“航空代の半額”で極上の船旅!家族にも人気のフェリー「それいゆ」乗船レポート
2025年7月21日放送の「DayDay.」では、今注目の長距離フェリー「それいゆ」に密着。横須賀港と新門司港を結ぶこの船は、なんと飛行機の半額ほどで乗れて、設備もホテル級。旅行アナリストの鳥海高太朗さんが実際に乗船し、約21時間の魅力たっぷりな船旅を体験しました。エントランスはとても広々としていて、乗船直後から旅気分が盛り上がります。この日の乗客は約200人で、4分の1が家族連れという人気ぶりでした。
豪華なお部屋は5タイプ!予算と人数で選べる
「それいゆ」では、旅行スタイルや人数に合わせて選べる5タイプのお部屋が用意されています。どの部屋も清潔で快適に過ごせる空間が確保されており、船とは思えないほどの居心地の良さが魅力です。価格は1万8000円からと、ホテルのような質に対してお得感があります。最上級の「デラックス」は、まるで高級ホテルのスイートルームのような広さと設備で、バス・トイレ・テラス付き。旅の特別な日にぴったりの空間です。
各部屋タイプの詳細と特徴
部屋タイプ | 特徴・おすすめポイント |
---|---|
デラックス | 洋室タイプの2名用個室。約24㎡の広さに加え、6.8㎡の専用テラス付き。バス・トイレ完備で静かにくつろげる空間。カップルや記念日旅行に最適。 |
ステート | 最大4名まで泊まれる和洋室タイプ。18㎡前後の室内にはシャワーとトイレも完備され、家族やグループに人気。 |
ステートウィズペット | ペットと一緒に旅したい人向けの個室。設備はステートと同じで、ペット専用備品も用意されており安心して泊まれます。 |
ツーリストS | 6〜8名の大部屋タイプで、各ベッドにテレビがついています。ひとり旅でも周囲に気兼ねなく過ごせる工夫がされています。 |
ツーリストA | カプセルベッド式の大部屋。上下段ベッドにカーテン付きで、最低限のプライベートが確保されているリーズナブルな選択肢。 |
お部屋には空調、コンセント、照明がしっかり備わっていて、どのタイプも清掃が行き届き快適に過ごせます。洗面台や共有トイレも近くにあり、特にツーリストクラスでもストレスなく使えるようになっています。荷物が多い人は広めの部屋を、価格を重視したい人はツーリストAを選ぶなど、旅の目的に合わせて選べるのが「それいゆ」の大きな魅力です。お子さん連れ、ペット同伴、ソロ旅、どんなスタイルでもぴったりの空間が見つかります。
温泉・サウナ・BBQ!リラックス空間が充実
「それいゆ」の船内には、船旅とは思えないほどのリラックス設備が整っています。中でも人気なのが、広々とした展望大浴場です。朝8時から夜まで何度でも入浴可能で、大きな窓から見える海の景色を眺めながら、ゆっくりお湯に浸かる時間はまさに至福。お風呂にはシャンプーやボディソープも備え付けられており、タオルを持っていけば気軽に利用できます。浴槽は屋内にありながら、海の上にいることを忘れるほどの開放感で、旅の疲れもすっきり流せます。
さらに、大浴場には本格的なドライサウナが設けられていて、90℃前後の温度でしっかり汗をかけます。水風呂はありませんが、シャワーで体を冷やせば十分に「ととのい」が実感できます。波の音を聞きながら外気浴をすれば、船の揺れさえも心地よく感じるほどです。
そして、晴れた日には後方デッキでのバーベキューもおすすめ。船上とは思えない設備が用意されており、新鮮な海の幸やお肉をその場で焼いて楽しめます。海風を感じながら食べるごはんは格別で、大人も子どもも思わず笑顔になる時間です。バーベキューは事前予約制のため、旅の計画段階での申し込みがおすすめです。
展望風呂、サウナ、BBQと、どれも旅の楽しみをグッと深めてくれる内容ばかり。「それいゆ」は単なる移動手段ではなく、船に乗っている間もずっと“非日常”が続く、そんな特別な時間を味わえます。
フラダンス&プラネタリウムも!飽きない船内イベント
「それいゆ」では、移動中の時間も退屈せずに過ごせるように、多彩なイベントが用意されています。まず目を引くのが、華やかなフラダンスショー。デッキやホールで披露される色鮮やかなダンスは、南国の空気をまとったような明るさで、乗客をやさしく包み込みます。船の上にいながら、まるでハワイに来たかのようなリゾート気分が味わえると好評です。
さらに注目なのが、プラネタリウム上映。船内のスクリーンルームでは、本格的な光学式機材を使った星空の映像が映し出され、ゆったりとビーズクッションに体を預けながら星の世界に入り込めます。上映は昼と夕方の2回。天候に左右されず、美しい星々を体感できるこの時間は、大人にも子どもにも人気があります。
また、一部の便では特別企画として「洋上の星旅」という星空解説イベントも開催されます。このイベントでは、星空作家やプラネタリウム専門家が登壇し、その日の空に見える星や神話についてわかりやすく話してくれます。解説はとても丁寧で、星に詳しくない人でも楽しめる内容です。イベントによっては事前申し込みや抽選制になることもあるため、乗船前に確認しておくと安心です。
フラダンスと星空、2つの“非日常体験”がひとつの船で楽しめるのは、「それいゆ」ならではの魅力です。単に目的地に着くための移動ではなく、船に乗っている時間そのものが旅のハイライトになります。
ごはんも絶品!地元の海の幸でお腹も大満足
「それいゆ」のレストランは、ただの船内食とは一線を画す充実ぶりです。特に人気なのが昼食に提供される「三崎港まぐろ&駿河湾産釜揚げシラス丼」。神奈川・三崎港の新鮮なまぐろと、静岡・駿河湾で獲れたふっくらしたシラスをたっぷり使った一杯は、見た目も味も大満足。船内の窓から広がる海の景色とともに味わうことで、まるで海辺の食堂にいるような贅沢な時間が過ごせます。価格も1200円からと手ごろで、乗船者の多くが注文する名物メニューです。
夜になるとメニューもさらに豪華に。「黒潮松花堂御膳」は、お刺身や煮物、焼き物などが一つの箱に彩りよく盛られた贅沢な定食で、旅の締めくくりにぴったり。九州の名物も取り入れられており、「佐世保レモンステーキ」はさっぱりしたレモン風味が特徴の地元料理。柔らかく焼かれたステーキは、お酒とも相性抜群です。また、「チキン南蛮定食」は甘酢とタルタルの組み合わせが食欲をそそり、子どもから大人まで喜ばれるメニューです。
以下の表で主なメニューと価格を確認できます:
メニュー | 価格目安 |
---|---|
三崎港まぐろ&釜揚げシラス丼 | 1200〜1400円(税込) |
黒潮松花堂御膳 | 約2400円(税込) |
佐世保レモンステーキセット | 約2000円(税込) |
チキン南蛮定食 | 約1400円(税込) |
どの料理も関東と九州、それぞれの港町の魅力を盛り込んでおり、「乗ってよかった」と思わせてくれるクオリティです。船の中でここまで本格的なごはんが楽しめるのは、「それいゆ」ならではの特長です。食事の時間も旅の楽しみのひとつとして、心から満たされる時間になるはずです。
情報ソース
・日本テレビ「DayDay.」番組情報(7月21日)
・CRUISE公式|クルーズ統計データ
・Condé Nast Traveler – クルーズ特集
・TabiChat|シーボーンやMSCベリッシマ特集
・ことわとクルーズ|寄港地グルメ紹介
・Cruise & Ferry|港整備とアジア戦略
※この記事は放送前の情報をもとに作成しています。内容は放送終了後に更新されます。
クルーズに持っていくべき持ち物リスト

ここからは、私からの提案です。クルーズ旅行をもっと快適に楽しむためには、準備がとても大切です。特に初心者の方にとっては、船の上という特殊な環境で「持ってきてよかった」と思えるアイテムがたくさんあります。ここでは、通の人も納得の便利グッズをカテゴリ別に詳しくご紹介します。
書類・貴重品まわり
まずは旅の基本となるアイテムです。パスポートや乗船カードはもちろん必須で、船内ではそれらをまとめておけるネックホルダー式のケースがあるととても便利です。紛失の心配も減ります。また、チップ文化のある地域では少額の現金が重宝します。お釣りが出ない場面もあるため、小銭や1ドル札などを用意しておくと安心です。
洗面・衛生グッズ
クルーズ船のアメニティは最小限の場合が多く、歯ブラシ・歯磨き粉・リップクリーム・綿棒などは自分で持参しましょう。日差しの強いデッキや寄港地では日焼け止めやアロエジェルも役立ちます。制汗剤や携帯除菌シート、マスクなども、清潔で快適な旅をサポートしてくれます。
健康・医療関連
船酔いや疲れに備えて、酔い止め薬・鎮痛剤・常備薬は忘れずに。特に体調を崩しやすい方は、絆創膏や目薬も用意しておくと安心です。閉鎖空間でのウイルス対策として、携帯用のハンドジェルもあると安心です。
衣類・天候対策アイテム
船の中や寄港地では服装の切り替えが重要です。水着は2枚あると乾かしながら使いまわせるのでおすすめです。日中は日差しが強くても、夜は冷えることが多いため、軽めの羽織りや薄手のジャケットが活躍します。スマートカジュアルな服装は、レストランやイベント時に必要になることもあります。
カテゴリ | アイテム | 用途と理由 |
---|---|---|
書類・貴重品 | パスポート・乗船カード | 入出港や身分確認に必須 |
ネックホルダー | 船内でカード類をまとめて管理 | |
小額現金(チップ用) | サービス利用時や寄港地で使用 | |
洗面・衛生 | 歯ブラシ、日焼け止め、リップなど | 船内備え付けがない場合も多い |
医療・健康 | 酔い止め薬、常備薬、目薬 | 船酔い対策や体調管理 |
衣類 | 水着2枚、羽織り、ドレス服 | 天候変化・シーン対応に |
あると快適なその他の便利グッズ
マグネット式のフックや吊り下げオーガナイザーは、限られた客室スペースを有効に使うための定番アイテムです。さらに、ランドリーバッグや洗濯用洗剤があれば、連泊中の洗濯にも対応できます。スマホの充電が不安な方はモバイルバッテリーとUSB充電器もお忘れなく。
防水ポーチやウェットバッグは、プールやビーチで濡れた衣類を分けて持ち運ぶときに便利です。加えて、耳栓やアイマスク、ネックピローなどは睡眠の質を上げてくれます。
クルーズ旅行は「持ち物」で快適さが大きく変わります。海の上という特別な空間では、いつも以上に準備が大切です。今回ご紹介したアイテムを参考に、安心で楽しい船旅を準備してくださいね。放送後には、実際に紹介されたパッキングのヒントや旅の実例を追記予定です。
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