“夢中”が生むカラダの幸せ!『Going!特別版 カラダWEEK×THE★レジェンド』
「最近、なんだか疲れが取れない」「運動したいけど続かない」そんな人にピッタリの番組が放送されました。日本テレビ系で放送された『Going!特別版 カラダWEEK×THE★レジェンド』では、今年のテーマ「“夢中”でカラダを幸せに!」をもとに、芸能人やトップアスリートたちがそれぞれの“夢中”を通じて、心と体を健康に保つ秘訣を語りました。この記事では、全エピソードを通じて見えてきた「夢中になる力」がもたらす驚きの健康効果を、専門的な視点でわかりやすく紹介します。
芳根京子が語る“夢中”の癒し、コジコジアニメがくれる安らぎ
女優の芳根京子さんが今ハマっているのは、童心をくすぐる『コジコジ』のアニメ。忙しい撮影の合間に癒しを求めて観るその時間が、実は心を整える大切な“リセット”になっているそうです。専門家によると、物語の世界に浸ることで副交感神経が優位になり、精神的な休養がとれるとのこと。結果的に「自己肯定感」が高まり、仕事でも最高のパフォーマンスが発揮できるといいます。アニメという一見“遊び”のような行動が、科学的にも心身の健康に役立っているのです。
松丸亮吾の“筋トレ哲学” 体だけでなく脳をも鍛える習慣
謎解きクリエイターの松丸亮吾さんが語ったのは、2年間続けている筋力トレーニングの効果。以前は66kgあった体重を、努力の末に56kgまで落としたそうです。筋トレで体を動かすと心拍数が上がり、脳への血流が活発になります。これにより思考力や集中力のアップが期待できるとのこと。松丸さんは「筋トレを始めてからアイデアが浮かぶスピードが変わった」と実感しており、まさに“脳を鍛えるトレーニング”といえます。トレーニングは体力づくりだけでなく、仕事や勉強の効率にもつながると改めて感じさせるエピソードです。
横澤夏子がハマる“桃むき動画” 幸せホルモンでやる気アップ
お笑いタレントの横澤夏子さんが夢中なのは、なんと“桃の皮をむく動画”。この意外な趣味が脳に良い影響を与えることが分かっています。心理学的には、スッと皮がむける“爽快感”を視覚で感じることで、幸福ホルモン「セロトニン」が分泌され、ストレス軽減とやる気向上につながるそうです。SNS上でも「見ているだけで癒される動画」が人気を集めており、現代社会の疲れた心を癒す“新しい瞑想法”として注目されています。
上田竜也の“ナンプレ習慣” 寝る前の脳リセット
上田竜也さんは、寝る前のひとときにナンバープレイス(ナンプレ)を2ゲーム解くのが日課。ナンプレは数字を論理的に配置していくパズルですが、単なる遊びではありません。思考の切り替えを促し、1日の疲れをリセットしてくれる効果があるのです。寝る前にスマホを見る代わりにナンプレに集中することで、脳波が安定し入眠の質が上がるといわれています。まさに“静かな夢中時間”が、良質な睡眠へのカギを握っているのです。
“ゾーン”に入るレジェンドたち 極限の集中が生む奇跡
番組後半では、「THE★レジェンド」企画でアスリートの“ゾーン体験”が紹介されました。
メジャーリーグの大谷翔平選手は、デッドボールを受けた直後でも冷静に場を和ませたエピソードを披露。怒りではなく、笑いで緊張を解く姿勢はまさに「心の強さ」を象徴していました。
柔道の阿部一二三選手は、パリ五輪で鼻血を流しながらも集中を切らさず勝利をつかみ、「痛みすら意識になかった」と振り返ります。
さらに上野由岐子選手(ソフトボール)は、北京五輪の決勝戦で打者の動きがスローモーションに見えたと語り、松本薫選手(柔道)もロンドン五輪で同じ現象を体験。内村航平選手(体操)は世界選手権で「全てが自分の思い通りに動いた」と語りました。これはまさに、肉体と精神が完全に一致する“究極の夢中状態=ゾーン”。集中の極みに立つことで、人間の潜在能力は驚くほど開花するのです。
進化するバレーボール練習法 令和の“動体視力トレ”
バレーボールの練習法の変化にも注目が集まりました。1990年代は、紐付きボールを飛んだりくぐったりして敏捷性を鍛える練習が主流でしたが、令和のバレー界では動体視力や判断力を養うトレーニングが重視されています。地面を叩いて反応する“ハンマーパス”など、視野を広げる練習法も登場。佐藤淑乃選手や関菜々巳選手など、若手代表選手がその成果を披露しました。テクノロジーと心理学を組み合わせた“新時代のスポーツ科学”が感じられる内容でした。
高橋藍・大坂なおみ・大勢 三者三様の“夢中のカタチ”
カラダWEEKのアスリートサポーターを務めた高橋藍選手は、祖母の助言をきっかけにストレッチに目覚めたそうです。体の柔軟性が上がるとケガ予防にもなり、パフォーマンスも向上。まさに“夢中が自信に変わる”好例です。
テニス界の大坂なおみ選手は、全米オープンでベスト4に入った後も日常の癒しとしてハイキングを続けています。娘を連れてニューヨークのブルックリンを歩くその姿に、自然との対話を楽しむ余裕が見えました。
一方、読売ジャイアンツの大勢選手は、背番号にちなんで名付けた愛犬「いちごちゃん」との時間が心の支え。投手という重圧の中でも、ペットが精神のバランスを保つ存在になっているのです。
“脳力年齢”で測る心と体の若さ
番組では「脳力年齢」を測るユニークなテストにも挑戦。5組の靴下を仕分ける「マッチング靴下」、手の形を変える「チグハグハンド」、音に合わせて数字をタップする「数字でポン」の3種目で、集中力や記憶力をチェックしました。
高橋藍選手は脳力年齢18歳、芳根京子さんも18歳(ただし挟み方が雑で失格!)と、若々しい結果に。松丸亮吾さん、上田晋也さん、横澤夏子さんもそれぞれ好成績を記録。全員が“夢中”で取り組む姿勢こそが、脳を若く保つ秘訣であることを証明しました。特に松丸さんが「チグハグハンド」で3.1秒という驚異的タイムを出した瞬間は、スタジオが沸き立ちました。
“夢中”は最高の健康法 日常に取り入れるヒント
芳根京子さんは最後に、「歩く時に腕を後ろに引くと二の腕のトレーニングになる」と実践的なアドバイスを紹介。こうした“ながら運動”も夢中の延長にある行動です。大切なのは完璧を目指すことではなく、自分の“好き”や“心地よい”を見つけること。夢中になる時間が増えるほど、心もカラダも確実に若返ります。
東京を歩こう!『Sunrise to Sunset Walk』
番組の最後には、東京の名所を42.195km歩いて巡るウォーキングイベント『Sunrise to Sunset Walk』の情報が紹介されました。11月8日開催予定で、朝から夕暮れまで東京の街を“歩いて感じる”新しい体験。参加者全員が笑顔でゴールを迎える姿を想像するだけで、カラダが動かしたくなるイベントです。
まとめ
この記事のポイントは3つです。
・夢中になることが脳と心の健康を守る最強のセルフケアである
・アスリートや芸能人も“夢中”を通じてパフォーマンスを高めている
・小さな楽しみを見つけることが、幸せなカラダへの第一歩
“夢中”は特別な才能ではなく、誰にでも訪れる日常の魔法。あなたも今日、好きなことを5分だけでもやってみてください。それが、健康への一番の近道になるはずです。


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