かつおと夏野菜のマリネ
2025年5月8日(木)放送の「キユーピー3分クッキング」では、料理家のワタナベマキ先生が「かつおと夏野菜のマリネ」を紹介しました。初夏にぴったりな、さっぱりとした一皿が丁寧に紹介されていました。今回のレシピは、刺身用のかつおを主役にし、赤パプリカやきゅうりなどの夏野菜と組み合わせて、ライムを効かせた爽やかなマリネに仕上げるというもの。かつおは和風の料理に使われることが多いですが、今回はライムやオリーブオイルを使うことで洋風のアレンジが加えられ、いつもと違った食べ方を楽しめます。
材料(2人分)
-
かつお(刺身用・皮なし・小)…1節(150g)
※使用前に水気をふき、塩少々をふっておく -
きゅうり…1本(100g)
-
パプリカ(赤)…1/2個(70g)
-
にんにく(みじん切り)…1かけ分
-
ライムの絞り汁…大さじ1
-
塩…小さじ1/2
-
オリーブ油…大さじ2
-
パクチー…20g
-
粗びき黒こしょう…少々
※1人前のカロリーは141kcal、塩分は1.2gです。
作り方
-
かつおは3㎝角に切り、軽く塩をふって下味をつけておきます。表面の水気はふき取っておくのがポイントです。
-
きゅうりは1㎝角に切り、赤パプリカはヘタと種を取り除いてから、同じく1㎝程度の大きさに切ります。きゅうりのシャキッとした食感と、パプリカの甘味がかつおとよく合います。
-
ボウルにライムの絞り汁、塩、オリーブ油を入れて、しっかりと混ぜ合わせてマリネ液を作ります。ここでよく混ぜて乳化させることが、おいしさを引き出す大事なポイントです。
-
マリネ液ににんにくのみじん切りを加え、かつお、きゅうり、パプリカも一緒に入れて、全体を丁寧に混ぜます。まんべんなくマリネ液がからむように混ぜたら、冷蔵庫に入れてしっかり冷やします。
-
食べる直前に、パクチーをざく切りにして加え、全体をさっと混ぜます。パクチーは香りが強く、時間が経つと風味が飛びやすいため、加えるタイミングは最後がベストです。
-
器に盛りつけて、粗びき黒こしょうをふれば完成です。お好みでバゲットやライムを添えると、さらに楽しみ方が広がります。
このレシピの魅力と使いどころ
-
火を使わない簡単調理:暑い日でもキッチンに立つのが苦になりません。冷たい料理なので、作り置きにも向いています。
-
さっぱりとした味わい:ライムの酸味がかつおや野菜の旨味を引き立て、夏バテ気味でも食が進みます。
-
洋風のひと皿としても使える:白ワインなどのお酒との相性もよく、前菜やおつまみにもおすすめです。
-
健康志向にもぴったり:高たんぱく低脂肪なかつおに、ビタミン豊富なパプリカや食物繊維の多いきゅうりを合わせることで、バランスのよい一品に仕上がります。
作るときのコツと注意点
-
マリネ液はしっかり混ぜて乳化させること:分離したままだと油っぽく感じやすく、全体の味がまとまりません。
-
具材を加えたらすぐに冷蔵庫へ:冷たくすることで味がなじみ、さらにおいしくなります。
-
パクチーは必ず最後に加える:先に加えると香りが飛んでしまうため、仕上げに混ぜるのがベストです。
-
バゲットは少し焼いてカリッとさせても良い:表面に軽く焼き色がついたパンとの相性は抜群で、マリネの汁がしみて絶品です。
まとめ
今回の「キユーピー3分クッキング」では、かつおの新しい楽しみ方として紹介された「かつおと夏野菜のマリネ」。火を使わずに簡単に作れるうえに、彩りも豊かで栄養バランスも良いという、まさに万能な一皿です。ライムの爽やかさ、パクチーの香り、野菜のシャキシャキ感、そしてかつおの旨味が合わさったこの料理は、暑い季節の食卓を華やかに彩ってくれること間違いなしです。特別な調味料を使わず、身近な材料で手軽に作れるのも嬉しいポイント。ぜひこの機会に作ってみてください。
コメント