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【ZIP!】そろタッチが世界で注目!デジタルそろばん&Zen Brush 2書道で進化する子どもの習い事2025|11月4日放送

ZIP

子どもの習い事が進化中!そろばんも書道も“タブレット世代”へ

秋は新しいことを始めたくなる季節。あなたの子どもも「何か習い事を始めてみたい」と言っていませんか?最近は、そろばんや書道といった昔ながらの習い事が、デジタル技術と結びついて“進化系”になっているんです。この記事では、2025年11月4日放送の『ZIP!』特集から、今注目の最新習い事事情をまとめます。中学受験や運動能力アップを目指す家庭にも役立つヒントが満載です。

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世界に広がる“デジタルそろばん”!そろタッチで計算力を鍛える

最初に取り上げられたのは、東京・千代田区のそろタッチ教室 飯田橋ラボ校。ここは、タブレットを使った“新感覚のそろばん教室”として全国的に注目を集めています。学習に使うのは、アプリ『そろタッチ』。子どもたちはタブレットの画面上に並ぶ数字を、まるで頭の中のそろばんを弾くようにして計算します。音やアニメーションを交えたゲーム感覚の設計で、自然と集中力とスピードが身につくのが特徴です。

従来のそろばんは、指先の動きで珠をはじく“感覚”を大切にしていましたが、そろタッチでは「見て・聞いて・考える」ことで、脳内にそろばんのイメージを作り上げます。これにより、紙のそろばんを使わずとも暗算能力が高まるとされ、いわゆる“イメージそろばん”を体系的に学べる画期的な方法として評価されています。

さらに驚くのは、オンライン授業の導入により、現在では世界20の国と地域に生徒がいること。日本の教育技術が国境を越えて広がり、子どもたちが世界のどこからでも学べる環境が整っています。中学受験で算数の配点が高まる中、そろタッチのような学習法は“計算力強化”を目指す家庭にとっても強力な味方となっています。

タブレットで習字!?未来型の書道教室が人気上昇中

次に紹介されたのは、東京・小金井市にある佐久間甫祐 書道教室。ここでは、タブレットと筆ペンを使った“デジタル書道”が子どもたちの間で話題です。アプリ『Zen Brush 2』を活用すれば、半紙を何枚も使わずに何度でも練習できるため、失敗を恐れずに挑戦できるのが魅力です。筆圧や筆の傾きまで再現できるため、まるで本物の墨を使っているような感覚で練習が可能です。

このスタイルが注目される理由は、上達スピードの速さにあります。タブレット上で繰り返し練習できることで、筆の流れや文字のバランスを体で覚えられ、実際の筆書きの上達にもつながっているそうです。先生の佐久間甫祐氏は、「タブレットで感覚を掴んだ生徒ほど、実際の筆でも線が安定している」と語ります。

また、紙を使わないため、環境に優しいという点も保護者から支持されています。静かで集中できる環境の中で、子どもたちは一画一画に心を込め、現代的な“デジタル書の世界”を楽しんでいるのです。

忍者のように体を動かす!「忍者ナイン 青葉台駅前ラボ」で運動能力を発掘

次に登場したのは、神奈川県横浜市の忍者ナイン 青葉台駅前ラボ。ここでは、子どもたちが体を動かしながら、自分の“得意なスポーツ”を見つけるためのプログラムが行われています。名前のとおり、子どもたちは忍者のように走り、跳び、投げる動作を通して運動の基本を学びます。

番組では、やり投げの練習をする子どもたちの様子が映されました。ここでは北口榛花選手や山本由伸選手など、トップアスリートの練習法をもとに体の使い方を指導しているのが特徴です。スポーツを専門的に習うのではなく、あくまで「運動能力の土台」を育てるスタイル。これにより、サッカーでも野球でも陸上でも応用できる身体感覚を養うことができます。

「運動が苦手だった子が、楽しみながら自信を取り戻した」という声も多く、最近では幼児から小学生まで幅広い年齢の子どもが通うようになっています。子どもたちが笑顔で汗を流す姿は、まさに“体を使って未来を学ぶ”教育の象徴です。

速く走りたい子が急増!「かけっこ教室」がブームに

そして今、全国的に急増しているのが“かけっこ教室”。番組では、東京都内にあるRunner’s Park TOKYOKIZUNA TOKYOが紹介されました。どちらも「速く走りたい!」という子どもたちが集まる人気教室で、ここ数年で都内だけでも100以上のチームが誕生しています。

かけっこは特別な道具がいらず、公園や校庭でも気軽に練習できることから人気が広がりました。番組に登場した小学2年生の男の子は、初参加で25m走に挑戦。トレーナーから“スタート姿勢”や“腕の振り方”を教わり、わずか数回の練習でタイムが0.4秒短縮という成果を出しました。わずか0.4秒でも、子どもにとっては大きな成長。笑顔でゴールする姿に、見ていた親御さんも思わず拍手を送っていました。

また、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手や桐生祥秀選手といった陸上界のスターの活躍が、子どもたちの憧れを後押ししています。「走ることが好き」という気持ちが、運動の入り口になる――これもまた、現代の習い事が目指す“楽しく学ぶ”形です。

習い事の進化が教えてくれること

番組の締めくくりでは、山下さんが「悩み事をそろそろ考えないとな~、という悩みが出てきているので、すごく参考になりました」とコメント。これは、親の立場から見た“学びの選択肢の広がり”への共感の言葉でもあります。

そろばん、書道、スポーツ――どれも昔からある習い事ですが、今の時代は“デジタル×教育”によって、より柔軟で創造的な学び方が可能になっています。オンライン化やアプリの導入で、家庭と教室の境界がなくなり、子どもたちは自分のペースで学べるようになりました。

重要なのは、「習い事が子どもの個性を伸ばす手段である」という考え方。無理に成果を求めるのではなく、好きなことに夢中になれる時間を大切にする――それこそが、教育の進化の中でも変わらない原点です。

まとめ

この記事のポイントは以下の3つです。
・そろばんや書道など、伝統的な習い事がデジタル技術で進化
そろタッチ教室 飯田橋ラボ校などオンライン対応で世界へ拡大
忍者ナインかけっこ教室など、楽しみながら体を鍛えるスタイルが主流に

2025年の今、子どもの習い事は“学び”から“体験”へと進化しています。タブレットの中でも、公園のグラウンドでも、子どもたちは新しい発見を積み重ねています。親にできることは、その芽を信じて見守ること。小さな挑戦が、未来を形づくる第一歩になるかもしれません。

出典:日本テレビ『ZIP!』2025年11月4日放送

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