群馬グルメと家族の温かさを味わう昼めし旅|2025年9月17日放送
高山村の3世代家族BBQと赤城和牛の魅力
今回の舞台は群馬県高山村。農業が盛んなこの村で、特産品は高山きゅうり。ご飯調査で訪れたのは山口さん一家、3世代8人家族が暮らす大きな家と広い畑を持つ家庭です。この日は庭でバーベキューが開かれ、食卓にはごちそうがずらり。『エビのアヒージョ』や『赤城和牛の焼肉』、さらに『タコとジャガイモと枝豆のバジルソース和え』など、彩り豊かな料理が並びました。特に印象的だったのは『ガーリックトースト』。バターとニンニク、パセリを混ぜたペーストをフランスパンに塗り、トマトのマリネをのせていただく一品で、トマトの酸味とニンニクの香ばしさが絶妙でした。
手づくりの店こすもすで出会った温かい食卓
次に訪れたのは、手芸材料と作品を販売する手づくりの店 こすもす。店主の飯塚さんが見せてくれたのは、家庭的で工夫に満ちた料理。『カボチャの煮物』はきび砂糖とめんつゆで優しい味わいに仕上げ、『スパゲッティサラダ』は卵やワカメ、ホワイトコーンなどを一緒に茹でてまとめる時短料理でした。『ワカメの酢の物』も加わり、素朴ながら栄養バランスが整った献立。スポーツ好き夫婦ならではの元気な食卓が印象的でした。
みどり市で具志堅用高が出会ったごちそう
続いて群馬県みどり市。シンボルはわたらせ渓谷鐵道。ここでは具志堅用高さんが地元の精肉店いたくらやを訪問。人気の『コロッケ』を味わいつつ、家庭では『豚のしょうが焼き』や『鶏むね肉とオクラの炒め物』を披露してもらいました。健康志向を意識したヘルシーな料理が印象的でした。さらに1875年創業の老舗近藤酒造では、金賞受賞の銘酒『黒檜 赤城山』が紹介され、そのお酒を使った『チキンのトマト煮込み』や『野菜の肉巻き』が登場。酒蔵ならではの旨みを生かした料理が光りました。
茨城県土浦市で出会ったレンコン料理
さらに取材班は茨城県土浦市へ。国内屈指のレンコン産地で、昭和25年創業のどら焼き専門店志ち乃を訪れました。名物『栗どら』を味わった後、七野社長夫人が用意したのは『濃厚トマトクリームパスタ』。レンコンの天ぷらやミニトマト、ベーコンを合わせた贅沢なパスタで、地元食材の魅力が詰まっていました。
群馬県太田市で青パパイヤに出会う
最後は群馬県太田市。毎年開催される『やぶ塚かかし祭り』でも知られる地域で、農家の斎藤さんが育てる青パパイヤが登場。『青パパイヤとツナの炒め物』や『バターナッツのポタージュスープ』が披露され、珍しい食材を生かした家庭料理に驚かされました。さらにご当地名物の上州太田焼きそばの名店もみの木では、『カレー焼きそば』や揚げ物が並び、太田ならではの食文化の奥深さを感じられました。
まとめ
この記事のポイントは以下の3つです。
・群馬県高山村の山口家で味わう『赤城和牛』と『ガーリックトースト』のBBQ
・手芸店こすもすや近藤酒造など地域の特色が光る食卓
・茨城土浦や群馬太田で出会う、レンコンや青パパイヤなど珍しい食材の家庭料理
今回の昼めし旅は、地域の特産品と家庭の工夫が光る料理の数々でした。地元の人々の温かさと一緒に味わうご飯は、どれも忘れられない魅力を持っていました。あなたも旅先で出会う「家庭の味」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
レシピ紹介
『ガーリックトースト』
材料
・フランスパン 1本
・バター 50g
・ニンニクペースト 大さじ1
・パセリ 少々
・トマトのマリネ 適量
作り方
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バターを常温に戻し、ニンニクペーストとパセリを混ぜる。
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フランスパンをスライスし、1のペーストを塗る。
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トースターで香ばしく焼く。
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トマトのマリネをのせて完成。
『エビのアヒージョ』
材料
・エビ 200g
・ニンニク 2片
・唐辛子 1本
・オリーブオイル 100ml
・塩 少々
作り方
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フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクと唐辛子を炒める。
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エビを加えて色が変わるまで火を通す。
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塩で味を調えて完成。
『チキンのトマト煮込み』
材料
・鶏もも肉 300g
・タマネギ 1個
・ニンジン 1本
・トマト缶 1缶
・日本酒 50ml
・塩・胡椒 少々
作り方
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鶏肉に塩胡椒を振り、フライパンで焼き目をつける。
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タマネギとニンジンを炒め、トマト缶を加える。
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鶏肉を戻し、日本酒を入れて煮込む。
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味を整えて完成。
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