鶏スペアリブの甘みそがらめ&新じゃがポテトで和風がっつり献立
2025年5月5日(月・祝)放送の『キユーピー3分クッキング』(日本テレビ系列)では、料理家のワタナベ マキ先生が登場し、こどもの日にもぴったりな「鶏スペアリブの甘みそがらめ」を紹介しました。鶏肉の中でもうま味が詰まった「スペアリブ」を使い、まずはカリッと揚げてから、みそベースのたれでしっかりと味をつける、ごはんがすすむ一品です。さらに、つけ合わせには旬の新じゃが芋を使ったフライドポテトが登場。皮付きのままじっくり揚げて、じゃが芋の甘みとホクホク感を存分に引き出します。
どちらの料理も家庭で再現しやすい手順と食材で、家族みんなで楽しめる和風のがっつり献立になっています。この記事では、番組で紹介された材料や詳しい作り方、さらに調理のポイントやコツ、献立の組み合わせまで、わかりやすく丁寧に解説していきます。
材料(2~3人分)
・鶏スペアリブ…12本(約340g)
・塩…小さじ1/4
・粗びき黒こしょう…少々
・酒…大さじ1と1/2
・おろしにんにく…1かけ分
・片栗粉…大さじ1
▼甘みそだれ
・みりん…大さじ2
・みそ…大さじ1と1/2
・炒り白ごま…小さじ1
・新じゃが芋…2〜3個(約300g)
・塩…少々
・油…適量
カロリー(1人分):約309kcal
塩分(1人分):約1.9g
作り方の流れとポイント
鶏スペアリブは下ごしらえから丁寧に行い、臭みを抑えながら旨みを引き出します。じゃが芋は冷たい油からじっくりと揚げて、皮ごとホクホクに仕上げるのが今回のポイントです。
1.鶏スペアリブをゆでて下ごしらえ
たっぷりの湯を沸かし、鶏スペアリブを30秒ほど軽くゆでてからザルにあげる。この工程で余分な脂と臭みを取り除きます。ペーパータオルで表面の水分をしっかりふき取ったら、塩・粗びき黒こしょう・酒・おろしにんにくをもみ込んで10分ほど置いて味をなじませます。
2.新じゃが芋をじっくり素揚げに
新じゃがは皮つきのまま4〜6等分のくし形切りに。冷たい油の中に入れて火をつけ、170℃くらいまで温度が上がるようじっくりと加熱。3分ほど揚げて外はカリッと、中はホクホクになるまで火を通します。揚げたあとは塩をふって味を整え、器に盛っておきます。
3.鶏スペアリブをカリッと揚げる
下味をつけた鶏スペアリブに片栗粉を薄くまぶし、170℃の油でときどき返しながら4〜5分揚げます。最後に火力をやや強めて温度を上げ、表面がカリッと色よくなったところで取り出し、しっかり油をきります。
4.甘みそだれをからめて仕上げ
小さめのフライパンに甘みそだれの材料(みりん・みそ・炒りごま)を入れて中火にかけ、軽く煮立たせたところに揚げた鶏スペアリブを加えます。強めの火で煮からめながら全体にたれをしっかりとまとわせます。全体に照りが出て、甘辛い香りが立ってきたら完成。先に盛っておいたじゃが芋の器に一緒に盛りつけましょう。
調理のコツと下ごしらえの工夫
・鶏スペアリブは下ゆでで臭みを除くことで、仕上がりの味が格段に良くなります
・にんにくの風味と酒の効果で肉がやわらかくなり、食べやすくなるのも大切なポイントです
・じゃが芋は水にさらさず、そのまま冷たい油から入れるのがホクホクに仕上げる秘訣です
・揚げるときの油の温度管理と、最後の一手間(高温で仕上げ)がカリッと感を左右します
おすすめの食べ方と献立アレンジ
鶏スペアリブの甘みそがらめは、ごはんとの相性が抜群の味に仕上がっているので、炊きたての白ごはんにのせて丼風にするのもおすすめです。甘辛い味つけはお弁当にもぴったりで、冷めてもおいしく食べられます。
●副菜におすすめ
・ほうれん草のおひたし
・大根ときゅうりの甘酢漬け
・なめこの味噌汁や豆腐のお吸い物
これらを組み合わせることで、味と栄養のバランスが取れた和風の献立になります。
まとめ
『キユーピー3分クッキング』2025年5月5日放送回では、鶏スペアリブの甘みそがらめと、新じゃが芋のフライドポテトのセットが紹介されました。揚げた鶏肉に甘みそだれをしっかりからめることで、食欲をそそる和風おかずに。新じゃがの素揚げは、素材本来の甘みと香ばしさが引き立つ仕上がりになります。
短時間でしっかり味が決まる調理法や、家庭でも再現しやすいポイントがたくさん詰まっており、日常の食卓に取り入れやすい内容でした。ごはんが進むメインおかずとしても、お弁当やおもてなし料理としても大活躍間違いなしです。
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