オクラと鶏肉の青じそ炒め|さっぱり香る夏の炒め物
2025年5月10日(土)放送予定の『キユーピー3分クッキング』では、夏にぴったりの爽やかな炒めもの「オクラと鶏肉の青じそ炒め」が紹介されました。暑さで食欲が落ちがちな季節でも、香り豊かな青じそを使うことで、食べやすく満足感のある一品に仕上がっています。味つけはとてもシンプルで、酒と塩のみ。それでも素材の風味をしっかり引き出し、鶏肉の旨み、オクラのとろみ、青じその香りが絶妙に合わさる料理です。
にんにくの香ばしさを加え、しっかり焼き色をつけた鶏もも肉と、やさしい口当たりに仕上げたオクラ、そして手でちぎって仕上げに加える青じそ。この調理の流れにこそ、このレシピの魅力が詰まっています。青じそは火を止めてから加えることが最大のポイントで、香りを逃がさず爽やかな後味に仕上げます。
オクラと鶏肉の青じそ炒めの魅力と調理の工夫
・味つけは酒と塩だけのシンプルな調味料
・にんにくの香りで食欲を引き出す
・オクラは下処理してから調理することで口当たりがなめらかに
・鶏肉は皮目からしっかり焼くことで香ばしさアップ
・火を止めてから青じそを加えることで爽やかな香りがしっかり残る
炒めものですが、油っこくなく、さっぱりとした仕上がりです。おかずとしてはもちろん、お弁当やおつまみにも使いやすく、家庭の定番メニューにもなりやすい一品です。
材料(2人分)
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鶏もも肉(大)…1枚(約300g)
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塩…少々(下味用)
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オクラ…10本(約100g)
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青じそ…8〜10枚
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にんにく…1かけ
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酒…大さじ1
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塩…小さじ1/4(仕上げ用)
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レモンのくし形切り…1切れ
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油…大さじ1/2
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塩(オクラの下処理用)…適量
作り方
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鶏肉の下ごしらえをします。余分な脂と筋を取り除き、一口大にカットしたら塩少々をふって下味をつけます。
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オクラはヘタの先端を少し切り落とし、ガクのまわりをぐるっとむきます。塩を適量すりつけてから流水でこすり洗いし、水気をよくふき取った後、斜め半分に切ります。この下処理によって、オクラの表面の産毛が取れて食べやすく、なめらかな口当たりになります。
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にんにくは縦半分に切って芽を取り、包丁の腹でつぶしておきます。
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フライパンに油とにんにくを入れて中火にかけ、香りが立ってきたら鶏肉を皮目を下にして並べます。このまま4〜5分ほど焼いて、しっかり焼き色がついたら裏返してさらに1分焼きます。にんにくが焦げそうなときは、鶏肉の上にのせておくと焦げつきを防げます。
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鶏肉をフライパンの端に寄せ、空いたところにオクラを加えて2〜3分ほど炒めます。火が通ったら酒と塩(小さじ1/4)を加えて全体をさっと混ぜ合わせます。
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火を止めてから、軸を取って手でちぎった青じそを加えます。ざっくりと全体を混ぜ、香りをしっかり立たせた状態で仕上げます。
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器に盛り、レモンのくし切りを添えて完成です。
このレシピの栄養バランスと調理のヒント
・1人前のカロリーは328kcal、塩分は1.4gと比較的控えめで、健康的な一品です
・鶏肉は良質なたんぱく質が含まれており、青じそには抗酸化作用のある成分が豊富
・オクラは食物繊維が豊富で、整腸作用も期待できます
・レモンの酸味がアクセントになり、全体の味を引き締めてくれます
このレシピでは油も少量しか使わないため、さっぱりと食べられるのにしっかり満足感があります。夕食の主菜にも、副菜としてもおすすめできる一皿です。
今回の『キユーピー3分クッキング』では、手軽に作れて栄養バランスもよく、夏の食卓にぴったりな炒めものが紹介されます。青じその使い方や香りの引き出し方など、料理のコツが詰まった内容なので、放送後はぜひレシピをチェックしてみてください。
放送の内容と異なる場合があります。
気になる点や作ってみた感想などありましたら、コメントで教えてください。記事内でご紹介することもあります。
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