“飲めちゃう”新感覚とろ~りグルメ特集
2025年5月12日(月)放送の『ZIP!』(日本テレビ系)では、人気コーナー「キテルネ!」で“とろ~り!まるで飲めちゃうグルメ”が特集されました。今回の企画を持ち込んだのは、モデルで女優のマーシュ彩さん。彼女自身がリポーターを務め、全国各地の“とろけるほどやわらかい”グルメを体験取材。親子丼、ピザ、大福と、ジャンルも見た目も異なる3品が紹介され、朝から視聴者の食欲をくすぐる内容となりました。
そば屋の看板が“飲める親子丼”!?東京・四谷「鴨の助」
最初に紹介されたのは、東京・四谷にあるそば屋「鴨の助」。そば屋でありながら、店の看板メニューはなんと“飲める親子丼”です。まるでスープのようにとろける口当たりが特徴で、「親子丼は飲み物です」というインパクトあるキーワードで話題になっています。
この親子丼は、鶏肉4種(鴨のつくね、鶏むね肉、もも肉、ささみ)を使い、カツオと昆布の出汁に加えて鶏がらスープ、そばつゆを合わせた卵液でとじています。鴨と鶏、2種のうまみを重ねることで、口に入れた瞬間にだしの風味とやわらかな鶏の味が一体となる絶品に仕上がっています。
卵液にはそば屋ならではの“つゆ”が効いており、卵の火入れも非常に柔らかく、とろとろの仕上がりに。ごはんと卵、鶏肉が一体となり、スプーンでそのまますくって食べられるほどのやわらかさ。高齢の方にもやさしく、人気の秘密がわかる一品でした。
渋谷「tar(タァ)」のピザは“飲める”!?話題のビスマルク
続いて登場したのは、東京・渋谷にあるピザ専門店「tar(タァ)」。2024年にオープンしたばかりにもかかわらず、食べログ保存数急上昇ランキングで1位を獲得した注目の新店です。なかでも話題となっているのが、「ビスマルク(2398円)」という名前のピザ。
このピザは、ナイフやフォークを使わなくても、まるで飲むように口の中で溶けていく生地と具材のバランスが特徴です。マーシュさんが紹介したとおり、ネット上では「飲める」というコメントが相次ぐほどのやわらかさとジューシーさを持っています。
生地には特別な製法が使われており、外はパリッと、中は空気をたっぷり含んだもっちり食感。トッピングのチーズや卵がとろりと流れ出すように仕上げられていて、“スプーンで食べられるピザ”という言葉がぴったりです。具材はベーコン、半熟卵、チーズなどが使用され、濃厚ながら後味が軽やかというバランスの取れた味わいが魅力です。
注文後すぐに焼きたてで提供され、1日で50枚以上売れたことがあるという人気ぶりも納得の一品。SNS映えも抜群で、グルメ好きの間では「渋谷の名物」として認知が広がっています。
三重県の老舗和菓子店が手がけた“飲める大福”「It Wokashi」
最後に紹介されたのは、三重県鈴鹿市にある創業300年以上の老舗和菓子店「小原木本舗 大徳屋長久」が手がける新ブランド「It Wokashi(いとをかし)」の大福。こちらは“飲めるほどやわらかい”和菓子として注目を集めています。
マーシュさんが取材したのは、いちごを練り込んだ求肥と、ピンクペッパーを加えたクリーム餡の組み合わせによる新感覚のフレーバー大福。通常の大福よりも水と卵白を多めに使い、ミキサーの回転を速めて空気をたっぷり含ませる製法で、まるでムースのような軽さととろける食感を実現しています。
外側の求肥は驚くほどやわらかく、指で触れるとすぐに沈み込み、持ち上げるのもやっとの繊細さ。中の餡も口に入れた瞬間に広がるクリーミーさで、和菓子とは思えないほどなめらかです。従来の大福の概念をくつがえす一品で、全国発送にも対応しているとのことです。
この大福は、和菓子の伝統を守りながら新しい挑戦を続ける職人の技術と発想力が光る逸品として、多くの和菓子ファンから支持を集めています。
とろける“飲めちゃう”グルメで朝から大満足!
今回の「キテルネ!」では、親子丼、ピザ、大福というジャンルの異なる3品が登場しましたが、どれも共通していたのは「とろけるほどやわらかく、口に入れた瞬間に広がる満足感」でした。硬いものが苦手な方や、お年寄り、小さな子どもにもやさしい食べやすさがありつつ、見た目や味にも妥協のない本格派ばかりでした。
番組を見て、これらのグルメに興味を持った方も多いはず。“飲める”という言葉の裏には、ただのやわらかさだけでなく、食材の選び方や調理法へのこだわりが詰まっています。
これからの食のトレンドとして“とろ~り系”グルメがますます注目される予感です。
放送の内容と異なる場合があります。
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