法だけでなく、アイデアと工夫次第で稼げる農業があることを示す良いお手本となっています。

美麗-Bi-ray-のメンバーも農業に興味津々

今回スタジオに登場した「美麗-Bi-ray-」の4人も、タケイファームの取り組みに興味を示していました。Emiさんは、家庭菜園で野菜を育てている父の姿を思い出し、珍しい野菜や農業の工夫に触れられたことがとても興味深かったと話していました。

令和ならではの新しい農業の形が、これからさらに広がりを見せそうです

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